上海蟹(シャンハイがに)
別名:中国藻屑(ちゅうごくもくず)がに
日本の藻屑(もくず)がにに近い種です。
中国南部の沿岸部の河川や湖沼に棲み、秋には産卵のために海に下りてきます。また、ヨーロッパの河口にも広く分布しています。20世紀初めに、貨物船によって偶然運ばれたものが繁殖したものと見られています。\
10月には雌、11月には雄がおいしいとされています。
身は少ないですが、美味で、蒸して食べるほか、各種の料理に使われます。
上海がにの蒸しものは、上海の名物料理になっています。また、老酒漬けの酔蟹(ツェイシェ)もよく知られています。 |