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发表于 2006-5-17 10:29:43
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地中海に面したアフリカのリビアという地名は、古代ギリシャのころの著述に登場する。「リビアの奥地に入ると、そこは人も住まず水もなく、獣も棲息せず雨も降らず樹木もない荒野で、ここには水気のあるものは全くない」(ヘロドトス『歴史』岩波文庫・松平千秋訳)。
地中海临海国家非洲利比亚,其地名早在古希腊时期的作品中就已出现。“进入利比亚腹地,那里无人居住,没有水,无野兽栖息,没有降雨,草木不生,一片荒凉。这里没有一样东西带水气”。 (希罗多德《历史》 岩波文庫・松平千秋译)。
リビアの地底に石油という燃える水気があるとは、「歴史の父」ヘロドトスも気づかなかっただろう。その大量の水気が、今ではこの国を支えている。
就连有“历史之父”之称的希罗多德也没有想到,在利比亚的地下居然埋藏着能够燃烧的水气—石油。现在,正是这种水气,支撑着这个国家。
1969年に共和国になり、カダフィ大佐による独特の路線を歩んできた。米国とは長く敵対的で、レーガン大統領は大佐を「狂犬」と呼び、首都トリポリを空爆したこともあった。
利比亚自1969年成立共和国后,一直沿着卡扎菲上校的独特路线走到今天。与美国长期交恶,里根总统称上校为“疯狗”,曾经空袭其首都的黎波里。
ライス米国務長官が、リビアに対する「テロ支援国家」リストへの指定を近く解除して、26年ぶりに国交を完全に正常化すると発表した。9・11の同時多発テロ後の03年に、リビアが大量破壊兵器の開発計画の廃棄を発表したことなどを評価したためという。
美国国务卿赖斯发布消息,近期内会将利比亚从“支持恐怖的国家”名单中删除,恢复26年来断绝的外交关系。据称,在911恐怖事件发生后3年之际,利比亚发布消息表示放弃大规模杀伤性武器开发计划,此事受到了美国的高度评价。
ライス長官は、イランと北朝鮮の指導層に、リビアと同様の戦略的決定を下すよう促した。大量の核兵器を持つ米国が、まず自ら劇的に削減しないのは解せないが、核兵器がこれ以上つくられないことは望ましい。
赖斯国务卿还敦促伊朗和朝鲜领导人向利比亚学习,尽早做出相同的決定。虽然,拥有大量核武器的美国,自己不先行大规模削减,这事有点让人费解。不过,总的说来,不再制造更多的核武器是一件好事。
大量破壊兵器の存在を旗印に、米国はイラク戦争を始めた。しかし、それは見つからず、多くの命が失われた。リビアとの今回の無血での正常化を機に、米国は先制攻撃を自制すべきだろう。ヘロドトスは、こうも述べた。「平和の時には子が父の葬いをする。しかし戦いとなれば、父が子を葬らねばならぬ」
美国曾打着伊拉克拥有大规模杀伤性武器的旗号,发动了伊拉克战争。然而,事实上却并没有发现什么大规模杀伤性武器,而很多人因此而失去了生命。这次不流一滴血就和利比亚恢复了正常邦交,美国能否以此事为契机,克制自己,停止先发制人的攻击行动呢?“和平时期黑发人送白发人。可是一旦发生战争,就会变成白发人送黑发人”。 |
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