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楼主 |
发表于 2005-5-29 17:45:27
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『帰去来辞(ききょらいのじ)』
乃(すなわ)ち衡宇(こうう)を瞻(み)て
載(すなわ)ち欣(よろこ)び 載ち奔(はし)る
僮僕(どうぼく)は歓(よろこ)び迎(むか)え
稚子(ちし)は門に候(ま)つ
三径(さんけい)は荒(こう)に就(つ)き
松菊(しょうきく)は猶(な)お存(そん)せり
幼(よう)を携(たずさ)えて室(しつ)に入(い)れば
酒有って罇(たる)に盈(み)てり
壺觴(こよう)を引いて以(もっ)て自(みずか)ら酌(く)み
庭柯(ていか)を眄(み)て以て顔を怡(よろこ)ばしむ
南窓(なんそう)に倚(よ)って以て寄傲(きごう)し
膝を容(い)るるの安(やす)んじ易(やす)きを審(つまび)らかにす
園(えん)は日に渉(わた)って以て趣(おもむき)を成(な)し
門は設(もう)くと謂(い)えど常(つね)に関(とざ)せり
扶老(ふろう)に策(つえつ)きて以て流憩(りゅうけい)し
時に首(こうべ)を矯(あ)げて遐観(かかん)す
雲は心無(なく)して以て岫(みね)を出(い)
鳥は飛ぶに倦(あ)きて還るを知る
景(ひ)は翳々(えいえい)として以て将(まさ)に入(い)らんとし
孤松(こしょう)を撫(な)でて盤桓(ばんかん)す |
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