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发表于 2009-9-6 19:01:03
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第36回 基本文型――動詞文(3)「て形」の使い方(1)
今回は、動詞の「て形」の用法についてです。前回述べたように、動詞の「て形」は、「書いています。書いてあります。書いておきます。書いてみます。」などのように、通常、「います。あります。おきます。みます。」などの補助動詞を後ろに付けて使います。これらの補助動詞は単独で動詞としても使われますが、補助動詞として使われた場合には、本来の動詞の意味は殆ど失われています。従って、例えば「書いて+います」「書いて+あります」と分解して理解するのではなく、「書いています」「書いてあります」を一つのことばとして憶えましょう。
一.「・・・ています」
1.人の動作を表わす動詞の場合、動作の進行、継続を示す。
王さんは今、食堂で昼食を食べています。(進行)
山田さんは、銀行で働いています。(継続)
他に、「読む、書く、話す、聞く、見る、飲む、遊ぶ、売る、買う、歌う、踊る、泣く、笑う、歩く、泳ぐ、走る、住む、待つ、休む」など。
また、「思う、考える、心配する、願う、望む、信ずる、喜ぶ」など、人のあたまや心の中の考えや感情を表わす動詞の場合も、それの進行、継続を示します。
王さんはいつも、故郷の両親のことを思っています。
田中さんは、留学試験に合格したことを喜んでいます。
自然現象について、その状態の進行、継続を表わします。
雨が降っています。
火が燃えています。
2.動作の結果の状態が今も続いていることを表わす。
部屋の明かりが消えています。
晩秋、道路には木の葉がたくさん落ちています。
山田さんは結婚しています。
私はそのことを知っています。
1.はその動作自体が現在、進行、継続しているのに対して、2.はその動作は過去
のある時点に発生し、現在、その結果の状態が継続していることを表わします。
2.のグループには、他に次のような動詞があります。
開く、閉まる、つく、折れる、壊れる、倒れる、並ぶ、取れる、外れる、残る、曲がる
ふとる、やせる、死ぬ
行く、来る、出る、入る、乗る、立つ、坐る、起きる、寝る
着る、はく、かぶる、持つ、抱える、背負う、かつぐ
(註)これらの動詞の中には、1.2.の両方の意味で使われるものもあります。
山田さんは、急いで洋服を着ています。(進行)
山田さんは、赤い色のシャツを着ています。(結果の状態の継続)
学校の正門が今、閉まっています。(進行)
夜間、学校の正門は閉まっています。(結果の状態の継続)
「・・・ています」は、上の1.2.が基本的用法ですが、他に次の使い方もあります。
3.もとからの状態を表わす。
私の部屋は南に面しています。
王さんはあの女優に似ています。
窓を開けると、雪を被った富士山がそびえています。
この湖は丸い形をしています。
4.過去の経験(通常、過去の時点を示す副詞と共に使います)
私は学生時代に富士山に登っています。
そのことは以前、父から聞いています。
5.習慣、繰り返しの出来事(通常、毎日、時々など、時を表わす副詞を伴います)
毎日、日記を書いています。
そこでは今も戦争で日に何人もの人が死んでいます。
二.「・・・てあります」
人が何かの動作をして、その結果の状態が継続していることを表わします。
窓が開けてあります。
机の上に本が置いてあります。
店先に果物がならべてあります。
上記例文には、動作主が明示されていませんが、だれかがその動作をした、という印象を与えます。「・・・てあります」の「・・・」で用いる動詞は、開ける、置く、ならべる、のように、他動詞です。
次の二組の文を比べてみましょう。
1.冷蔵庫にビールが冷えています。(「冷える」は自動詞)
冷蔵庫にビールが冷やしてあります。(「冷やす」は他動詞)
2.戸棚に夕食が入っています。(「入る」は自動詞)
戸棚に夕食が入れてあります。(「入れる」は他動詞)
3.夜間、このドアは閉まっています。(「閉まる」は自動詞)
夜間、このドアは閉めてあります。(「閉める」は他動詞)
自動詞文も他動詞文も内容は同じです。ただ、自動詞文は、動作主は問題にせず、事柄に視点をおいて表現するのに対して、他動詞を使った「・・・てあります」の方は、文には動作主は出てきませんが、読み手(聞き手)はその存在を感じます。
日本の普通の家庭では、仕事から帰ってきた夫に対して、奥さんは「冷蔵庫に冷たいビールが入っていますよ」とか「お風呂がわいていますよ」など、自分が夫のために用意したにもかかわらず、動作主を意識させない自動詞文で言います。これは、日本の言語習慣、あるいは日本文化の一部といってよいでしょう。(「わく」は自動詞、「わかす」は他動詞、他動詞文は「お風呂がわかしてあります」です。)
日本語の動詞には、自動詞と他動詞がセットになったものがたくさんありますから、これをうまく使うと日本語の運用能力は一段と高まります。(この点については、第18回動詞(1) 他動詞と自動詞を参照)
ところで、動詞の中には他動詞しかないものがあります。
この木の柱はよく磨いてあります。
掲示板に「本日休講」と書いてあります。
参加者のために飲み物が用意してあります。
「磨く、書く、用意する」は他動詞で、自動詞の形はありません。この場合、結果の状態に視点をおいて表現するためには、「他動詞の受身形+ている」という形を使います。
この木の柱はよく磨かれています。
掲示板に「本日休講」と書かれています。
参加者のために飲み物が用意されています。
この場合も読み手は動作主の存在を意識します(誰であるかはわからないが)。
なお、「て形」以外の%8 |
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