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孙过庭《书谱》原文、汉译文、日译文(38)
【原文】
夫蔡邕不谬赏,孙阳不妄顾者,以其玄鉴精通,故不滞于耳目也。向使奇音在爨,庸听惊其妙响;逸足伏枥,凡识知其绝群,则伯喈不足称,良乐未可尚也。
【汉译文】
那蔡邕(对于琴材)鉴赏无误,伯乐(对于骏马)相顾不错,原因就在于他们具有真知实学和辨别能力,并不阻塞于寻常的耳闻目睹。假使,好的琴材被焚烧,平庸的人也能为其发出妙音而惊叹;千里马伏卧厩中,无识的人也可看出它与众马不同,那么蔡邕就不值得称赞,伯乐也勿须推崇了。
【日译文】
かの蔡邕がよほどの音でないと感心せず、孫陽、則ち伯樂はつまらぬ馬には目もくれなかったというのは、霊妙な鑑賞力が精緻に行き届き、聴覚、視覚に働いていたからである。もし竃ではじける桐の木の優れた音が、凡庸な耳しか持たない者に聞き分けられたとしたら、また千里の名馬が馬小屋にうなだれているのを、凡眼の者に見分けられるのであれば、蔡邕も持ち上げる必要もなく、王良や伯樂を尊重することもないのである。
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