「長い」と「永い」
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
┌──┐…………………………………………………………………………
│問題│ 女性は男性より「ナガ生き」するようだ、はどっちでしょ?
└──┘…………………………………………………………………………
●長い (形・距離・時間などに関して)隔たりが大きい。
▽例▽ 長い髪・長い行列・長い道のり・長い文章・気が長い・長続きする
●永い (時間に関して)いつまでも続く。
▽例▽ 永い眠りにつく(永眠)・永くその名が残る・末永くお幸せに…
……………………………………………………………………………………………
【長い】が一般的に使われ、
【永い】は「時間」についてのみ「永遠・永久」の意味で使います。
ですから「時間」については、例えば【長い年月・永い年月】のどちらも使えるのですが、書く人の主観的な気分で使い分けるようです。
海外留学していた恋人に1年ぶりに会えた!
「やっと会えたね。永かった~」
彼女にとって、その1年は永久にも感じられるほど永かったのでしょう。
↑
う~む、ちょっと凝り過ぎ? 小説などで使いましょう。(笑)
さて、問題の答えは【長生き】でした~☆ 【永生き】といきたいところですが、ここは一般的にね。
また「秋の夜長」と書きますが、「春の日永(ひなが)」と書きます。
「日長」でも間違いではないのですが、昼間の長い日を「永日(えいじつ)」 というので、その関連で「日永」と書くのが一般的です。 |