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[天声人语] 天声人语(6,17)

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发表于 2006-6-17 07:40:43 | 显示全部楼层 |阅读模式
 「聞くたびに、ため息が出る」。危機感の欠如とも受け取れる文化庁職員らの証言に、古墳の調査委員会の委員長が漏らしたという。   “每次听到都会唏嘘不已。”就文化厅职员那番可以理解为缺乏危机感的证词,古坟调查委员会委员长吐露出不满之情。  舞台は、奈良県明日香村の高松塚古墳だ。国宝の壁画の劣化原因は、これまでは地球温暖化などとされてきた。しかし、文化庁の無責任体制や担当課の連携不足といった体質による「人災」の面が強まっている。   舞台是奈良县明日香村的高松冢古坟。文化厅将国宝壁画受损归咎于至今为止的地球温暖化等原因。然而因文化厅的无责任体制、负责人的合作不足等企业素质造成的“人灾”方面日益增多。  黒カビにまとわりつかれた「飛鳥美人」の姿は、想像すらも遠慮したい。やはり悠久の時の中で静かに過ごしていたかったと、発見されたことを恨んでいるのではないか。   笔者完全不敢去想象被黑霉裹满的“飞鸟美人”会是什么样子。想必她也只想静静地渡过悠久的岁月,只怨恨自己被人类发现了吧。  これとは対照的に、古代ローマの色鮮やかな壁画が会場を飾っているのが、東京・渋谷で開催中の「ポンペイの輝き」展だ(Bunkamura ザ・ミュージアムで25日まで。以後仙台、福岡、大阪を巡回)。西暦79年のヴェスヴィオ山の大噴火で埋もれたポンペイと、その周辺の町で発掘された品々が展示されている。   与其形成鲜明对比的是正在东京·涉谷召开的“庞培的光辉”展(Bunkamura该博物馆至25日止。之后在仙台、福冈、大阪巡回展出),会场上装饰着古罗马鲜艳漂亮的壁画。该展览展出了在公元79年维苏威火山爆发时吞没的庞培及其周边地区发掘的各类古物。  逃げまどう人たちが身につけていた金銀、宝石の輝きもさることながら、巨大壁画「竪琴弾きのアポロ」が目を引く。いにしえの屋敷を飾っていたのだろう。正面にアポロが竪琴を弾く姿が描かれ、芸術などをつかさどるムーサが並ぶ。   逃窜的人们身上所佩带的金银、宝石也很漂亮,但最引人注目的还是要数巨大壁画“弹奏竖琴的阿波罗”。这幅画或许是用来装饰古代家宅的吧,它正面描绘了阿波罗抚琴的姿态,掌管艺术的神缪斯守在他身边。  アポロは、鮮やかな赤を背景にして、中空に浮かんでいる。時空を超えて、永遠に浮遊し続けるかのようだ。周辺部は、ところどころ退色しているが、この壁画では、それも古代をしのばせる一つの景色として妙味がある。ため息は、文化庁にあきれた時にではなく、こんな輝きを前にしてこそ、つきたいものだ。   鲜红的背景下,阿波罗悬浮在半空中。仿佛穿越了时空,永远漂游在那儿一般。壁画旁边也偶有掉色之处,但就这幅壁画来说,这番景色反而让人不由缅怀起古代的岁月,感觉颇具趣味。觉得在对文化厅的反应感到惊愕时还好,在眼前闪烁着这般耀眼的光辉时,才真想长长叹息一番。
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发表于 2006-6-17 09:11:06 | 显示全部楼层
asfog快考试了吧,难得还那么勤快地翻译。 今天的翻得很棒啊,就是最后一句 ため息は、文化庁にあきれた時にではなく、こんな輝きを前にしてこそ、つきたいものだ。 这个たいものだ是个句型,意思是建议对方做一件事情 叹气不该在错愕于文化厅的无作为时发出,而应该在这面对如此熠熠生辉的作品时发出。
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 楼主| 发表于 2006-6-17 12:08:23 | 显示全部楼层
引用第1楼reiuka22006-06-17 09:11发表的“”: asfog快考试了吧,难得还那么勤快地翻译。 今天的翻得很棒啊,就是最后一句 ため息は、文化庁にあきれた時にではなく、こんな輝きを前にしてこそ、つきたいものだ。 这个たいものだ是个句型,意思是建议对方做一件事情 叹气不该在错愕于文化厅的无作为时发出,而应该在这面对如此熠熠生辉的作品时发出。
考试要到7月呢....学校真无聊 印象中“たいもの”好像应该是表作者细烈的感觉跟看法…… 表深深的感叹和叹息的心情,常用「たいものだ」(GOOGLE上搜到的)
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发表于 2006-6-21 09:14:35 | 显示全部楼层
