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编辑手帐 20081022

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发表于 2008-10-22 21:54:00 | 显示全部楼层 |阅读模式
10月22日付 編集手帳

けものが通る山中の小道を「けもの道」という。小さな動物は大きな動物の厄災を逃れ、自分のけもの道をつくる。街の歩道橋をたとえて「究極のけもの道」と呼んだのは、先日亡くなった演出家の吉田直哉さんである

野兽经过的山间小路称为‘野兽之道’。小动物为了逃脱大动物的蚕食,创造自己的野兽之道。前几日逝世的表演艺术家吉田志曾将城市里的过街天桥称作‘终极猛兽之道’。
道路には車という猛獣がうようよしている。地上を逃れて「歩道橋を通るたびに、けもの道を通る小動物の悲哀を味わいます」と、「目から脳に抜ける話」(ちくま文庫)で語っている

道路上车辆‘野兽‘川流不息。逃开地上,‘每次走过街天桥时,都体会到走猛兽之道的小动物们的悲哀’--吉田在「目から脳に抜ける話」一书中如是写道。
輪禍のニュースには慣れていたつもりだが、その猛獣の所業にははらわたの煮える感覚が消えない。大阪市内の交差点で車が男性会社員(30)をはね、引きずった。距離にして約3キロ、血痕が点々とつづいていたという

本以为自己已经习惯了车祸新闻,但是对那种猛兽所为的气愤还是不能消散。据说在大阪市内的十字路口一名男性职员被撞,被拖至事发点之外约3公里,沿路血迹斑斑。
男性は死亡し、車は逃走した。ビニール袋を車輪に巻き込んでも音でわかる。ましてや人である。「ひき逃げ」よりも「殺人」という言葉がしっくりくる

被撞男性死亡,肇事汽车逃逸。即使是塑料袋卷入车轮里也能凭声音判断,更何况是人呢。与其说其‘肇事而逃’倒不如说是‘杀人’更合适。

被害者のいまわの際の苦痛はもちろんのこと、その苦痛に思いをめぐらす遺族の胸の内はいかばかりだろう。目を閉じても消えない像に、耳を押さえても聞こえる声に、眠れないはずである。人の姿をした猛獣は檻(おり)に収めねばならない。

被害者当时的痛苦就不用说了,今后这种痛苦的回忆还将缠绕死者家属心里吧。
闭眼还(huan)在的画面,掩耳不绝的的声音,肇事者应该也睡不着。应该把披着人皮的野兽关进笼子。


(2008年10月22日01時56分  読売新聞)
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