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转贴一篇发表于日本国贸促《国际贸易》080701上的本人的短文。
日頃あまり政治に関心を持たない私が、この頃太平洋の彼方のアメリカ合衆国大統領選挙に関心を抱くようになった。民主党候補者は決まったが、指名争いで睨み合っていたのは、バラク・オバマ氏と元ファーストレディーのヒラリー・クリントン氏の二候補。一方が黒人、一方が女性という前例のない戦いに、人々の関心はいやが上にも高まった。この大統領選と本来あまり関係なさそうな福井県小浜市で、オバマフィーバーが巻き起こっているそうだ。
黒人候補のオバマ氏と「小浜」が同音のため、市内の業者はTシャツや法被、饅頭、箸など関連商品を続々と開発、「勝手に応援する会」を立ち上げ、果てはオバマギャルまで現れたそうだが、この熱狂振りは私の目には異様としか映らない。
私が思うに、どの候補者を応援するかは、その当選後に採るであろう政策、特に外交政策によって決めるべきだ。目下、次期大統領は民主党のオバマ氏と共和党候補のマケイン氏の2人に絞られてきたが、各候補の対アジア政策や対日政策はどうか、日米関係を重視するか、また新政権発足後、日米同盟や日米関係はどうなるか等を問題とすべきではないか。たとえ勝手に応援するといっても、少なくともこのような事柄を考慮に入れた上で応援するか否かを決めるべきではないだろうか。
アメリカは日本にとってかけがえのない同盟国だ。しかし、沖縄の米軍基地に関連する思いやり予算や普天間基地移設など、日米間に問題がないわけでもない。新政権はこうした問題にどのような影響をもたらすのだろうか。日本の国連安保理常任理事国入りを支持するのか、どんな具体案を示すのか。また、国際経済や日米貿易において、どのような経済政策や通商政策を採るのか。日本人としては、まずこうしたことを優先的に考えるべきではないだろうか。Tシャツや法被、饅頭、ギャルなどで一時的に話題になっても、私には、それが真の町興しにつながるとは到底思えない。 |
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