高松冢古坟(天声人语060617) 「聞くたびに、ため息が出る」。危機感の欠如とも受け取れる文化庁職員らの証言に、古墳の調査委員会の委員長が漏らしたという。 “每次耳闻,总是叹息不已。”据说,对于文化厅职员缺乏危机感的陈述,古坟调查委员会的委员长禁不住发出了如此感慨。  舞台は、奈良県明日香村の高松塚古墳だ。国宝の壁画の劣化原因は、これまでは地球温暖化などとされてきた。しかし、文化庁の無責任体制や担当課の連携不足といった体質による「人災」の面が強まっている。   发生地是奈良县明日香村的高松冢古坟。国宝壁画老化的原因,以前是归咎于全球温室效应的。然而,因文化厅不负责任的体制以及相关部门协同不良所造成的“人祸”的危害日益严重。  黒カビにまとわりつかれた「飛鳥美人」の姿は、想像すらも遠慮したい。やはり悠久の時の中で静かに過ごしていたかったと、発見されたことを恨んでいるのではないか。   简直不忍心去想象那粘满了黑霉的“飞鸟美人”的容姿。恐怕她也愿意静静地生活在悠长的岁月里,对人类的发现心怀怨恨了吧。  これとは対照的に、古代ローマの色鮮やかな壁画が会場を飾っているのが、東京・渋谷で開催中の「ポンペイの輝き」展だ(Bunkamura ザ・ミュージアムで25日まで。以後仙台、福岡、大阪を巡回)。西暦79年のヴェスヴィオ山の大噴火で埋もれたポンペイと、その周辺の町で発掘された品々が展示されている。 与此形成鲜明对照的是,正在东京涩谷举办的,展厅里布置着色彩艳丽的古罗马壁画的《庞培的光辉展》(Bunkamura博物馆25日止。之后往仙台、福冈、大阪作巡回展出)。在此展出了从公元79年维苏威火山爆发时被埋没的庞培城以及周边城镇里发掘出来的各种物品。  逃げまどう人たちが身につけていた金銀、宝石の輝きもさることながら、巨大壁画「竪琴弾きのアポロ」が目を引く。いにしえの屋敷を飾っていたのだろう。正面にアポロが竪琴を弾く姿が描かれ、芸術などをつかさどるムーサが並ぶ。 惊慌逃窜的人们身上所佩饰的金银、宝石自然也是璀璨夺目,但最吸引人的还得要数那幅巨型的壁画《弹竖琴的阿波罗》。该画原本是用来装饰古代豪宅的吧。它正面描绘了弹琴的阿波罗,艺术之神缪斯则站在一旁。  アポロは、鮮やかな赤を背景にして、中空に浮かんでいる。時空を超えて、永遠に浮遊し続けるかのようだ。周辺部は、ところどころ退色しているが、この壁画では、それも古代をしのばせる一つの景色として妙味がある。ため息は、文化庁にあきれた時にではなく、こんな輝きを前にしてこそ、つきたいものだ。 在鲜红的背景下,阿波罗身悬半空。仿佛他将超越时空,永远遨游不已一般。画面周边也出现了斑斑腿色之处,但就该壁画而言,就连这成了缅怀远古的景色而别具妙趣。叹息,似已不必发在对文化厅的失望之余了,真正的叹息应该发在如此光辉灿烂的画面之前吧。 相关链接: 040621高松冢古坟壁画 据说,最初觉得“像青色的霉菌”。但仔细观看,就发现有点像树根,又有点象带子。 等到眼睛适应过来,光线也略强一点的时候,再定晴凝视。依稀可以辨出是系着近于褐色的衣带,穿着蓝色服装的人的姿态。“是人像!是壁画!” 关西大学名誉教授纲干善教先生记下了72年3月奈良县明日香村的高松冢古坟壁画发现的那一瞬间(《飞鸟高松冢古坟》学生社)。此后时隔30年拍摄的,本月出版的《国宝高松冢古坟壁画》(中央公论美术出版)中的照片,告诉人们西壁的白虎部分已经老化了。 由此联想到了电影《菲利尼的罗马》(注:菲得尼,<Federico Fellini>1920-1993为意大利电影导演。以描绘二战之后社会繁荣下人的精神颓废而著称。作品有《道》、《甜美生活》、《8 1/2》等)。摄影机进入地铁工地。挖掘机在墙上凿开大孔。突然,前面呈现出古代的墙壁。上面所描绘人物色泽鲜艳。刚刚意识到这是个新发现时,色彩迅速淡化,图像悄然消失。这是个极端表现现代空气的影响作用的令人难忘的场面。 看看书上的照片,确实白虎的轮廓已模糊。威武的表情也呆板了,给人感觉与其说是虎更像一只猫。也有形态保存完好的图画,但愿不要再退色了。特别是“飞鸟美人”们的唇边的红色依然鲜艳。 与高松古坟相邻有一座《壁画馆》。展出的画虽是临模作品,却也有一种东西扑面而来。这或许是由于遥远的古代的画至今仍在邻近的黑暗中呼吸着的缘故吧。 040621《天声人語》  最初は「青いカビのようなものか」と思ったという。しかし、よく見ると何か木の根のようなものもあり、紐(ひも)のようにも見える。  目が慣れてきた時、日差しが少し強まり明るくなった。凝視する。茶色に近い色の緒(ちょ)を結び、青い服を着た人の姿が、かすかに見えた。「人物だ! 壁画だ!」  72年3月、奈良県明日香村の高松塚古墳での壁画発見の瞬間を、網干善教(あみほしぜんきょう)・関西大名誉教授が記している(『飛鳥高松塚古墳』学生社)。それから30年たって撮影され、今月刊行された『国宝 高松塚古墳壁画』(中央公論美術出版)の写真で、西壁の白虎(しろとら)の部分が劣化していることがわかったという。  映画『フェリーニのローマ』のシーンを連想した。カメラは地下鉄の工事現場に入ってゆく。掘削機が壁に穴を開ける。突然、その先に古代の壁が現れる。描かれた人物像が鮮やかだ。新発見と思う間もなく、色が急速に薄れ、像は消えてゆく。現代の空気の作用を極端に表すかのような印象的な場面だった。  本の写真を見ると、確かに、白虎の像の輪郭は薄れているようだ。たけだけしい表情もぼやけて、虎というより猫の気配も漂う。退色が進まないことを願うが、姿形(すがたかたち)がしっかり保たれている絵もあるようだ。特に「飛鳥美人」たちの口元の赤は鮮やかだ。  高松塚古墳の隣接地に、「壁画館」がある。掲げられた絵は模写(もしゃ)だが、それでも、胸に迫ってくるものがある。それは、はるかな古代の絵が、すぐ隣り合った闇の中で、今も確かに息づいているとの思いから来るようだった。
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