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发表于 2006-8-13 00:55:29
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31.小学生だったころのはなし、休み時間にみんなからからかわれていたA君が、いきなり「俺自殺4 E3 ~( w8 J4 O W: U4 Q+ P7 V
# { o! [+ t6 ]6 U; H# @する」マジな顔で教室のあった3階のべべランダ二でようと勢いよくドアをあけた。他の同級生は息を$ F- \/ G8 e, B8 c5 u h& J
, _) \2 |+ O2 L1 {- i4 K
呑んでそれをみていたが、Aくんはドアを開けた瞬間、ドアに指をはさみ、「いってー!」といいなが
+ H( a! ]8 G5 k% F9 u. T( K
8 o/ I+ I. T$ G& J) G% I7 A; [# v0 Pら保健室に走っていった。自殺するのはもっといたいぞ~!& C( Z" J" A' _ B" C7 u' U/ C
, t# g' L6 M# G! Y
! V: i C s5 ^; k* V+ Z- \1 j
32.
3 b) o0 r: g8 k8 n2 {高校3年、進路を決める大事な面談。順番がまわってきて、「どうぞこちらにかけください」と先生の
% ]7 E1 ?7 r: `) |. S" z$ G- n" I$ I. p/ s$ {+ `
差し出した手に握手をしてしまった。; L# ?) `8 o5 M* L. D
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& P( d7 }$ Z$ g2 W+ Z) r; o2 x/ }% T* h* B* f
33.
4 s% \' K- A* Mある日、エス副部長は、秘書の女の子に「私、今日コレですから!」と、しきりに自分のベストをひっ6 \( g6 k: |4 a2 i6 M
9 ~& |8 G$ M2 w. @ばっていた。何かいわなきゃと思った秘書のこは、「素敵なベストですね」といったのだが、「違いま. b6 _/ c, j5 l, b2 S2 n" Q5 F6 F
% h1 k6 p/ C# H% z/ i6 K
すよ、コレですこれっ!」と更にベストをいんっばっている。何がなんだかわからず秘書のこがこまっ' r( L6 p9 @# O% D0 h8 u
9 \& s( p. E$ B
てると、「これ、チョッキですよっ!」とほこらしげにいいはなった。「直帰」だと理解するのには、( Y8 s$ |7 S) C
( b7 E' G& d0 \( N0 |( z* W
それから5分かかった。
5 M3 ? |; s2 j) A- D
/ H8 d: o9 J6 ^& M9 e/ h# h- [: n5 w, U K
34.) |) E8 \0 |' @4 p. ?9 ~3 m
身代わりで鞭打ちを受けることになった男、あまりに痛いので、謝礼金を役人ヲわたし、勘弁してもら
" ]+ [8 k+ s9 x1 t- q5 K( C5 x1 f7 N" I; x: M' b# C
う。% _- q0 L X( K3 o$ K, m
頼んだ人間にあって「あなたのお金のおかげで、命がたす借りました」。7 i; h# m' Z5 }, r" {
& |! |4 S' o2 H1 }8 H* T
/ S% @. ?2 f. Z2 p, ?- O7 s$ [% I$ C
1 `1 U5 O$ R& p) s35、2 j5 G/ `$ r# }! M. F( V
貧乏な漁師夫婦、ふゆにあみをふとんがわりにしたがら、しみじみと「こんな寒い晩に、ふとんのない; K2 D1 e6 y( h% E% b
5 N4 z r! S6 i) O6 r- e
ひとたちは、さぞつらかろうな」。! K2 Y; I" m m( p7 ^3 `7 }! F
. t9 V) S, Q* F" R/ _9 b; H! t
7 q5 ?. _$ a+ ^; d9 u36.
) @6 D+ X! I0 v1 j! w酒好きの男、酒一升の徳利を拾い、燗ををつけているうちに夢から醒めてしまった、「ええい、ひやで3 `3 x& M: c. O8 o2 Q- G! v+ m9 p4 N P
" n) B, y- P7 C
のめばよかった」0 G* X- K8 I1 Q5 z& U5 @
: Q: I$ W, \: \8 o# e- [4 S
3 |/ C/ q8 G7 j, W) F. x
37.
