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日本語レッスン15 「の(ん)だ」

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发表于 2007-12-16 19:51:05 | 显示全部楼层 |阅读模式
作者:市川保子  
" v3 s. \5 V! z( E私達は相手が何かしているのを見て、「○○さん、何をしていますか。」とも言うし、「○○さん、何をしているの(ん)ですか。」と言うこともあります。両文の違いは「の(ん)です」があるかないかです。  ( V* y7 f+ W  ^( X/ R1 N3 M
「の(ん)だ」(会話では「んだ」「んです」になりやすい)は日本人がよく使用するのに、外国人学習者がうまく使えない表現です。私達日本人はどんなときに「の(ん)だ」を使ったり、使わなかったりするのでしょうか。  ; }+ l3 Z/ k0 S4 X& T9 B4 |
   
5 {. r5 `6 K: k( j「の(ん)だ」の基本的な意味は、「説明を与える」、疑問文では「説明を求める」ということです。  
8 W' }' ^7 M  _* kそして、「の(ん)だ」で重要なことは、文脈、状況と結びついて使われることです。  
# B& t2 w8 \/ I9 t9 E' s 次の2文はいつ使うか考えてみましょう。  : d3 }4 m! l$ ]9 ]+ Y' T
   9 K" }1 ?: }2 O' V( l" R
(1)                  雨が降っている。  7 z' E5 Q% p# X
(2)                  雨が降っているんだ。    C- p& F) a) W" x- p) c
   
; B' \- _; [5 B5 W) W) g  t7 ?) s(1)は、たとえば、外を見て単に「雨が降っている」という事態を述べているだけです。一方、(2)は、人が傘をさしているとか、ぬれた傘を持って部屋に入ってきたなどという、状況があって、それを見て(それを知って)「雨が降っている」という事情を説明する(ここでは納得する)言い方です。  / \6 ~5 b5 P& O0 |
   : [+ x) O& b+ [5 B: L% O- W5 t
疑問文についても同じことが言えます。  . @1 T! k- V& N' ~7 k' r% R; s
   
# K4 p4 |+ c( v& K% Q (3)その本はおもしろいですか。  " p$ G8 d% p6 r+ U% Y
 (4)その本はおもしろいんですか。  
- q# D$ w( D% Y+ x8 D0 D. |   ; p6 s" v, d& j2 J" H
 (3)は単にその本がおもしろいかどうかを尋ねています。しかし(4)は、相手が夢中で読んでいるとか、いつも持ち歩いているという状況を見て、それなら「おもしろいのか」と説明を求めたり、確認をしたりする言い方です。  
" z- E# C; I! m; Y   ! J! I& l* e  o2 J+ k
「の(ん)だ」は次のような形で使われることが多いです。  
$ Y* [1 H& W' _/ _2 [1.            説明  ) [6 o) N6 m8 }5 i6 `
例:道が込んでいる。きっと事故があったのだ。(前文が事態、後文がその説明)  1 k4 K  b5 R3 k
2.            主張  $ ?8 u' y1 r" f5 o- ]# c! D& ~
   例:それでも地球は丸いのだ。  # A. U" L! ^- q+ X3 A& [
3.            言い換え  / _; a* y" `, ]
   例:彼女は人のものを何でもほしがる。要するに彼女は子供なのだ。  
5 i# l4 {: s0 o) x4.            帰結  
9 s; u% D& s/ ~   例:変な男がうろうろしていた。だから犬がほえたのだ。  
; S$ o' E+ r& K9 g/ x. u1 N& p: u   / Y( f. f8 [+ p: m
1~4の他に、次のように命令を表すこともあります。  & a' O# j* }3 D+ s; P
5.            命令  + |( x+ X9 `  m9 b: d0 |: h
   例:さっさと寝るんだ。  
, [6 H6 x1 i6 f4 W  ^   
$ |+ {6 N$ I2 O7 i" h疑問文では、ある前提・状況があって、「説明を求める」「確認をする」というのが本来の用法ですが、「問いただし」や「とがめ」の意味になることもあります。  
6 a( Y# d/ n% k! y4 V! h   
* Q8 N. {/ B1 t# \. P. } (5)こんな時間にどこへ行くんですか。  
3 \/ X; X+ z, q+ @. | (6)まだあの女に会うんですか。  
9 u( A5 v7 D3 i6 r& ?   
2 l" j- _" Q8 m「の(ん)だ」の接続を次に示します。  7 s; Y2 j* m+ G2 i
   
