ロイド・アリグザンダー(Lloyd Chudley Alexander、1924年1月30日 - 2007年5月17日)は、アメリカ合衆国ペンシルバニア州フィラデルフィア出身の児童文学作家、ファンタジー作家。
地元フィラデルフィアの教員養成大学を中退し、19歳で第二次世界大戦に従軍。ヨーロッパで戦役を終え除隊した後、パリ大学で学ぶ。
1946年に帰国。翻訳や編集の仕事をしながら一般小説や児童文学作品を執筆。
プリデイン物語は、ロイド・アリグザンダーによる児童向け文学作品。5冊のシリーズである。物語は、豚飼育補佐という地位を与えられるが英雄とならんと望む「タラン」と「エイロヌイ」王女、吟遊詩人の「フルダー・フラム」、「ガーギ」と呼ばれるものによる冒険が中心である。 未熟な青年だったタランが冒険によって、いろいろな物事を知り成長する過程が描かれたものとなっている。物語の背景に善と悪の戦いをおいているあたりは、指輪物語の系列に属するファンタジーといってよい。
本シリーズ
「タランと角の王」 The Book Of Three
「タランと黒い魔法の釜」 The Black Cauldron
「タランとリールの城」 The Castle of Llyr
「旅人タラン」 Taran Wanderer
「タラン・新しき王者」 The High King :ニューベリー賞受賞
主な登場人物
タランen:Taran (character) (主人公、豚飼育補佐)カー・ダルベンen:Caer Dallbenから旅に出たがっている。
エイロヌイen:Princess Eilonwy (王女、アクレンの城で捕らわれたタランと出会う)
フルダー・フラムen:Fflewddur Fflam (吟遊詩人、大言壮語すると切れてしまう弦のある竪琴を持っている)
ガーギen:Gurgi (毛むくじゃらの奇妙な生きもの)
ドーリen:Doli 妖精の国の小人、姿を消す力をギディオンから授かりタランたちを助ける)
エイディレグ王en:Eiddileg (ドーリの国の王、気難しい)
ギディオンen:Gwydion (ドン家の王子、王子だが決して若くはない、居城はカー・ダスル)
ダルベンen:Dallben (379歳の預言者だがオルデュ・オルウェン・オルゴクにはダルベン坊やと呼ばれている)
コルen:Coll (character) (頭が禿げ上がっている。実は古強者、タランを豚飼育補佐とする)
ヘン・ウェンen:Hen Wen (白ぶた、予言を行う)
メリンラスen:Melynlas (タランの馬)
メリンガーen:Melyngar (ギディオンの馬)
モルガント王 (ギディオンの同盟者)
スモイト王 (ギディオンの同盟者、居城はカー・カダルン Caer Cadarn)
エリディルen:Ellidyr (タランと張り合う王子)
アダオンen:Adaon (魔法の釜の探索行でタラン、エリディルを指揮する)
アローン(死の国アヌーブン、アローンの王、角の王、不死身を操る。アンヌンのアラウンを参照)
アクレンen:Achren (渦巻き城en:Spiral Castleの女王)
角の王Horned King (ヘンウェンを追う、アローンの部下)
メドウィンen:Medwyn (動物と話すことができる)
オルデュ・オルウェン・オルゴクen:Orddu, Orwen and Orgoch (モルヴァの沼地(Marshes of Morva)に住む3人の魔女)
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