【サンパウロ21日時事】ブラジル・サンパウロ州中部バウルー市でこのほど、宝くじ売り場を襲った強盗が履歴書を犯行現場に落とし、取りに戻ったところを逮捕されるという出来事があった。
地元警察などによると、失業中のブルーノ・ミリタン容疑者(21)は16日、店員にモデルガンを突き付け、250レアル(約1万3500円)を奪って逃走した。ところが、4カ月前から職探しをしていた同容疑者は、持ち歩いていた履歴書を現場に落としたことに気付き、引き返したところを駆け付けた警官に取り押さえられた。
履歴書で同容疑者は自身を「正直で誠実、献身的」などとアピールしていたという。
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