咖啡日语论坛

用户名  找回密码
 注~册
帖子
查看: 651|回复: 0

1020《天声人语》哲学家德里达

[复制链接]
发表于 2004-10-20 10:45:43 | 显示全部楼层 |阅读模式
■1020《天声人語》哲学家德里达  自分の名前を間違えられて、不快に思う人とあまり気にしない人がいる。高名な哲学者の名前のつづりを間違えて書いてしまい、冷や汗をかいたことがあった。後に謝罪すると、彼は「よくあること」といったふうに穏やかに応対してくれた。 自己的名字被人搞错时,会有感到不愉快的人和并不怎么介意这样二种人。曾有人将著名哲学家的名字拼错而吓得直冒冷汗的事情,后来在向他道歉时他却温和地说“这是常有的事。”  先日、74歳で亡くなったフランスの哲学者ジャック・デリダ氏である。インタビュー記事でジャックを英語風に表記したのだが、もちろんフランス語であるべきだった。彼の本名が、ジャッキーというアメリカ風だったことを後日知り、複雑な思いにとらわれもした。 这就是于日前去逝的74岁的法国哲学家杰克斯·德里达。虽然在采访报道中是用英语风格来记载德里达的,不用说理应是用法语的。他的真名叫杰克,这一美国风格的名字是在事后才得知的,不觉令我陷于复杂的思绪当中。  20世紀後半、最も影響力の大きい哲学者のひとりだった。彼の哲学がなぜあれほどもてはやされたか。死後、しばしば考える。著書の難解さにもかかわらず、意外に平易な「処世訓」に焼き直すことができるのも一因か、と門外漢は勝手に思う。 在20世纪后半期,他曾是最具影响力的大哲学家之一。他的哲学为何那么受人赞赏呢?在他死后我屡屡思考。门外汉都这么认为,尽管他的著作难于理解,但他的 “处世格言”却意外地简单明了,可以改编或许是其原因之一吧。  たとえば誰かが「誤解を恐れずにいえば……」と気色ばんで発言する。デリダなら「すべては誤解の上にある」とかわすだろう。正統な解釈、確固とした真実などない、という前提から彼は考え始める。 例如有人沉着脸这样发言“假如说不怕误解的话……”。要是德里达就会把这句话换成“全部都是在误解之上”吧。他思考问题的前提是“正统的解释、不可动摇的真实等是不存在的。”  あるいは「見るべきほどのことは見つ」と人生を振り返るとする。デリダは、人類はすべてのことを見尽くし、考え尽くしたという前提から出発する。哲学者は何か新しい知見を加えるのではなく、思考の文脈をずらすことしかできない、と。 “该观察的事物就该看”或者这就是他作为人生的回顾。德里达是以“人类看尽了世间万物,想尽了世间万物”这样的前提出发。他认为哲学家不是添加什么新的智慧,只能错开思考的文脉。  このごろ本屋で哲学書をよく見かける。不安定さを増す世界で、よりどころを求める気持ちが強まっているのか。誤解を恐れずにいえば、「誤読を恐れるな」がデリダ風の哲学の勧めである。 近来在书店里常看到哲学书。在不安定因素不断增加的这个世界上,或许是追根寻源心态愈加强烈的缘故吧。假如说不怕误解的话,则“别怕误读”就是德里达风格的哲学之所荐。 相关链接 ジャック・デリダ(杰克斯·德里达) ジャック・デリダ(Jacques Derrida, 1930年7月15日 - 2004年10月8日)は、アルジェリア出身のフランスのユダヤ系哲学者。高等師範学校 Ecole Normale Superieure 卒。 一般にポスト構造主義の代表的哲学者と目され、脱構築、散種、グラマトロジー、差延等の概念を生み出した。フッサールの現象学から出発し(修士論文は『フッサール現象学における発生の問題』)、フッサールの『幾何学の起源』に長大な序文をつけ注目を集める。ニーチェやハイデッガーを批判的に発展させた。 サールとの論争やハーバーマス、ガダマーとの論争でも知られている。ハーバーマスとは911テロ後共闘。脱構築は哲学だけにとどまらず、文学理論、法哲学等に影響を与えている。 日本における代表的なデリダ研究者として高橋哲哉、鵜飼哲などがいる
回复

使用道具 举报

您需要登录后才可以回帖 登录 | 注~册

本版积分规则

小黑屋|手机版|咖啡日语

GMT+8, 2025-7-6 06:58

Powered by Discuz! X3.4

© 2001-2017 Comsenz Inc.

快速回复 返回顶部 返回列表