日本の耳について

三千晴空

  『芭蕉野分して盥に雨を聞く夜哉』は、その隠棲に入ると間もなくの作である。門人の贈った芭蕉の木は家に接して植えられた様子であり、雨が降れば家の中は盛んな雨漏りである。そういう草庵で休んでは『もらふてくらひ、こふてくらひ、飢寒わずかにのがれ』る旅に誘われていく。
  『もらふてくらひ、こふてくらひ』はどういう意味ですか、たしか『ふ』は『う』で、『ひ』は『い』で、でも、やっぱり意味がわからないんです、だれか教えてください

雨月物语

「もらふてくらひ、こふてくらひ、」（貰って食い、乞うて食い、）

[ 本帖最后由 雨月物语 于 2007-3-15 23:08 编辑 ]

三千晴空