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サッカーの日本代表は27日夜、東京・国立競技場で行われる「キリンカップ2005」でアラブ首長国連邦(UAE)と対戦する。初戦のペルー戦(22日、新潟)では無得点に終わった日本は新たに合流した小野(フェイエノールト)が攻撃に勢いをつけるか。ジーコ監督も「中盤を制しながら、前線への飛び出しにも期待したい」と信頼を寄せている。
ペルー戦の日本は、ボールを支配しながらも、単調な攻めを繰り返した。長身DFがそろうぺルーに対して、サイドからクロスを入れて、はね返された。中盤も小笠原(鹿島)が孤立する場面が目立った。周囲のサポートがなく、攻めに厚みが出なかったためだ。
今回、ボランチ(守備的MF)で先発する小野は、パスの配球力や攻撃参加が持ち味。小野を軸にした早いパス回しで相手を揺さぶれば、スペースが生まれる。そこに味方がサポートして攻め込めば厚みが出て得点チャンスが生まれる。小野は「スペースを使って、みんなが連動できれば」とイメージを描く。
UAEは、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオマーン戦(6月3日、マナマ)を想定した相手。ともにボランチを組む福西(磐田)は「(小野)伸二がボールをさばけば、リズムが出る。伸二のいいところを含めて、みんなでいい形にしたい」。小野を中心に早く、ピッチを広く使った攻めができれば、正念場の2戦へ向けて波に仱毪长趣扦搿 |
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