ボランティア活動は人間だけが気持うる楽しい特権である.お互いに弱さを持つ人間が身を寄せながら助け合う.他者のニーズを受けて立ち上がるエネルギー を、人間は皆持っている.自分以外のことに自分の能力を使う特権を発揮することは、人間の証である.人間には二つの寿命があり、一つは、自分のためだけ の、生物の命としての寿命、もう一つは、人間でなければできないことに使われる寿命なのである.
(日野原重明「いのちの言葉」による)
筆者がここで最も言いたいことは何か.
1.ボランティア活動は人間の特権なので、弱い人は助けを求めるべきだ.
2.人間は特権を発揮するためにみなエネルギーを持っている.
3.いのちのかぎり、弱い立場の人を助けるのが人間である.
4.人間にとってボランティア活動は生物としての寿命である.
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