1 X& n9 E; ^: C! Kトラに加えられた親父、息子が弓を取っておいかける。親父「足を狙え。皮に傷がつくと値打ちが下が& `& L% P) Y8 j6 ^& C ?$ o
g: q9 [( R# t
る。」- f! {6 f2 x% E# U: y5 }
& @6 h+ g" Q# m+ T% T
3 d" c/ f8 P: T2 Y! H# I
! C" K$ w/ I8 J4 s, Q: v% U: d7 n3 v& n1 w# f- ]* m; s* e
38.
v- K( j" m" j腹のへった男、饅頭屋の前で大声をあげてぶっ倒れる。1 Y8 E7 e1 _5 @. y/ A
主人がわけ聞くと「生まれつき饅頭がこわい」. \. f) P9 g* M# s0 I
主人、饅頭をいれたへやに閉じ込め笑い者にしてやるうと考えた。
0 e# g% x/ w6 s% e; fところが、だいぶ立ってもひっそりしているので様子をみると、饅頭をぱくついている。
: i, n2 S8 W( V/ \$ k1 i+ C0 Y「ほんとうにわいものは何なんだ」となじる主人に「茶が二、三杯にわい」! S1 q$ }/ E U( q9 M& o
8 \0 k! U) O/ F2 U4 y# w2 g* X7 _9 p0 ^0 a6 j& j
4 ^! g) g+ g5 f/ X
39.
5 c$ Q( A) }6 b: Y9 C7 C G金持ちの若旦那、外で倒れているこじきをみて「この男はなぜたおれているんだい」* D! Q" m n" g& `
「飯を食ってないんで、ひもじくてたおれたんでさ」
& @: v% g9 D1 t, Q「飯を食わないんなら人参湯をのんでおかなかったんだろう。そうすりや半日はもつのに。」" S. B( ^, b/ u) r
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- _' Q: I+ L" H. B9 D
8 R, e, B1 a2 A0 z+ |. e+ Q40.6 u$ ?* W( C0 p- E/ J4 Q$ z
牛を盗んでかせをはめられた男に知人が「いったい何をしたんだ」「僕は、道を歩いていて、縄がおち
, r4 z9 G5 y% z! G7 t. i$ ~: J$ {
8 t( L$ }6 r1 m0 V- {ていたので拾っただけなんだ」「それで、何で罪になるんだ」「たまたま、そのなわのさきにこうしが
, O% x, l* s X( \7 t5 v! R8 d' \
6 `0 R% V5 Q% R6 U$ vつながってたんだ」
: Y7 d7 \6 V6 R
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41.ととの目
$ x% ^( u+ q% o/ W6 ^# H. `昔、三太というばかな息子がおりました。
6 k2 x- ]& \! O, X9 u" dある日、親父の留守に、ひとが訪ねてまいりました。+ E8 f( v9 u2 a- K
三太は、玄関にでると、「親父は、ただ今、留守でございます。お前様は不知人だから、家にあげるわ" g) i" N: m, {5 x7 G, w% P( g
4 f! p( g+ O8 Q' O* {
けにはいきませね。」
& g8 j2 P( k( P「そうかそうか。三太さんとは、知り合いではないがね、親父様とは、知り合いだから、しばらくまた
3 o3 F4 q9 Q7 z! A0 G8 o
4 Y$ \* Z. m$ X+ Vしてもらいましょうか。」
* w' t4 G, }6 p& T% wといいますと、息子の三太、しばらく考えていましたが、すっと奥に引っ込むと、親父の眼鏡をかけて
, n! K* V/ Q, F) w# {7 v- y6 \+ j1 z7 x3 I- g$ f2 U" y
出てきました。
9 f& d9 y$ k2 Z5 I/ D9 [/ lそれでよくよく、客をみてから。「この、ととの目でみても、お前は、やっぱり知れぬ人だ。」
; x" ~! L! j$ B$ V
$ V5 c2 \* Y+ `* v( d) _
. b) h4 _- Z6 e0 q- N8 }; @42.小鹿の バンビ
^+ e8 S( s4 c& e" D太陽が、森に木々の上に、ひかりを投げかけた。朝がやってきたのだ。, z# c0 w( @6 \1 q6 K
早起きの小鳥たちは巣方飛び出して、小枝にとまって、すがすがしい空気を吸いながら、歌を歌いはじ# h) h! P" I9 D( j1 t. m6 F
