玉掛
玉掛(たまかけ)はクレーンなどに物を掛け外しする作業のこと。なお、法令上の表記は1990年以前は「玉掛」、以後は送りがな付きの「玉掛け」との混在が続いたが、2004年の法令改正により現在は「玉掛け」が統一的な正式表記となっている。
一人でクレーンを運転しながら、荷物をフックに掛ける作業をする場合を含めて、ワイヤーロープなどで荷物をクレーンなどのフックに掛けて、安全に移動させるための作業を玉掛けとよぶ。
一人でクレーン運転をしながら玉掛け作業を行う場合、クレーン運転免許(あるいは技能講習・特別教育)とは別に玉掛けの資格が必要である。ただし、昭和53年9月30日以前にクレーンなどの免許を取得していた人は玉掛け技能講習相当の資格も有しているとされるので、別途資格は必要ない。 |