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[美文推荐] 新编日语阅读文选

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发表于 2008-4-6 18:17:30 | 显示全部楼层 |阅读模式

新编日语阅读文选  之日本文化的特色。每周一编,下周打算入力  熟年離婚

日本文化の特色
東洋の文化は多く印度や中国にその源を持つものですから、日本文化は東洋文化の一部である以上、印度や中国の文明と共通面の非常に多いことは申すまでもありません。しかしそういう共通面よりさらに進んで、日本だけに固有の文化の性質を観察することはきわめて興味あり、かつ重要なことであります。日本文化に固有なものは自然の美しさ、豊富さ、清らかさから来ているのであります。冬はすっかり凍って凍り閉ざされる所もあればほとんど雪を見えないところもある。しかし、その四季はそれぞれに美しく楽しい。水は清くすんで、そのまま飲んでも害にならない。野菜は種類も多く、豊富である。木も花も種類が多くやさしくで美しい。そういう中では、おのずから文化の中に自然の持ち味が生かして使おうという精神が生まれるのでありまして、日本人が自然に反抗しようとせず、これに順応いて自然と共に生きようとしたのは同然であります。

日本文化の重要な特色の一つは実はここに存するのであります。即ちできるだけ自然を生かし、自然を取り入れて行くということであります。出来得る限り人工をのぞき、自然のもっている美を発揮させようとする。もしどうしても人工を持ちなければならぬものには、それに自然をそえるのであります。例えばかしわもちの場合はそれであります。もちだけさらに載せて出したのでは、人工をそのまま皿に盛っただけであります。そこでこれに自然を添える。即ち柏の葉で包んで出すのであります。人工に即していますが、どこまでも自然を失うまいとしたのであります。

この自然を失うまいとする心は、どこまでも日本の文化について回っている一つ原則なのであります。建築でも、絵画でも、また料理などにいたりましても、みな等しく出来得る限り自然の色や味を生かして、使おうとし、もし人工とか技術とかを用いるとしても、それはいかに自然を生かすかという事のための人工であり、技術でありのであります。例えば柱なら木自身の持っている元のままの色や木目を出して行く。食べ物なら野菜そのものの生の味や形をなるべく損なわないように生かしていこうとするのであります。きゅうりもみとか大根の浅漬けとか、魚ならさしみちか塩焼きとかいう風に、自然を出来るだけ保存して行こうとします。これを中華料理があくまでで物の原形を殺し、明ら課にその特質が分かるのであります。
日本料理では刺身のつまに菊の花をそえたり、大根や人参を細く糸に切った物をそえたりして、いつも自然から離れないように心がけます。そしてこれはひとつの料理のみには限りません。建築にも家具にも衣服にも常に尽きまとっている原則であります。
普通の目では自然というものは単調な至ってつまらないものであります。なんでもないこの自然の中に美しさを見出すことは余程目が高くないと出来ないのでありまして、美術の発達史を見ましても、余程美の意識が発達してから後に生まれたことであります。

ある考え方からすれば、文化とはいかに人間が自然を征服し、自然を素材としながらも自然と別のものを作ったかということであって、自然を離れれば離れるほど、文化の高さを表すものであります

日本人だって人間である以上、人情にそんなに違いのあるはずはありません。便利なものは便利だし、おいしいものはおいしいに決まっています。従って、日本人が文化の物質的方面を無視するというならば、それは間違いであります。

しかし日本文化の建前は自然を負かす事ではなく、自然と共に生きることであります。かしわもちが葉に包まれていることは何も舌先やおなかを楽しませるためではない。食べ物におもむきをそえ、見た目を喜ばせるためであります。

ある人は日本人が自然を楽しむのは生活が貧乏で文化が低いからだと申しますが、これは明らかに薄っぺらな見方であります。即ち文化の建前が違うということに気づかぬ皮相の見解であります。

そうなった理由は、すでにお話申し上げましたように、日本の自然そのものが美しいことと、美の意識が洗練された結果、人工と自然とを別々に切り離さず、両方を固く結び合わせて一つの文化を作るようになったからであります。

ーーー完了ーーー
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发表于 2008-4-7 00:12:57 | 显示全部楼层
嗯~ 谢谢楼主 期待下一期
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