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发表于 2006-1-25 10:52:44
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【天声人語】
2006年01月25日(水曜日)付
ライブドアの堀江貴文社長が逮捕された後、紙面では堀江容疑者という表記を使うようになった。もし起訴されれば、堀江被告となる。被告の方は昔から使われていたが、逮捕された人を容疑者と呼ぶようになってからは20年もたっていない。それ以前は原則として呼び捨てだった。
live door的堀江貴文社長被捕后,报纸上的报道都改称他为嫌疑人堀江了。如果被起诉的话,就会变成被告人堀江了。被告人是以前以来一直使用的字眼,但将被逮捕的人称为嫌疑人则是近20年来才开始的。在那以前原则上在名字后是不加任何称谓的。
一般的には、逮捕された人が起訴されるとは限らない。まして有罪かどうかは、さらに先の裁判で決まる。逮捕された人が、すぐに犯人扱いをされないようにという流れの中で呼称も変わってきた。
一般说来,被逮捕的人未必就会被起诉。更何况是否有罪还要等之后的法庭来裁决。所以在不要把被逮捕的人马上作为犯人来看待这样的潮流之下,对其的称呼也发生了变化。
堀江容疑者には、社長以外にもメディアがつけた愛称や呼び名が幾つもあった。多くは、彼とその会社のめざましい勢いに注目するものだった。破壊者、挑戦者、救世主。昨春は、東京商工会議所の新入社員調査で「理想の社長」の1位にも選ばれた。
堀江嫌疑人以前除了社长以外,还有好几个媒体送给他的爱称和称谓。很多都是反映了他及他的公司那令人咋齿的发展势头的,如破坏者、挑战者、救世主等。在去年春天东京商工会所所做的新员工调查中,他还被选为“理想的社长”第一位。
逮捕後の昨日、新聞各紙に載った呼び方を拾う。IT長者、時代の顔、改革の旗手、ネット界の寵児(ちょうじ)。ワシントン・ポスト紙は「IT業界の大君」だった。時流に乗ってもてはやされる。そんな人を表す寵児という呼び方が目につく。その寵児の波乱の軌跡を伝える記事が多い。
我收集了一下昨天堀江被捕后各大报对他的称呼:IT长者、时代的代言人、改革旗手、网络界的宠儿。华盛顿邮报还称他为“IT业界的皇帝”。站在时代潮流的尖端倍受赞誉之人被称为宠儿,我对这种叫法比较有兴趣,因为描写这些宠儿大起大落的人生轨迹的报道有很多。
自民党が堀江社長を総選挙に担ぎ出し応援したことにからんで、公明党の冬柴幹事長が述べたという。「マスコミはどうですか。すごく持ち上げたじゃないですか」。すんなりうなずくつもりはない。しかし、取材相手との距離をどう取るのかは、常にメディアが問われることではある。
据说,公明党的冬柴干事长就自民党在大选时推出堀江社長并支援他一事说道:“那时媒体是怎么做的呢?不是跟在后面大力吹捧吗?”对这话我虽不能完全赞同,然而,与采访的对象应如何保持距离,这是媒体经常被问到的问题。
耳目を集める「寵児」に、安易に飛びつくようなことがなかったかどうか。改めて考えてみたい。
对那些集万千宠爱与一身的“宠儿”,媒体是否有很容易就被吸引过去的倾向呢?这点我决定要好好反省一下。 |
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