ヘキサクロロ‐はっきん‐さん【―白金酸】‥ハク‥
ヘキサクロロ白金(__)酸。化学式 H2[PtCl6] 白金を王水に溶かした溶液から得られる。六水和物は潮解性の赤褐色柱状の結晶。水によく溶ける。そのアンモニウム塩を焼くと黒色海綿状の白金、すなわち白金海綿に分解する。旧称、塩化白金酸。
ベンゼン【benzene】
分子式 C6H6 最も簡単な芳香族炭化水素。石炭の乾留、石油の接触改質・熱分解に際して回収される無色揮発性の液体。融点セ氏5.5度、沸点セ氏80.1度。一種の臭気をもち、芳香族化合物の母体として各種の有機化合物の合成原料とし、また、自動車・航空機などの燃料に用いる。ベンゾール。
テトラ‐クロロ‐エチレン【tetrachloroethylene】
分子式 Cl2C=CCl2 エチレンの水素原子をすべて塩素原子で置換した形の化合物。無色の液体。不燃性。蒸気は有毒。ドライ‐クリーニング溶剤・金属脱脂剤・半導体洗浄剤として用いる。有害物質に指定されている。パークロロエチレン。パークレン。
フタル‐さん【―酸】
(phthalic acid) 芳香族カルボン酸の一。無色柱状の結晶。分子式C6H4(COOH)2 加熱により溶融し、水を放って無水フタル酸になる。無水フタル酸はナフタレンの直接酸化で得られ、種々の色素の原料となるほか、可塑剤・合成樹脂の原料となる。
只能看分子式了,化学不懂. |