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日语原味故事:狡猾猴子求生记

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发表于 2012-4-12 14:36:03 | 显示全部楼层 |阅读模式
昔、昔、日本の中ほど信州という所に一人の男が住んでいました。猿回しや動物の芸を見せて暮らしていました。
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" I2 o& d& r( @2 W, o' n% `  ある晩のことです。男は不機嫌な様子で家に帰って来て、妻に、明日の朝、肉屋に猿を連れて行ってもらうよう言いました。何のことかわからなく、妻は夫に尋ねました。/ r8 |0 v9 x) x7 P
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  「一体どうしたのですか。」- l! v; N0 y. {# @7 S+ A- r- V
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  「あの猿も年で、芸を忘れた。棒でたたこうが、一向にうまく踊れない。もうだめだ。」
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  妻は、猿を哀れに思い、夫に考え直すようにお願いしましたが、無駄でした。夫の決心は変わりませんでした。 7 k6 s8 p  O' A/ \2 l! w% X* ^+ n) s

8 `0 A- d$ z8 n( [: v9 i% q  在很久很久以前,在日本内地一个叫做信州的地方那里住着一个男人。他是利用猴子和其他动物耍杂技过活的。% g& \# p0 \5 K0 L  }

6 l6 Y" L0 S& R  有一晚,男子一脸不高兴的样子回到家里去。对妻子说,要她明天早上把猴子带到肉铺去。由于不明白为什么要这么做,于是妻子就询问丈夫说道。$ k! C" t! T# l! k1 `* R

7 O/ [, [* F, b) d& ]5 j  「这到底是怎么一回事?」
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  「那只猴子已经老了,把技艺都忘了。用棒子来敲它也完全不能好好的跳跃。已经不行了。」
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% ]& M5 q% E$ R7 J  妻子觉得猴子很可怜,拜托丈夫改变主意,可是却徒劳无功。丈夫他已经决定的事情是不会改变的。
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! j2 {6 R, }2 v  猿は、隣の部屋で二人の会話を聞いていました。自分が殺されるとわかり、こう思いました。
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( b9 q" b& y0 c% ]  「何と人で無しの主人だろう。長年忠実に仕えてきたのに、余生を平穏に過ごさせてくれるどころか、肉屋に殺させるつもりだ。焼かれて、煮られて、食べられてしまう。何と悲しいかな。どうすればいいのだろう。」暫し思案に暮れました。" I+ ]* Y& J+ ^4 G, \

' x9 a% p2 V- }% c6 f/ n; t# ~  「そうだ。いい考えが浮かんだ。近くの森に大層頭の良い猪が住んで。彼の所に行けば、きっと相談に乗ってくれる。早速行って来よう。」
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# ~& F1 K9 j9 v: H  ぐずぐずしていられませんでした。家からこっそり抜け出すと、猪の所へ一目散にかけて行きました。& Z( `$ Y' j' E6 u4 C
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  幸い、猪は家にいました。猿は悲しい身の上話を語り始めました。
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- q0 |! z; n9 n/ {9 m猴子在隔壁的房间里听到了二人的对话。得知了自己将会被杀死时这么想着。! t6 S0 ^* Y- Z- z) _) b' B

