「風」の慣用語

nioumiya · 发表于 2004-10-27 20:57:17

――青し 
新緑を吹き抜ける初夏の風がさわやかに感じられるさま。
 ――枝を鳴らさず 
〔論衡〕世の中が太平であるさま。 「五日の―十日の雨壌(つちくれ)を破る事なし/太平記 32」
 ――薫(かお)る 
初夏の若葉の中を、さわやかに風が吹き渡ってくる。 「―五月」
 ［季］夏。《―羽織は襟もつくろはず/芭蕉》
 →薫風(くんぷう)
 ――が吹けば桶屋(おけや)が儲(もう)かる 
何か事が起こると、めぐりめぐって意外なところに影響が及ぶことのたとえ。
 ――冴(さ)ゆ 
冬の風が吹いて寒さが一層増す。［季］冬。
 ――に櫛(くしけず)り雨に沐(かみあら)う 
〔荘子（天下）「沐二甚雨一、櫛二疾風一」〕風雨にさらされて苦労すること。さまざまな苦労を体験するたとえ。櫛風沐雨(しつぷうもくう)。
 ――に順(したが)いて呼ぶ 
〔「荀子（勧学）」より。風上で呼ぶとはっきり聞こえることから〕勢いに仱盲剖陇颏胜护小⒃绀菀驻顺晒Δ工毪郡趣ā
 ――に靡(なび)く草 
〔論語（顔淵）〕小人が徳のある者、有力者に従順なことのたとえ。
 ――に柳(やなぎ) 
「柳に風」に同じ。
 ――の吹き回し 
事態のなりゆき。形勢。 「君がこんなに親切にしてくれるのはどういう―だい」
 ――の前の塵(ちり) 
〔「風前(ふうぜん)の塵」を訓読みした語〕
 (1)物事のもろくはかないことのたとえ。風前の塵。 「たけき者も遂には滅びぬ、偏(ひと)へに―に同じ/平家 1」
 ――の前の灯(ともしび) 
「風前(ふうぜん)の灯」に同じ。
 ――光る 
春の日差しの中を、そよ風が吹き渡る。［季］春。《装束をつけて端居や―/虚子》
 ――を切・る 
風に逆らって突き進む。また、勢いよく進む。 「矢が―・って飛ぶ」
 →肩で風を切る
 ――を食ら・う 
事態を察知して素早く逃げるさまをいう。多く悪事が露見した場合にいう。 「―・って逃げる」
 ――を吸(す)い露(つゆ)を飲む 
〔荘子（逍遥遊）〕仙人が穀物を断って風と露で生きていること。仙人の生活。
 ――を捕(つか)ま・える 
(1)ありもしないものをつかもうとする。不可能な試みのたとえ。
 (2)「雲をつかむよう」に同じ。

将师 · 发表于 2004-10-27 22:09:30

excellent !

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