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例題1 存在や「ある」の表現でよく使う助詞
(1)
A :今日は 僕が 何(①)料理を作ろう。
B :え?ほんとう?何を作ってくれるの?
A :冷蔵庫の 中(②)何(③)ある?
B :牛肉(④)タマネギ(⑤)ジャガイモなど(⑥)あるわ。
A :じゃ、今夜の夕食はカレーライスに しよう。
(2)
A :ごめんください。誰(①)いますか。
B :返事じが ありませんね。
A :ええ、誰(②)いないようです。
(3)
A :君(①)相談(②)あるんだけど。
B :いいよ。何
(4)
A :○○のコンサートがあるんだけど、行かない?
B :いいよ。そのコンサートはどこ(①)あるの?
A :××会館(②)7時からだけど。
B :その ××会館は どこ(③)あるの?
A :中野の駅の北口からすぐのところだよ。
(5)
A :昨夜、近所(①)火事(②)あったんだ。
B :へえ、それは大変だったねえ。
A :うん、消防車がすぐ駆けつけて、火は消したんだけど、僕
の家(③)も類焼の恐(④)あったので、一時は避難してたんだ。
例題2 時や場所の表現でよく使う助詞
(1)
A :あなたはいつも何時(①)寝ますか。
B :だいたい12 時(②)寝ます。
(2)
A :一日(①)どのくらいタバコを吸いますか。
B :だいたい一日(②)一箱ぐらいです。
(3)
A :あなたはどこ(①)日本語を勉強しましたか。
B :私は韓国の日本語学校(②)二年間(③)勉強しました。
(4)
A :それはワープロですね。
B :ええ、今年の誕生日(①)新宿(②)父に買ってもらいました。
(5)
先生:1時(①)予定が入っているので、今日は午前中(②)授業を終わります。
学生:わ〜い。やった!
(6)
A :どこ(①)具合が悪いの?
B :うん、胃が痛くて。
A :病院(②)診てもらった方がいいよ。
(7)
A :郊外(①)一戸建だての新築の家を買われたそうですね。
先輩:うん。でもローンで首が回らないよ。
A :いつ(②)お宅(③)お邪魔ましてもよろしいですか。
先輩:うん、いいよ。それで、いつ(④)来る?
例題3 移動の表現でよく使う助詞
(1)この飛行機は成田(①)午前10時(②)出発し、
香港(③)経由して、広州(④)12 時(⑤)到着します。
(2)
A :あのう、すみませんが、新宿駅(①)はどう行ったらいいでしょうか。
B :この道(②)まっすぐ行くと、交差点(③)出ますから、
そこ(④)右(⑤)曲がってください。しばらく歩くと、歩道橋がありますから、
それ(⑥)渡って 、それから・・・
A :あのう、 私はまだ日本語がよくわかりません。すみませんが、
この手帳(⑦)地図を 書いていただけないでしょうか。
(3)
A :日曜日に私の家に遊び(①)来ませんか。
B :ええ、喜んで。先生の お宅までどうやって
行ったらいいんですか。
B :新宿駅( ② ) 山手線(③)乗りますそれから
渋谷駅(④)降りて、井の頭線(⑤)乗り換えます。
A :それから どうしますか。
B :久我山駅(⑥)下車して、北口の改札口(⑦)
出ると、すぐ左側に公衆電話がありますから、
もう一度そこから電話してください。
B :じゃ、お昼ごろ 吉祥寺駅(⑧)着くように行きます。
例題4 引用の表現でよく使う助詞
(1)
A :金さんは 何時に 来る(①)言いましたか。
B :6時ごろ 行く(②)言いましたが、もう6時半ですね。でも、まもなく来る(③)思いますよ。
A :金さんは何で来る(④)思いますか。
B :たぶん、電車で来る(⑤)思います。
(2)
A :納豆っておいしいの?
B :おいしい(①)どう(②)は、食べてみれば わかるよ。
A :一度だけ 食べてみたんだけど、気持ちが悪くて、
食べられなかったんだ。日本人はどうしてあんな物が好きなの(③)、僕には理解できないよ。
(3)
A :パソコンを 買おう(①)思ってるんだけど、どれがいい(②)、迷ってるんだ。
B :何に 使いたいの(③)が問題よ。
(4)
A :あの看板に何(①)書いてあるんですか。
B :「土足禁止」です。靴のまま上がってはいけない(②)いう意味です。
例題5 可能や受身、使役表現でよく使う助詞
(1)
A :どのくらいお酒(①)飲めるの?
