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楼主: 不殆

故事成语(こじせいご)

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 楼主| 发表于 2004-1-30 23:00:00 | 显示全部楼层
[B]似て非なるもの[/B]<にてひなるもの>

同じようだが、実際は全く別のもの。
最近は、にせもの、いかがわしいものなど、悪い意味で使われています。


孔子が弟子たちに言いました。

  「私は、外見が似ていて、中身が全く違うものを憎みます。

   たとえば、
   莠(はぐさ)という植物を憎むのは
   私たちにとって大切な穀物の苗に似ていて紛らわしいからです。

   口先のうまい人を憎むのは、
   その言葉が義(=正しい筋道)に似ていて紛らわしいからです。

   言葉を上手に扱う人を憎むのは、
   間違っていてもまるで真実のように聞こえて紛らわしいからです。

   鄭(てい)の国のみだらな音楽を憎むのは、
   優雅な音楽に似ていて紛らわしいからです。

   紫のような中間色を憎むのは
   正色である朱色に似ていて紛らわしいからです。

   そして、偽善者を憎むのは、
   ほんとうに徳のある人に似ていて紛らわしいからです。」
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 楼主| 发表于 2004-1-30 23:00:00 | 显示全部楼层
[B]背水の陣[/B]<はいすいのじん>

逆境に追い込まれて覚悟を決めて、死にものぐるいで頑張ること。


昔から、川や絶壁を後ろにして陣地をとることは、
敵が攻めてきたとき窮屈になるので、絶対にしてはいけない
と言われてきました。

漢の国が、天下統一を果たそうとしていました。
最後に立ちはだかったのは、趙の大軍です。

漢の名将韓信は、一万二千の軍勢を率いて、
約二十万もの大軍である趙の国の軍勢と向きあうことになりました。

韓信は、二千人の兵士に赤い旗を持たせて
山中に隠れて待っていろ、と命令しました。
そして残りの一万が、河を背にして敵陣と向きあったのです。

趙の人々は
「河を背にして陣地をとるとはばかなことだ」とあざけり笑い
「夜のうちに奇襲をかけてやっつけた方がいい」という意見も出されましたが
「あんなことを考えるやつらにそんな必要もないだろう」と判断されました。

朝になって戦いが始まり、激戦となりました。
韓信は、予定どおり退却するふりをして、さらに河辺にさがりました。
余裕のある趙の兵士達と違い、
後がない漢の兵士達は、覚悟を決めて必死になって応戦しました。
そのすきに、山中に潜んでいた漢軍の伏兵達が
からっぽになった趙の陣地を占領して、一気に赤い旗を掲げたのです。

自分の陣地に敵の旗が立ち並ぶのを見た趙の兵士は驚きました。
そして、慌てふためいて乱れた趙の軍勢を
漢の軍は挟み撃ちでやっつけてしまった、ということです。

勝利の戦いの後
「兵法にない手段をとったのはなぜか」
と尋ねられた韓信は、

  「確かに兵法には具体的な戦術としては書かれていないが
   『軍隊は死地に陥れてこそ生きる道がある。
   滅びてしまう境遇に置かれてこそ存ずる道がある。』
   ということが書かれているよ。」

と答えました。

追い込まれて真剣になったときの人々の強さを利用したのです。
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 楼主| 发表于 2004-1-30 23:00:00 | 显示全部楼层
[B]破竹の勢い[/B]<はちくのいきおい>

勢いが激しくて手の施しようがない。


晋の武帝は南の呉を滅ぼそうと軍隊を南下させました。
しかし戦いは思ったように進まず、軍法会議が開かれることになりました。
会議では撤退論が多数を占めましたが
将軍の杜預(とよ)は熱心に進軍を勧めました。

  「今、我が軍の士気はとても高まっています。
  たとえて言うならば、竹を割るようなものです。
  竹は最初の一節を割ると、あとは一気にすっぱりと割れて裂けてしまいます。
  一気に攻め込めば、あとは何も手を施す必要はないでしょう。
  ぜひ今、攻め込むべきです。」

杜預の意見にしたがって進んで、晋は呉を滅ぼしました。
そして天下の統一を成し遂げたのです。
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 楼主| 发表于 2004-1-30 23:00:00 | 显示全部楼层
[B]伐木の契り[/B]<ばつぼくのちぎり>

とても親密な友情のこと。


木を切る音が森の中に響き渡っている。

こんなにも騒がしい伐木の音の中で

おう、おう、と鳥の鳴く声が聞こえてくる。

深い谷から高い木へと遷り

おう、と鳴いては、友を呼んでいる。

あの鳥たちでさえ

こうして友を呼びあっているのだ。

まして、人ならば

友を求めずには生きてゆけないだろう。
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 楼主| 发表于 2004-1-30 23:00:00 | 显示全部楼层
[B]万事休す[/B]<ばんじきゅうす>

手の施しようがない。すべてが休止してしまうこと。


大国であった唐が倒れ、五代十国の乱世となりました。
地方の小国であった荊の国を治めていたのは高従誨(こうじゅうかい)でした。

従誨にはたくさんの子供がいましたが
従誨は10番目の幼な子の保勗(ほきょく)ばかりを溺愛しました。
激怒しているときでも、この子を見れば怒りが消えて
にっこり笑うのでした。
そんな従誨の態度を見ていて、荊の国の人たちは

  「すべての事が休んでしまった(=これ以上先に進まない)」

と思うようになりました。

従誨が亡くなったあと、三男の保融(ほうゆう)が跡を継ぎましたが
才能に乏しく、弟の保勗に政治を任せることが多かった。
保融が十三年、その後を保勗が継ぎましたが
保勗は甘やかされて育ったため身勝手さが多く見られ
国が乱れてしまいました。