* S% J2 P. I4 H" p+ r, yめた。8 B5 K: M) p( M9 \# m& }8 I$ {
「おや、あの声は何かしら」( ?- s; o# K6 R" X; E# D
わかいカササギは、不思議そうに首をかしげた。低く、うめくようなこえだ。
( O' T5 ?0 c& P8 ]0 l8 M; H& g+ M, M「あんな歌は、はじめてだわ」
% V; B1 C' Z4 s! y2 w7 m: lカササギはこえをたずねて、枝から枝へと飛んでいた。
3 W& [* r: C+ \* b声は茂みの奥のめすじかのうちからきこえてくるのだっだ。
O" T6 ]$ ]/ `9 l2 B人目につかない、その小さな部屋の中には、母さんじかが、ほっとしたようにすわっていた。そして、
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そのそばには、生まれたはかりの小鹿がたっていた。% @3 D, G2 q: z! G
「まあ、なんてきれいなこだろう」
7 s; c; K( @$ Z: z$ D% ]; Fカササギは思わず、おおきなこえでいった。
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& I3 I( y( u" s; E0 z- ?
9 a' B, h n! t$ ~43.きつねとからす
. V0 K5 @' u4 Bカラスが大きな肉をくれえて、木の上に止まっていました。木下を一匹のきつねが通りかかりました。& U/ L {" B9 C' R/ y% N p% J
8 \1 R2 f$ ~( O) i) i( z/ f% [# z6 _" p
きつねはふと立ち止まり、木の上のカラスを見上げました。そして、カラスが加えていた肉をしだにお
5 z$ x, k' S; Z7 t4 Z$ c. l
# I6 T& J4 T0 |% Z* L9 n3 Kとさせてやろうとおもいました。
2 S6 n7 ^' c0 ]* @$ n7 W, Aそこで、狐がカラスに声をかけました。「からすさん、こんにちは」3 Q4 S* Y( B0 G |: v
とことが、カラスは黙って何も答えません、もし、なんとかいうと、せっかく加えていた肉が、地面に
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落ちてしまうことをちゃんとしっていました。0 G. T; Z5 f. e9 m2 i. M2 x
狐は何とかして、カラスをだましてやろうと思いました。
! i/ i3 b. q5 A# A- S* v6 f1 Z「からすさん、あなたはとてもよい姿をしていますね。それにとても美しい羽ですね。もしも、その姿
4 g" B. B2 T, Y7 t1 ?% q, `2 f
や羽の美しさに、よく似合った声さえあれば、きっと鳥の女王さまになれますよ。さあ、ないてごらん F) e5 w- \* j2 h5 c F2 f
7 v: g; D2 h) u" m* q' n! L6 d
。」4 _* [# M. p1 N1 t7 C+ g
きつねがこんなにほめるのは、うそをいっているのだと、からすは思いました。カラスは自分のはねが. S7 Z, T3 ?( b+ U3 b, i: t4 p" P4 v
N' U( ?. J: m/ bまっくるで、うつくしくないことをしっていました。また、こえもよくないこともしっていました。か
. t5 T8 D9 K& Q! b( X+ E" U2 n* ?: _! [9 N9 P( C4 b) W
らすはきつねがうそをいっていることが、よくわかっていましたから、それをはっきり見せてやろうと
- Y8 \0 `; ^. r
" L) S4 l& {* E, s( r, i考えました。からすは狐のうそを見破ってやることばかり考えて。声を出せば加えている肉が落ちてし0 _6 O: } R6 R h0 |
8 a; z" k- t- _+ N5 m1 n' ]まうことをけろりと忘れてしまいました。
B4 r: h6 `1 p: T) a" V% xからすは大きな醜い声で、「ガア、ガア、、、。」と、ないてみせました。
7 z& [6 ^) |# g/ L- O4 R+ k% s木下を狐は落ちてきた肉を拾い、「からすさん、あなたの声は確かに女王さまになれないほど、みにく
8 o$ o! J1 w0 Q7 v4 \
7 a4 A2 |( N2 {! z! D0 gいですよ。けれども、あなたは少し知恵が足りませんね。このおいしい肉は、わたしがいただきますよ3 y) \% _/ e" l* v6 |! }
