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週刊 ビジネスの基礎知識
■ <第213号>
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不祥事は起こってからでは遅い ■ コーポレート・ガバナンス ■
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コーポレート・ガバナンス(Corporate Governance)とは・・・
日本語では「企業統治」と訳されており、企業の運営や意思決定、
内部牽制の仕組みを指します。
企業活動は多くのステークホルダー(利害関係者)によって成り立っているため、
皆の利害関係を損うことなく、円滑に経営を進めていく必要があります。
そのための考え方として「コーポレート・ガバナンス」という言葉が提唱され、
運営や業務活動を外部からチェックすることが目的となっています。
■チェック・監視ポイント
・健全に運営されているか
・透明性があるか、適切な情報がおこなわれているか
・企業理念を実現するための方向づけを従業員に行っているか
・歪な権限体制になっていないか、経営者に権力集中していないか
・各人の責任所在は明確になっているか
・不正行為をしていないか
など
「企業は誰のものか」「企業は誰のためにどのように運営されるべきか」
「企業の運営をどのように監督・監視するべきか」という問題意識や、
企業の不祥事多発により、注目されてきた言葉です。
コーポレート・ガバナンスに対する取り組みや具体的方法は、
企業によって様々です。興味のある企業があれば、その企業の
“コーポレート・ガバナンス”を見てみるとよいでしょう。 |
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