本帖最后由 xumh0916 于 2015-8-28 04:30 编辑
俳句
松雄芭蕉
1、 野ざらしを心に風のしむ身かな
旅の途中行き倒れとなり、野で雨風に晒されて骸骨になってもかまわないと、心に覚悟をひめて旅たつと、秋風がひとしお身に浸みて来ることだ。
2、 草臥れ宿借るころや藤の花
一日中歩きくたびれて、そろそろによいの宿を借りようかと思っている夕刻のころ、夕闇の中にぼうっと藤の花の咲いているのが目に付いた。
3、 六月や峰に雲おく嵐山
真夏の炎天の下に、嵐山はうっそうたる木々を茂らせて横たわる。その峰の上にはむくむくと立った入道雲がじっと動かずにかかっている。
4、 菊の香やならには古き仏たち
古都のいたる所に菊が高く漂っている。この静かに落ち着いた奈良の寺々には、昔ながら御仏たちが尊いお姿でいらっしゃる。
5、 この秋はなんで年よる雲に鳥
この秋はなぜかひとしお身の衰えを感じる。なぜ、このように年老いた寂しさが身に浸みて感じられるのだろうか、空に漂い流れ行く雲、塒に飛んで行く鳥、あの雲や鳥のように自分も一生漂泊を続けてきたのだなあ。
6、 旅に病んで夢は枯れ野をかけめぐる。
旅のさなかに、病の床につく身と成ってしまったが、夜ごとに見る夢は、自分が旅姿で寂しい枯れ野をかけめぐっているのである。自分ながら呆れ果てた妄執だ。
与謝蕪村
1、 陽炎や名も知らぬ虫の白き飛ぶ
麗らかに照る春の日に郊外を散策すると、陽炎があちこちに立っている。その中を何というのか名前も解らぬ虫がちらちらと白く光って飛んでいるよ。
2、 愁ひつつ岡にのばれば花いばら
思いにふけて孤独に耐え切れずひとり岡に登って見ると、白い野ばらの花がそこここに咲いている。それを眺めていると自分の心はいよいよやるせなくなるばかりである。
3、 鳥羽殿へ五六騎急ぐ野分かな
晩秋の冷たい風の拭き慌れるなかを、急な事でも起こったのか、鳥羽殿へ向かう物物しく武装した五、六騎の武者が走って行く。その後は依然として激しく野分が吹きすさんでいることだ。
4、 斧入れて香におどろくや冬木立ち
葉を落とし尽くして枯れ木のように立っている木立ちのうちの一本に、勢いこんで斧を入れたところ、みずみずしい新鮮な木の香がぷうんと鼻をついたことだ。
5、 白梅に明くる夜ばかりとなりにけり
今臨終を迎えた自分の心は平安である。夜の闇に咲いている白梅の花にやがて夜が明けて朝日がさすことであろう。美しい詩情の中でこの夜を去ろうとする時がついにやってきてしまったなあ。
小林一茶
1、 涼風の曲がりくねって来たりけり
このように裏長屋のつきあたりに住んでいると、吹いて来る涼風までが、露路づたいに曲がりくねってやってくることだ。
2、 ふるさとや寄るもさはるもばらのはな
故郷の人たちはまるでばらの花のようなもので、離れてみると美しいが、近寄って行くと棘があって、自分を傷つけ、誰ひとり暖かく迎えてくる人はいない事だ。
3、 夕月や鍋の中にて鳴くタたにし
夕方の月の光。その淡す光のさしこむ鍋の中で、やがて煮られることも知らずに田螺が鳴いている。
4、 秋風やむしりたがりし赤い花
秋風の吹く侘しい中で、今わが子の墓の前に佇んでいる。墓に礼拝してふとそばを見ると、なにやら赤い花が風に吹かれている。ああそうだった。さとはこうした赤い花をしきりに毟りたがったものだった。生きていてくれたらこうした赤い花をさぞ喜んでくれたことであろうのに。
5、 これがまあつひの栖か雪五尺
これがなんとまあ、驚いたことである。故郷に落ち着いてこれから余生を送ろうとする家なのであろうか。なんとも雪深いことだなあ。
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