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やおちょう やほちやう 0 【《八百長》】
〔八百屋の長兵衛(通称八百長)という人が相撲の年寄某とよく碁を打ち、適当に勝ったり負けたりするように手かげんをしたことから出た語という〕勝負事で、真剣に争っているように見せながら、前もって示し合わせたとおりに勝負をつけること。なれあい。いんちき。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
明治時代、相撲会所に出入りしていた「八百屋の長兵衛」さんの名前に由来しています。彼は愛称で「八百長」と呼ばれていました。相撲部屋のある親方の碁の相手をよくしていましたが、勝てる腕前を持ちながら、親方のご機嫌をとってわざと負けて一勝一敗にしていたそうです。周囲の人はそれに気づいていて、そのうちにわざと負けることを八百長と呼ぶようになり、一般に広まりました。
八百屋の語源は、野菜(青物ともいう)を扱う「青物屋」が略された「青屋」に、
多いという意味の「八」を合わせて、「八百屋」としたのではないかといわれています。
古代から、数多いことを「八百万(やおよろず)」といいます。
八、といえば・・・
八は末広がりで縁起がいいとされています。
神社のおみくじで「八」をひいたら、やっぱり「大吉」でした。
友人は、
「おみくじで七をひいたら凶だった。ラッキーセブンだと思ったのに違った。
これぞ東洋と西欧の違い。文化を実感することができるよね。」
と、スケールの大きな事を言ってました(笑) |
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