|
发表于 2013-6-20 02:47:41
|
显示全部楼层
本帖最后由 nomimi 于 2013-6-20 12:27 编辑
在楼主的基础上,给另类翻一下哈~!
梅の実の熟す季節、近所の小さな梅林で収穫を手伝った。ついこのあいだ花を愛(め)でたばかりなのに、時のめぐりは早い。いつしかどれも丸々と育ち、青葉に隠れて細かい雨にぬれている
梅果成熟此季节,邻舍小园帮忙采。时光匆如流水逝,梅开赏花犹在眼,转眼已至梅熟时。个个饱满叶中藏,蒙蒙细雨披衣裳。
▼落ちているのをまず拾い、枝の実は手でもいだ。すぐにバケツはいっぱいになる。分け前をもらって帰り、ざるに盛ると台所は甘酸っぱい。毎年ながらこの香り、雨の季節によく似合う
已落硕果首先拾,伸手再挽枝上果,不刻篮即已装满。携回赠果笊里盛,灶房即刻飘酸甜。年年如是此香味,最是符合雨季节。
▼梅干しを漬けたり、梅酒を作ったりすることを「梅仕事」と呼ぶ。手元の辞書にはないが味のある言葉だ。煮梅やジュースなど、多彩な手作りを楽しむ人が、この時期少なくない
晒梅腌渍做梅酒,此些统称「梅仕工」,此词字典无从查,却是意境深远也。煮梅榨汁样样来,乐于此季人不少。
▼当方も、傷の入った実はジャムにして、傷なしを梅干しに漬けた。瓶の中で、塩をふった梅から梅酢が上がるのを眺めれば、ご先祖様の知恵に頭が下がる。質素きわまる日の丸ながら、作ればなかなか奥は深
吾将伤果做梅酱,无伤果子渍梅干。望瓶渍盐梅转醋,感佩祖先智慧杰。极尽朴质太阳旗白素饭中一点红,制作又是奥妙深。
▼「うめぼしの歌」というのがあるそうだ。端折(はしょ)って紹介すると、「二月三月花盛り」に始まって「五月六月実がなれば 枝から振るい落とされて 何升何合量(はか)り売り 塩に漬かってからくなり シソに染まって赤くなり……」。そうやって「生涯」をうたっていく
传闻有首「梅干歌」,首段歌词来介绍,「二月三月花盛开」,此歌以此为开端,「五月六月结梅子,轻摇枝梢落下来,几斗几升秤去卖,用盐腌来味道咸,紫苏浸染色变绯~~」,如此歌出梅「一生」。
▼梅雨が明ければ三日三晩の土用干しが待つ。一人前の梅干しになるまでに結構な手間とひまがかかる。そうして一粒一粒が、食欲を刺激し、食あたりを防ぐといった効用を宿すのである。「手塩にかける」という忘れがちな言葉を、年に一度の梅仕事に思い出す。日本の雨期の、しみじみ嬉(うれ)しい生(な)り物である。
梅雨过后三日夜,洒晒待其脱水干。直至合格好美味,劳心劳力费工夫,唯此方能粒激食,蕴防食物中毒效。一年一度「梅仕工」,醒人忆起易忘语,「事必躬亲不假手」。日本雨季梅果子,沁入心坎是喜果。
|
|