そして三年後、とうとう荊の国は滅ぼされてしまいました。
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 楼主| 发表于 2004-1-30 23:00:00 | 显示全部楼层
[B]覆水盆に返らず[/B]<ふくすいぼんにかえらず>

離婚した夫婦は二度ともとに戻らないこと。
一度してしまったことは二度と取り返しがつかないこと。

呂尚(りょしょう)と馬氏(ばし)は夫婦でした。
夫である呂尚は読書ばかりしていて暮らしのことなど全く考えていませんでした。
妻の馬氏はあきれてしまい、実家に帰ってしまいました。

周の国の時代になると、呂尚は「太公望(たいこうぼう)」と呼ばれて取り立てられ、
斉の国を与えられて、高い位につきました。
それを知った馬氏は、馬に仱盲繀紊肖吻挨扦窑钉蓼氦璡
自分が家を出たことを詫びて、再び夫婦になりたいと願い出ました。

呂尚は馬氏の目の前で盆に水を入れ、
それを傾けて地面にこぼしました。
そして

  「このこぼした水をすくってみなさい。」

と言いました。
馬氏は言われたとおりにすくおうとしましたが
手ですくえるのは泥だけでした。
呂尚は

  「君は自ら望んで私と別れた。
  今、あらためて私と一緒になりたいと言っているが
  覆した盆の水が再び戻せないのと同じで、復縁は無理だ。
  一度実行してしまったことは、もう取り返すことができないのだよ。」

馬氏は悲しみ嘆いたまま死んでいきました。
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 楼主| 发表于 2004-1-30 23:00:00 | 显示全部楼层
[B]矛 盾[/B]<むじゅん>

つじつまがあわないこと。論理が一貫しないこと。


楚の国の人で、武器を扱う商人がいました。
彼は、矛(ほこ)という、やりのようなものと、
盾(たて)という防具を売っていました。

矛を売るときには

  「この矛はとても鋭くて、突き通せないものなどない」と言い、

盾を売るときには

  「この盾はとても堅く、どんなものでも突き通すことなんてできない」と言いました。

すると、ある客が

  「それなら、あなたの矛で、あなたの盾を突いたら、どうなるのですか」

と質問しました。
彼は答えることができませんでした。
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 楼主| 发表于 2004-1-30 23:00:00 | 显示全部楼层
[B]狼子野心[/B]<ろうしやしん>

人に悪いことをしようとする心。
ひそかに抱いている無理のある望み。野望。


楚の国の子良(しりょう)に子どもが生まれました。
越椒(えつしょう)と名づけました。

ある時、子良の兄の子文(しぶん)が忠告しました。

  「残念だが、この子を殺してしまいなさい。
   この子の姿は、まるで熊や虎のようで、声は山犬や狼のようだ。
   この子を殺さなければ、きっと我が一族は滅ぼされてしまうだろう。
   『狼の子は、いくら飼いならしても野生の心を失うことなく
   その飼い主に害を与えてしまうものだ』
   というが、この子はまさにその狼の子だ。」

子良は父親として、そんな忠告を聞き入れることなどできませんでした。

しかし、成長した越椒は親族を皆殺しにして
楚国の王に峙绚蚱螭皮剖坤沃肖蚵窑工长趣摔胜辘蓼筏俊
残念ながら子文が予測したとおりになってしまったのです。

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 楼主| 发表于 2004-1-30 23:00:00 | 显示全部楼层
[B]両雄並び立たず[/B]<りょうゆうならびたたず>

二人の英雄が存在することはできない。
どちらかが滅びるまで争い続けることになる。


楚の国の項羽と漢の国の劉邦という両雄が争っていました。
項羽が優位に戦いを進めていたので
劉邦はいったん軍をさげて、体制を整えようとしました。
そのときある漢の儒者が劉邦に進言しました。

 「君主にとって、自国の民は天(=もっとも大切なもの)です。
 民にとっては、食べ物が天です。
 今、相手の楚軍の占領地にある大きな穀物の倉が手薄になっています。
 これは私たち漢にとってはまさに天の援助です。
 今、そこを攻めないで軍を引き上げてしまうのは
 大きな間違いだと思います。

 両雄は倶(とも)に立つことはできません。
 今は楚軍と向き合ったままでいるべきです。
 そして穀物を手に入れて、人々の身も心も潤して
 楚を圧倒する力を誇示しなければなりません。」
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 楼主| 发表于 2004-1-30 23:00:00 | 显示全部楼层
[B]臨機応変[/B]<りんきおうへん>

時と場合によって適切な対応をすること。


南北朝時代に梁という国がありました。
領内では内乱が多く、諸外国からの侵略もあり
大変な状況が続いていました。

梁の国の王家の一員だった蕭明(しょうめい)は
王から絶大なる信頼を受けていました。

蕭明が軍隊を率いて敵を取り囲んだことがありました。
一気に取り囲んだ後、蕭明は何の動きも見せませんでした。
部下たちがあれこれと知恵を出しあって
敵を攻略しようと策を練って提案するのですが
蕭明はそのたびに怒って言いました。

 「私は自分自身で機(=事態)に臨み
  その変化に応じて相手を制することにしているのだ。
  余計なことは言わないでくれ。」

  ※原話では「臨機制変」となりますが、のちのち応変になったようです。

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 楼主| 发表于 2004-1-30 23:00:00 | 显示全部楼层
先发这些,想必中文的意思就不用解释了吧
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发表于 2004-1-30 23:00:00 | 显示全部楼层
好东西,收下,谢楼主
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