方立て:
連窓の中柱、及び嵌め殺しサッシや袖付きドアなどの中間にある竪柱を方立てという。
無 目:
段窓の間に納まる横材、及び欄間付きドアなどの仕切横材を無目という。
中 骨:
枠内に入って、開口壁材と接せず、固定された横骨を中骨という。例えば、嵌め殺しの中間の竪骨と竪枠、あるいは、竪枠と竪枠とを連接している横骨。
竪 骨:
枠内に入って、開口壁材と接せず、また固定された柱を竪骨という。例えば、片引き
サッシにおける、嵌め殺し部の召合せ部材。
框:
可動する扉・戸及び障子の四周などを構成する部材を框という。框の上部に位置する上框といい、下部に位置するものを下框といい、竪に位置するものを竪框という。
召 合 せ 框:
両開き框ドアにおける中央の出合い、引違いサッシなどにおける中央の重なり合う所
の竪框を召合せ框という。
戸 先 框:
戸又は障子を閉めじたときに枠に接する竪框を戸庭框という。
突 合 せ 框:
2本引き4枚建ての引違いサッシ・引き戸、また引分けサッシ・引分け戸において、その障子・戸を閉じた場合に中央で相会する竪框を突合せ框という。
中 框:
框ドア及び框ドア形式の引き戸の上框と下框の中間に平行に入る部材を中框という。
桟:
障子などの框の間を仕切る材を桟という。桟のうち横方向のものを中桟という。引違いサッシ・片引きサッシ等の可動障子で上框と下框の間平行に入る部材を中桟という。
水 切 り 板:
サッシ下枠の下部に水を切る目的で取り付ける部材を水切り板という。
額 縁:
窓や出入口の枠と、壁仕上材料の納まりのために枠回りに取付ける化粧材額縁という。
押 縁:
ガラス・パネルなどの押えに用いる部材を押縁という。
膳 板;
窓の下枠の室内側に額縁の一部として取り付ける化粧材を膳板という。
沓 摺:
出入口の下枠を沓摺という。
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