1 W, R. _; b, i( @  t  「真是没人性的主人啊。我这么多年以来忠实地侍奉着他的说,他非但不让我安安稳稳的度过晚年,甚至还打算把我带到肉铺去把我给杀死、接着被烧烤、被烹煮然后被吃掉。多么的可悲啊!!我该怎么办呢??」它暂时想不出办法来。
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( U3 z* p* V9 q( a& l8 P& W3 D; z; d  「有啦。脑子里浮现了一个好主意。附近的森林里住着一只头脑非常好的野猪。去他那里的话,一定可以商量出结果来。赶紧到那里去吧。」# Z+ G# Y3 I. q) M# f
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  不浪费任何时间。偷偷地从家里溜出去,然后一溜烟地往野猪那里去。
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  幸亏野猪当时在家。猴子也开始叙说自己悲惨的身世。
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  ]; H  W4 T# G4 S7 z3 n  「猪さん、とても頭がいいとお聞きしました。今とても困っています。私を助けられるのはあなた様だけです。主人に長年仕えてきましたが、もう年でうまく踊れません。そんな私を主人は肉屋に渡そうとしています。どうにかならないものでしょうか。頭の良いあなた様だけが頼りです。」
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  猪は猿のお世辞に大満足、猿を助けることにしました。暫し考えこう言いました。% z# a+ i4 j7 q4 Z' J3 R
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  「主人に子どもはいないか。」
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  「います。まだ赤ん坊ですが。」8 C7 I% J& r6 u

8 g( h% `( Z& P  y8 y  「おかみさんは、朝の仕事の際、その赤ん坊を縁側に置かないか。」
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# ]7 I8 n4 b2 {' Y' |# X* y/ R  「置きます。」, l, ?/ n. U( l0 ~  r9 a

  D' \( ?9 h$ E5 F1 i  「よし、俺がチャンスを伺って、赤ん坊をつかんで逃げる。」  h9 `3 B3 h. h3 _0 x6 p7 J* d' m* m3 w
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  「そしたら。」猿は聞きました。
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" W7 J2 o  @3 y/ q7 p' l  「おかみさんはパニックになるだろう。主人とおかみさんうろたえている間に、お前さんが俺様を追いかけて、赤ん坊を助け出し、無事に親元に持ち帰る。そうすれば肉屋が来ても、お前さんを渡そうなんてことはなくなる。」
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        「野猪先生,听说您非常聪明。现在的我十分苦恼,而能够帮助我的就只有您而已了。多年来侍奉着主人的我,由于年纪大了导致我无法继续把好好跳跃。就因为这样,主人打算把我给卖到肉铺去。真的没有办法了吗?现在的我就只能拜托聪明的您了。」# `9 _5 }; Z, J+ |8 ^) t

