競泳男子200メートルバタフライでマイケル・フェルプス(米国)が優勝、通算獲得金メダル数を通算10個とし、男女を通じ歴代単独最多、史上初めて2ケタに乗せた。この後、800メートルリレーも第1泳者で優勝し、今大会5冠目で11個へ伸ばした。
前回アテネ五輪で金メダル6個のフェルプスは12日に史上最多に並ぶ9個とし、13日に更新した。金メダル9個は過去、陸上男子のパーボ・ヌルミ(フィンランド=1920年アントワープ五輪-28年アムステルダム五輪)、競泳男子のマーク・スピッツ(米国=68年メキシコ五輪、72年ミュンヘン五輪)、陸上男子のカール・ルイス(米国=84年ロサンゼルス五輪-96年アトランタ五輪)、体操女子のラリサ・ラチニナ(ソ連=56年メルボルン五輪-64年東京五輪)が記録していた。スピッツはミュンヘン五輪で1大会最多の金7個。フェルプスが今大会で更新するか注目を集める。
日本選手の通算最多は体操男子の加藤沢男で、メキシコ五輪から76年モントリオール五輪にかけて計8個を獲得した。 (北京時事)(2008/08/13-12:42) |