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日本相撲協会は26日の理事会で、大鵬親方(64)=本名・納谷幸喜=を同協会相撲博物館長に委嘱することを全会一致で決定。同日、北の湖理事長から委嘱状が大鵬親方に手渡された。
大鵬親方の定年は65歳の誕生日前日の28日。館長職は29日付で発令される。館長職を設けるのは、96年9月に退職した先代二子山理事長の花田勝治さん以来10年ぶりで、大鵬親方が5代目。北の湖理事長は「大鵬親方は相撲界になくてはならない人。協会全体の発展のため、さまざまな面から提言をいただきたいと思っている」と委嘱理由を話した。3年とされている任期は、健康面を配慮して当面2年とした。
大鵬親方は「相撲社会で頑張って来た気持ちが理解してもらえたということで、ありがたい」と謝意を表し、「今度は私も1年生。いろいろ教えていただく立場です」と話していた。
協会退職に伴い、大鵬親方に功労金を贈ることも明らかになったが、「個人の所得に関すること」(日本相撲協会)として金額は非公開となった。大鵬親方の場合、初の一代年寄を名仱辍⒗硎陇猓钙趧栅幛郡长趣闅s代の理事長に匹敵する1億円前後を贈るとみられる。 |
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