: G* \1 t2 Z6 i& t7 D1 m: Q6 p6 r
。」といって、おいしそうにたべました。* j+ q9 C' D' [/ q) K' {
9 K) u6 W6 ^. g: F: P3 R0 j0 ~) a% B- }
% i, s a% p# ?: H( [( t44.ありときりぎりす7 J$ P! x) H/ h7 c8 G1 Y+ g6 C
木々の葉は、もう散ってしまいました。あきもおわりかけて、かなり寒くなりました。珍しくお日様の
u9 i& T( e9 d5 j
" Y; R" o$ M) x照った秋日和でした。
; O* Q H2 _ X2 p. d( jたくさんのありたちが、夏の間せっせと蓄えた食べ物を、外に出してお日様に干していました。6 B5 t3 M* J% G( n1 Z
そこへ一引きのキリギリスが通りかかりました。つえをついて、よろよろ倒れそうな様子です。おなか$ N! w; C- w4 m8 P) r- F! @. q) M
' |9 u4 `; z0 x- X0 ` o' p4 _
がすいてからだがよわっているのです。きりぎりすはありたちが、食べ物をお日様に干しているのを見
5 ?/ P( @! y5 W" v3 J* k
7 ?% ~4 B R$ Vて、「ほう、こんなにたべものが、、」7 N- B# K e8 O! \* n1 z0 Q
とめを丸くして驚き、そばにいたありに、「ありさん、ありさん、すみませんが、食べ物を少し恵んで
) w& d: I$ f2 N, d/ z3 K0 k- Y8 [& b, E7 B8 [5 d" x# d
ください、私はおなかがすいて歩けないのです。」
6 {2 J! g& W* L. @. @" X, nとたのみました。
! q* c7 O$ ~. M" l- Z$ lすると、ありは不思議そうに聞きました。$ U. N Y( F& H+ `" C- G. K9 q
「それはお気の毒なことです、でもきりぎりさんは、夏の間に食べ物を捜して、たくわえておまなかっ
8 [, R! A: m! y- y
F4 H" X1 c. O. gたのですか。」
1 J6 D: v8 [% F% b「私たちは夏の間、食べ物を捜す暇なとありませんでした。毎日うたをうたってくらしていました。」
% Y i& ~2 F' X0 x# tとキリギリスが答えました。
. y# x( r5 C% g+ l) kそれをきいたありは、「そうですか、じゃ、冬になって食べ物がなくなっても、何も食べないで歌を歌
' p; l) z) _ t( e& m& v8 h) `- X, } g8 |. P
っていたら、いかがですか。」
5 v/ [: K& X( o1 c8 aといいました。2 h9 D, a' Q1 }, V. K* v- u# q
6 o# C6 J# q4 J) }
/ }0 i& i5 s0 Z% Q
& X+ w- _0 \/ g, G% |45.二匹のかえる
' \3 |+ n* G8 D, M1 v+ e$ a1 J池の中に二匹のかえるがすんでいました。5 u' Y1 D, ^8 N; d
夏になると、暑い日が毎日続いて、池の水がだんだんすくなくなっていきました。そしてとうとう水が4 k5 b* p7 m6 N; g/ A
; |3 _& X. l! Q: Sなくなってしまいました。
, t7 C: K4 Y- n$ h" ]7 f0 iそこで、二匹のかえるがほかの水のある池を捜しに出かけました。しばらくいく取る甲斐井戸がありま* m" n/ ^; q! x- x1 b2 ?! s0 g
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した。井戸のなかにきれいな水うがたまっていました。1 E( D3 E6 Q9 i) c) [7 H
一匹のかえるがいいました、「きみ、この井戸の中で暮らそうではないか、あんなに水がたくさんある
# e' p' |. E8 @8 r' w" H5 E6 X! k) R8 G/ }
からあんしんだよ。」% i. N6 ]/ ^# g5 F1 A/ }
もう一匹のかえるは、いどのなかをのぞいていましたが、
- b+ @3 \; _ B' {+ J8 o「君の言うとおり、いかにのきれいなみずがたくさんあるね。けれども井戸の水だって、いつなくなる
, _4 ?: N1 D/ \' f* U0 }( l. P( j- {- M7 T) I
