徳渕真利子さんが、東海道新幹線の車内販売のアルバイトを始めたのは、昨年1月だった。制服姿の写真を求人雑誌で見て、やってみたいと思った。父親の転勤で引っ越しが多く、何度も乗った新幹線が好きだった。
徳渕真利子开始从事在新干线内卖东西的短工是在去年1月。最初萌发做这份工作的愿望,是因为在招聘杂志上看到穿制服人员的照片。由于父亲调职,经常搬家,她曾多次乘坐新干线,很有好感。
12月には正社員に登用された。平均の3倍近い売り上げを記録したからだ。昨年度の売り上げは、社員とバイトを含め約400人いる東京オフィスで1位だった。ルーキーでMVPといっても過言ではなかろう。経験10年の指導係も驚く活躍だった。
因为创下平均销售量近三倍的纪录,她在12月被录用为正式员工。东京办事处有正式员工和业余打工人员在内共400人左右,她名列去年年度销售额之冠。夸她是新人中最优秀的也不为过。其活跃表现让有10年经验的领导也颇为吃惊。
まだ22歳。童顔で、10代といっても不思議ではない。なぜ、そんなに売れるのか。いろいろ聞いてみると、努力と笑顔らしい。
德浏真利子年仅22岁,一张娃娃脸让人觉得才十多岁似的。为什么她的销售成绩这么好?多方询问后,她告诉我们也许归功于努力和微笑。
通常の勤務は、1日に東京・新大阪間を1往復か1往復半。のぞみの場合、5人で16両を分担する。天候や時間帯など様々な条件で売れ筋が異なる。コーヒーか、弁当か、ビールか。一度回った時点で売れそうなものを見極め、ワゴンの目立つ所に置く。1人ずつ客の目を見ながら、ゆっくり歩くのがポイントだ。ほほ笑みを欠かさず、丹念に何度も回る。
她平时的工作是每天在东京至新大阪间往返一次或一次半。希望号上由五个人负责十六节车厢。在天气和时间段等各种不同条件下,销售方面有差异。是咖啡好卖还是便当或是啤酒抢手?在车厢内销售一趟后,她确定出卖得好的商品,把它们放在售货车显眼的位置。边看着每一位客人边慢慢地推着售货车前行,是销售的要点。同时也要面带微笑,耐心地多走几趟。
お盆休みは家族連れで混雑する時期だ。10人以上通路に立っていると、ワゴン販売は中止し、トレーに商品を載せて回る。昨年の経験では、圧倒的に売れたのはアイスクリーム。子どもにもお年寄りにも売れるという。ビールはお父さんが家族にとめられて、あまり売れない。帰省先へのみやげを用意していない人も意外に多く、車内でよく売れるそうだ。
盂兰盆节是举家外出的混杂时期。有十位以上的乘客站在通道中时,就停止用售货车,改用托盘装商品销售。根据去年的经验,最热销的当属冰激淋。无论孩子还是老人,都很爱吃。啤酒的销售对象是乘车的父亲们。由于被家庭成员劝止,啤酒基本卖不出去。意外的是很多人没有准备回家探亲的礼物,因此车厢里礼物卖得不错。
「お客様のじゃまにならないよう、役に立てれば」。頭の中は仕事のことばかりだという。
“希望在不打扰客人的同时,给他们带来方便”, 德浏真利子说。她考虑的全部都是自己的工作。
[ 本帖最后由 露小荷 于 2006-8-14 07:59 编辑 ] |