74都市の12月大気汚染、7割が基準値超え[経済]
環境保護省が国内の重点地域と74都市を対象に実施した2013年12月の大気状況に関する調査によると、74都市平均で汚染のため大気の質が基準値を超えた日は全体の70.9%を占めた。前月の47.7%を大きく上回り、今冬で最悪の汚染となった。
基準値超えのうち、軽度の大気汚染が30.5%、中度の汚染が15.9%、重度の汚染が15.6%、深刻な汚染が8.9%となった。主な大気汚染物質は人体に有害な大気中の微小粒子状物質「PM2.5」や粒径10マイクロメートル以下の粒子「PM10」、オゾン(O3)など。
大気汚染が深刻だったワースト10都市は◇河北省ケイ台市(ケイは刑のつくりがおおざと)◇石家荘市◇邯鄲市◇保定市◇衝水市◇陝西省西安市◇河北省唐山市◇江蘇省淮安市◇南京市◇湖北省武漢市――の順だった。
地域別で大気の質が基準値を超えた日は、京津翼(北京市、天津市、河北省)地域の13都市が全体の65.7%、長江デルタ地域の25都市が81.6%、珠江デルタ地域の9都市が70.1%となった。<全国>
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