这个详细,值得参考
~んがため(に)
動詞:[ない]形 + んがため(に)
んがために(は/も)
んがための + 名詞
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♪ 会話 ♪
課長:飛び出した子供をよけんがために、とっさにハンドルを左に切って、電柱にぶつかりましてね。
部長:君もついてないな。子供をよけ損ねた上に、電柱じゃあねえ。あそこは道が急に狭くなっているしな。
課長:一瞬先は闇とは言いますが、安穏な老後を得んがためにがんばってきたのも、一瞬にして水の泡です。
♯ 解説 ♭
「~んがため(に)」は動詞の「ない形」に接続して、現代語の「~するために」と同じ目的を表す文型になります。話し言葉として使われることはほとんどありませんが、書面語としては今も使われています。「する」と「来る」は「する→せんがため/来る→こんがため」の形になりますから、注意しましょう。
行く→行かんがため=行くために
する→せんがため=するために
来る→来(こ)んがため=来るために
§ 例文 §
1.富と地位を得んがために、彼はいかなる手段をも使った。
2.自らの罪を逃れんがため、彼は虚偽の証言をしたばかりか、他人に罪をなすりつけた。
3.大の虫を生かさんがためなら、小の虫を犠牲にするのもやむを得ない。
4.強くならんがためには、自分より強い相手にぶつかれ。
5.厚生省にエイズ薬害の事実を認めさせんがため、患者や支援団体がハンガーストライキに突入した。
★ 例題 ★
1) 彼は(くる/きたる)大会で昨年の雪辱を(果たす/果たさ)んがため、厳しい練習を(重ねている/重なっている)。
2) 彼は一刻も早く上司( )その情報を(知らせる→ )んがため、車を(走った→ )。 |