か知れないよ。なくなったときはどうするかい、こんな深い井戸のなかからあがることができないじゃ
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ないか。」といいました。
o! m: C% x) q/ ^7 f1 ~! ] P2 p! Z# M# Y' ]. q5 d5 k/ ~$ j
8 H+ m$ l2 p9 t- H' W+ s
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% m* N; }( u* A& V6 U- p" O46.白雪姫! G v3 F$ c* _. M7 X$ i& W
黒檀の窓辺で、縫い物をしていた王妃が、針で指を突くと、真っ白の雪の上に真っ赤な地が滴った。王. T; G4 I7 b( m
7 }$ m6 d' [; z- C
妃は「雪のように白く、血のように赤く、窓枠のように黒い子供がほしい」と願う、やがて、皮膚が雪
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のように白く、唇勝ちのように赤く、髪がこくたんのように黒い白雪姫がうまれてくる。
% Z2 T7 q5 \2 z( s+ M母が死に、継母がやって黒と美しい白雪姫は嫉妬されて殺されそうになるが、森に逃れて七人の小人と7 W2 Y; i+ j5 z
2 C' s: V% ]+ t" K& B0 v8 y
暮らす。継母は物売りに変装し、毒りんごで姫を殺す、小人たちは姫をガラスの棺にいれ、朝夕眺めて& }( C0 Y4 x/ O8 y. R, w
9 B! B3 m9 A) ^+ }9 O泣き暮らすが、やがて王子が現れた姫は再生するという物語である。
" @! u5 G$ G2 M! _「かがみよ、鏡。世界中で一番美しいのは誰?」と、継母が鏡に問う文句はよく知られる。白雪姫は、
0 o: r- h. A: S$ V- L
7 K, R% a |5 K. H: r2 K清純な美と魂の象徴、継母の魔女は女の業の象徴とされている。ガリム童話の代表的傑作である。
5 P. n+ d% E6 E8 `
& M }- n# g6 M$ D7 x z# e1 K( p* q. Y- g; J5 j
# D: ^$ W% k* c+ T! ]
9 @# p# }1 a& b/ S6 X. s- v% [
47.赤頭巾
1 c; S2 Y$ c+ o2 [) Vある日、おばあさんのお気に入りの赤頭巾が、おかあさんのいいつけで、森を通っておばあさんの家ま) H8 v1 s( _% g; c6 l8 @% M6 `
" `( k7 `5 z/ c& I- J; N1 n1 \
でお菓子とぶどうしゅを届けに行く。それをしった狼は、先回りしておばあさんをのみこみ、おばあさ+ d6 |; w4 Q+ c' m0 F$ t
& j0 L' w& y- y& x0 m
んに化けて、赤頭巾をも飲み込んでしまう。幸い通りかかって猟師が、満腹をしていびきをかいている% U j3 P3 t1 V5 [' M7 b
9 A. R( P) K i) l- _) `) A
狼のはらをさいて、おばあさんと赤頭巾を助け出してくれる。
+ m& D* _, k8 y% _0 K9 a6 h十八世紀、ドイツのグリム兄弟が収集した、いわゆるグリム童話集のなかでも。もっとも有名な話のひ0 M. c/ Y* o3 u* h+ f% i8 \* n0 }0 i
# G0 ?* z) u* [; m# y9 ^とつである。赤頭巾に迫る危険の緊迫感、めでたい結末などが子供のこころをしっかりとつかんではな, C5 D4 x' X; u
3 ]% P* }% P: m# |
らない。3 s& A- m b6 ?. r- a1 V( ~
8 F( i# ~. ^3 {8 p, P
, g y2 i8 n! D' }
: }1 w2 v, R6 f9 Z5 b5 e48.かぐや姫, X0 F( W. F [' C* W
昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは毎日竹やぶに行って竹を取り、
7 @# o* G3 R3 x3 j& R9 I& R Q6 Z
0 l, I: F$ l: z4 v9 I竹からいろいろなものを作って、暮らしていました。ある日、竹やぶに行くと、不思議な竹を見つけま
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) l- C. C! {' p+ [0 d0 J& lした。その竹元か光っていました、おじいさんは「何でこの竹は光っているんだろう。」