. b" L$ `2 [8 V& O9 S  c8 @/ P  
% l# [) Q2 ~( c2 Q
& p! b( p8 Y$ l! ~: p2 \' Q' ]& _$ i) X  L) f# R# j

1 @0 n6 b) L* d9 o0 U, t+ R
$ s; P; x* U8 @3 t% R2 s
- s3 p3 p3 n" D1 L( ~: A( I    動詞  
" z0 u) c1 a0 h- L) |1 k3 N' t$ V; F, U  b
    い形容詞  
, A) V8 |, B- X# g
: R+ N: \8 ^2 k0 v7 M  な形容詞/名詞+だ  6 H3 l" t; C1 j2 M# w3 @

+ u; _. c$ V% Z: V5 [7 T
& |0 }7 J: u/ M' S- v8 I  j8 l- G行く  
( k7 w0 l  h1 P5 \1 ?# A行かない   +の(ん)だ    ^' `3 _$ }" E/ f, \7 q9 l) Q
行った  / R  k% w# l7 i" L, {& H
行かなかった  
! l% P$ t: Q4 S2 s4 U* v$ C
2 _- A, }" q: L: T1 R$ F1 c7 t痛い  . z* p; A2 f% ]4 @! T# e$ W
痛くない   +の(ん)だ  6 @2 W0 H# S# I" A$ r& T( z
痛かった  
0 [! g! G, @+ Y4 N6 }$ j痛くなかった  ! [* |! J6 q. Q* a; N
! E& w& _6 @" B) Z7 n) P# H' X) ?
~な  9 d- h- \7 t, r3 v
~じゃない  +の(ん)だ  ) W/ m& U$ R2 |
~だった  2 P8 [9 |; E  M( [5 N* p
~じゃなかった   
. p! F! Q. t+ _   , a2 R4 d0 i5 G3 D' H
「の(ん)だ」に「主張」の意味合いがあるためか、学習者の中には、主張したい、強調したいと言って、「の(ん)だ」をやたらに使う人がいます。韓国の方もその傾向にあるようです。「の(ん)だ」が多いと、主張が強すぎて、読み手は読む意欲をなくしてしまいます。そういう傾向がある学習者には、一度、「の(ん)だ」を使わないでレポートなり文章なりを書かせてみてください。    K. S  _$ U$ C% F
 そして、そのあとで、ここには「の(ん)だ」を入れたほうがいい、ここはよくないというように、説明しながら指導してください。  
0 X0 {6 A  ]4 \" ?/ G7 N' ~学習者にとっては自分の書いた文章なので、真剣に聞いてくること請け合いです。  % ^' s' D7 }* d; {9 A3 j) Z* l( k; d
   " c+ Z3 k3 f0 K* R
「の(ん)だ」は述語(動詞・形容詞)の普通形(「名詞+だ」は「名詞+な」)に接続するので、普通形を習ったあとでしか導入できないと考えられてきました。しかし、日常的には「・・んですか」は頻繁に用いられるため、その導入を早めるという傾向が見られるようになりました。早める方法として、普通形はまだ習っていなくても、「聞き取り」練習でどんどん自然な「んです」「んですか」の入った会話を聞かせるという方法もあります。また教科書によっては、普通形の導入を早め、導入と同時に「の(ん)だ」を入れているものもあります。  2 y& t: J- w0 d( U5 P
学習者は外で「の(ん)だ」をよく聞くせいか、使えるほどにはなりませんが、あまり反抗なく「普通形+の(ん)です」を学習するようです。  
- U/ Q4 p: ~/ s' l, Z! F9 gただし、はじめに述べたように、使いすぎや使い方によって、「の(ん)だ」が押し付けがましい、攻撃的な、また、詰問調の印象を与えてしまうので、注重をさせてください。
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