B :ビールなら四、五本は飲めるよ。お酒(②)飲めないと、日本人とのつきあいで困るからね。
(2)
A :今日のテストはどうでしたか。
B :昨夜、友だち(①)遊びに来られて、全然勉強(②)できなかったんです。きっと明日は先生(③)叱られるでしょうね。
(3)
A :部長室(①)呼ばれていたようだけど、部長(②)何か言われたのか。
B :うん、昨日、お客と口論になったんだが、お客(③)多少の無理を言われても、我慢できないようでは一人前じゃないって、部長(④)怒鳴られたよ。
(4)
A :彼、また今日もあんなに酔っぱらっちゃってあれじゃ、酒(①)飲んでいるのか、酒
さけ(②)飲まれているのか、わからないね。
B :奥さん(③)逃げられてから、いつもああなんだよ。
(5)
A :木村、そろそろマイク(①)他の人(②)回せよ。
B :じゃ、私(③)歌わせてください。
例題6 助詞と一緒に覚える動詞・形容詞文80
これらの動詞や形容詞は決まった助詞がつきますので、助詞と一緒に覚えるのが一番の早道です。
<感情発生の原因の「〜に」>
01) 飢え( ) 苦しむ 人々が 多くいる。
02) 物価の 高さ( ) 目を 丸くした。
03) 彼の 頑固さ( )は あきれるね。
04) 彼( )は がっかりしたよ。
05) 余りの 変化( ) 目を 見張った。
<感覚の「〜が- する」>
06) これ 変な 臭い( ) しますよ。
07) 叫び声( ) した。
08) 寒気( ) します。
09) 行く 気( ) しません。
10) 妙な 味( ) するね。
<職業・形や色の「〜を- している」>
11) お父さんは どんな 仕事( ) して いるの?
12) 父は 医者( ) しています。
13) それは どんな 色( ) して いたの?
14) この 陶器は 美しい 形( ) している。
15) 大きな 目( ) した 可愛い 子
<場所・出現地を指す「に」>
16) 電車( ) 飛び乗る。
17) 150 万年前、 人類は 地球上( ) 現れた。
18) 一言も 口( ) 出さなかった。
19) 彼の 右( ) 出る 者は いない。
20) 好物と いえば、 寿司が 頭( ) 浮かぶ。
21) 汚い 言葉を 口( ) しては いけない。
22) 他人の こと( ) 口を 挟むな。
23) 美しい 山々が 目( ) とびこんだ。
24) 欲しかった 本が 手( ) 入った。
25) パソコンの 技術を 身( ) つける。
<方向の「に」>
26) あの 角を 右( ) 曲がって ください。
27) 右( ) 見えるのが 東京駅です。
28) 私の 家は 海( ) 面して いる。
29) 大きい 世界( ) 目を 向けるように。
30) 目を 外( ) 転じる。
<目的の「に」>
31) この 温泉は 病気治療( ) 利用されて いる。
32) 夫の ため( ) 心を 込めて 料理を 作る。
33) 今度の 日曜日、 釣り( ) 行きませんか。
<比較の対象の「に・と」>
35) 娘は 母親( ) 似て いる。
36) 今日の 君は いつも( ) 違うね。
37) 僕の 車は 君の( ) 同じ トヨタだ。
38) 無法状態( ) 等しい 有り様だった。
39) あの 子は お父さん( ) そっくりですね。
40) 君は お兄さん( ) 瓜ふたつですね。
< 基準の「に」>
41) 私の 家は 駅( ) 近いです。
42) 日本人は、 よく 働き蜂( ) 喩えられる。
43) 相手チーム( ) 10 対5で 勝った。
44) 期待( )反して、 私たちの チームは 負けた。
45) やっと 司法試験( ) 合格した。
46) 勝敗( ) 拘るな。
47) あなた( ) できない はずが ない。
48) 君は 慎重さ( ) 欠けて いる。
49) 彼女は 音楽の 才能( ) 恵まれて いる。
50) 中国は 資源( ) 富んだ 国だ。
<対象を指す「に」>
51) 彼は 花子さん( ) 好意を 抱いて いる。
52) 彼は パソコン( ) 熱中して いる。
53) 彼は 麻雀( ) 夢中だ。
54) サラ金( ) 金を 借りる。(「から」も可)
55) 日本の 生活( ) もう 慣れましたか。
56) 環境は 人間の 性格( ) 影響を 与える。
57) レポート( ) ざっと 目を 通す。
58) 神( ) 誓って 嘘は つかない。
59) 人( ) 頼っては いけない。
60) 他人( ) 迷惑を かけては いけない。
<状態・割合の「に」>
61) 直角( ) 交わる。
62) 上下( ) 振動する 地震が 一番 恐い。
63) うつ伏せ( ) 倒れて いた。
64) 仰向け( ) なって ください。
65) 苦境( ) 陥る。
66) 万( ) 一つの 可能性も ない。
67) 価格( ) 5%の 消費税が つく。
<移動・経過の「を」>
68) 月は 地球の 周り( ) 回っている。
69) 楽しい 時間( ) 過ごす。
70) 国( ) 離れる。
<動作の相手の「と」>
71) 彼女( ) 別れて、 もう 3年に なる。
72) 彼女( ) 結婚したのは 3年前です。
73) 家族( ) いっしょに 旅行する。
74) 君( )は この ことで 議論したくない。
75) 弟( ) 兄が 喧嘩を して、 弟が 勝った。
<引用の「と」>
76) 息子を 「太郎」( ) 名づけた。
77) 彼が 真犯人だ( )は、 思いも しなかった。
78) 何だろうか( )、 箱を 開けて みた。
79) その 話は、 彼の 作り話だ( ) 見て いる。
80) 景気は 回復する( ) 見られて いる。
回复可看答案。
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