2 k* Z$ ?+ J5 |2 z' Q5 Lとおもって、たけをきってみておどろきました。切った竹の節の間に、とてもかわいい女の子がいたの
( G8 `0 ]# s+ J6 }5 h
* k" J/ z0 B; B. Vです。おじいさんは小さな子を手のひらに乗せて、急いで家に帰りました。
% t7 d2 i5 q, g$ i7 ^$ Y「おばあさん、見てくれ。」# J) |) m9 B S L
とよんで、おばあさんにたけのなかでみつけたおんなのこをみせました。おばあさんは、「かみさまが8 M, y' E( e6 ?* b P \3 z
3 G+ G0 G! x' T1 P# a$ vさずけてくださったのでしょう。」
8 ?4 Y; A+ e3 tといいました。おじいさんとおばあさんはおんなのこに「株や姫」という名をつけて、かわいがってそ
( @5 N h5 h% r$ |% S2 G
, j% `# ~/ w8 E4 H- yだてました。7 T3 H g% n; G! L$ ?# n* \& y$ x
かぐやひめはとてもはやくおおきくなって、光り輝くほど美しい娘になりました。6 V( W& I% p" [4 }
& p) g, Y1 @- Z) j& [6 @7 E
/ T; p' e8 m4 d. N2 C3 T2 m4 p
7 A% p* k" g X }. s* |" Z5 D
8 B B& G! B( b) G8 \4 [( ?/ e
+ S; u" h. ^# `& w) I" ]49.五色鹿. w; W3 J1 V. Y7 |9 V* ~ \( A8 \
昔のことです、ある国に、一匹の鹿がいました。体は五色の毛に包まれ、白い過度を持った大きな鹿で1 v$ P% Y* ?2 Z; Q0 N; N) X/ W
" u M8 f0 b& |6 f: k5 \: y
した。この鹿は誰にも見つからないようう、人里を離れた奥山の川岸の洞穴にすんでいました。友達は
+ C/ ` o6 ^6 `, E: g2 i2 z l7 o: U$ q1 h) C7 G7 P+ Z* L( Y
一羽のからすだけでした。
! j/ P% y) M5 K5 S; sある日のことです。, T. ?6 X2 Y8 ]; l2 O1 L- }! t( x* x
鹿が川岸を歩いていると、「助けてくれ、助けてくれ。」
& Z* x( h1 p2 \0 n4 Vという苦しそうな叫び声がしました。
' c( b6 ~$ Z' `, j2 A見ると、川の中ほどを、一人の男が、浮いたりしずんたりして、流れていきます。かわいそうにおもっ% o, G: k0 X% {, b
; v, ^0 L) \3 nった鹿は流れに飛び込んで、おばれている男を助けてやりました。 h( n9 \# O, f. c* r7 u% A
男はたいそう喜んで、手を合わせながら、「ありがとございました。なんとおれいをいっていいか、わ
! `4 t1 M% s" R( E7 v5 }8 F! A0 o ]! c p& H
かりません。」と言いました。
: \& q/ W( ^$ V! t3 X6 J; d鹿は「いいえ、お礼の言葉など、そんなご心配はいりませんよ。それよりも、私にここであったことを
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9 M7 ^* G: a8 ?' s0 y誰にも言わないと約束してほしいのです。私は五色の鹿です。ひとが知ったら、皮を取ろうとして、わ1 ^0 T+ P* O8 e6 f. {
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たしをころしにくるでしょう。わたしは、それが怖くて、こんな山奥にすんでいるのです。」といいま, ?. D+ b/ c9 }8 B
3 a. `5 u0 V' }" W5 ^; z
した。
$ t, `$ Y0 y& v! O$ \6 u* E* D男はうなずいて、「どんなことがあっても、あなたのことは、決して人には話しません。」と、かたく6 d) B4 F7 @2 J; e, f* g' x
5 P5 l! N3 i" i5 \& _8 X! u" G" U! D約束をしました。) J/ e( g1 @+ \4 P9 ^2 x% q/ X0 u
鹿は安心して、洞穴に帰っていきました |
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