好像莴苣和生菜是有亲缘关系的呢。真的很有搞头。
中近東,ヨーロッパ原産でキク科。英名のレタス、フランス語のラティはギリシャ語のラク Lac,すなわち乳に由来し、また、和名の萵苣・ちしゃは乳草の略といわれている。これはレタスの葉を切ると、白い乳汁を出すためである。
栽培は、紀元前5世紀のエジプトの墓に記録がみられるが、玉レタスに改良されたのは16世紀である。わが国ヘは、カキチシャとして8世紀の東大寺・正倉院の文書に名前がみられ、玉レタスが入ってきたのは幕末の1862年だが、第2次世界大戦後の駐留軍の特需から急速に栽培され、食生活の洋風化とサラダ料理の普及によって需要が拡大している。生食野菜の代表格で、新鮮さと清潔さが大きく要求される。
栽培には冷涼な気候を好み、生育の適温は16~22℃である。品種は昭和24年に輸入されたグレイトレイクスが長く続き、この中から多くの優良品種(グレイトレイクス・366,同・54)が選抜されている。さらに近年は、高温期でも抽苔(ちゅうたい)が少ないマックタイプが夏場に増え、ほかにカルマー群(ステディ…),エンパイヤ群(シャトー…),サリナス・バンガード群(シスコ,サマーランド,シナノグリーン,シナノサマー…)などがあり、さらにこれらの品種間の交雑が行なわれて耐病性,結球性の安定を図った新しい品種も育成されている。
栄養的にはビタミンAとCを多く含み、蛋白質も含有量は少ないが良質で、そのほか鉄分やミネラルも含み、美容と健康に無くてはならない野菜である。レタスの細胞膜にはペクチンが含まれており、これは低温でかたくなる性質があることからふきんに包んで冷蔵庫で冷やすとパリッとしたレタスが食べられる。
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