" i  L7 W" p- e  被猴子奉承得相当满足后,野猪决定要帮助猴子。考量了不久后这么说道。
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: Y8 K$ L9 A9 S8 h  「你的主人有没有小孩?」
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  「有的。但他还是个婴孩。」
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  「你的女主人她在早上在忙着做家务的时候,是不是把婴孩放置在走廊里?」
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  「是放在那里的。」
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- f5 H8 f% f) O! \  「那好。我会等待好时机,把婴孩抓了逃走。」6 r0 B' t7 ?! g/ d; p/ N# p
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  「接着呢?」猴子问道。
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  「你的女主人那时候一定会慌张的。当你的主人和女主人惊慌失措之时,你就来追赶着我,把婴孩从我手中救出来,然后平安无事地把他带回父母家里去。那么做的话,即使肉商来了,他们也就会不忍心把你给交出去了。」. s& o" c* @! b2 ], B% m5 V) O
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9 Y& a! J" i3 k7 Z猿は猪に何度も何度もお礼を言うと家に戻りました。その晩はよく眠れませんでした。
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  猿の命は、猪の計画がうまく行くかどうかにかかっているからです。一番に目を覚ますと、今まさに起ころうとしていることを今か今かと待っていました。
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3 A+ a2 P" G+ ]6 q! S, Y" b  おかみさんが起き出し、雨戸を開けて、朝の光が差し込むまで大分時間があったように思えました。おかみさんは、家の掃除や朝ごはんの用意をしている間、いつものように赤ん坊を玄関の近くにおきました。
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" Z! Z1 g! ~- U0 B& P7 P  赤ん坊は朝の日を浴びて嬉しそうに口を動かし、日が明るくなったり暗くなったりするたびに畳を叩いていました。その時です。玄関で物音がしたかと思うと、赤ん坊が大きな泣き声をあげました。お勝手から飛び出てきたおかみさんが見たものは、猪が赤ん坊を抱えて門から出て行く姿でした。おかみさんは、大声を上げて、夫がまだぐっすり寝ている奥の部屋に走りこみました。夫はゆっくりと起き上がると、目を擦り、どうしてそんなに騒がしいと妻を諫めました。# U8 G0 C* V$ Z8 W% D& o
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  しかし、事の顛末をすぐに悟リ、門の外に出ました。猪はもう大分遠くですが、猿が猪を一生懸命追いかけているではありませんか。二人は賢い猿の勇敢な振る舞いに痛く感動しました。そして、忠実な猿が子供を無事に連れ戻してくれた時は、言葉では表せない嬉しさで一杯でした。" _0 s! ?" ^: f$ c! _
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        猴子不停地向野猪道谢然后才回家去。那一晚,猴子它根本就无法入睡。
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  猴子的生命就看野猪的计划进行得顺利与否了。它第一个睡醒,然后抱着“是现在吗?是现在吗?”的心情,一直等待着即将发生的事情。
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* J2 s/ a* y( t! a3 J  女主人起身后出来把窗户打开好让光线有足够的时间射入屋子里。女主人她在打扫房子和准备早餐之时,跟平常一样地把婴孩放在玄关附近。8 ?) N4 B/ |, _  }; q) V
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  在晒着日光浴的婴孩开心地轻哼,当阳光忽明忽暗时时则敲打着地上的席子。就在那个时候。玄关那里突然发出声响,把婴孩给吓哭了。女主人从厨房那里跑了出来,看到野猪把婴孩抱了往门那里去身影。女主人她大声地叫喊着,快步跑到还在房间里熟睡的丈夫那里去。丈夫慢慢地起身,擦一擦双眼,抗议妻子过分的吵闹。
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  可是当他很快地理解了事情的来龙去脉后,就到门外走去。虽然野猪已经跑得远远了,可是猴子还是拼了命地追赶着。二人对伶俐的猴子勇敢的举止十分感动不已。然后,猴子把婴孩平安无事地给带来时,更是开心到无法用言语来表现他们对它的感激。
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「ほら。」おかみさんが言いました。「これがあなたが殺そうとした猿ですよ。猿がいなかったら、子供もいませんでしたよ。」/ c* n8 X( n2 X8 G3 b. M2 p
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  「今度ばかりは、お前の言うとおりだな。」主人は子供を抱き上げ家に入りながら言いました。: ~% w3 V; n) k* ^

* v+ z1 H5 d2 b1 V' x/ f  「肉屋が来たら帰ってもらいなさい。さあ朝ごはんだ。猿にもな。」/ I* |0 H% C) Y# [

5 E; \: K; D* c  肉屋が来ましたが、晩御飯に猪の肉の注文を受けただけで、帰ることになりました。+ S6 E' s! D* ~: F* n% S
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  それからは猿はたいそう可愛がられ、余生を平穏に暮らしました。主人から二度と打(ぶ)たれることもありませんでした。
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        「你看。」女主人说道。「这就是你想要杀死的猴子哦。要是猴子不在的话,孩子也没有了。」7 G% ]; z4 m% g1 c1 u9 E8 @8 ?9 d
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  「只有这次,是你说的那样。」主人一边抱起婴孩,一边走进屋里时说道。
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1 K4 \% Y  U+ m3 \+ N5 b) @+ y  「肉商来的话,请你让他打道回府。来,吃早餐啦。猴子也是。」6 x+ U# N- I  q8 N
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  肉商是上门来了,可只是接受了晚餐的猪肉定购,然后就回去了。$ Z) [3 r0 L8 d& l& @6 O' D

  a' T, ?4 E' k! ?! N+ w7 T4 P  从此以后,猴子就十分被疼爱,下半辈子过着平稳的生活。也不再发生被主人打骂的事情了。
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