大学院へ行こう、と決めたものの一体何から勉強していいのかは全くわからなかった。とりあえず経営学関係で学校へ片っ端から連絡して、前年野要項と試験問題を送ってもらった。
ほとんどの」学校の入試内容は、研究計画書、小論文、面接だった。
一次試験は研究計画書による書類選考だった。研究計画書の作成段階でテーマについての」詳しい知識や結論を述べるより、なぜこのテーマを勉強したおかが、重点を置いた。
二次試験は、小論文と面接。小論文は四つのテーマのなかから一題自分で選択するものだった。
面接官は2名で、その内」の一人は、自分の希望する修士論文指導教官だった。志望動機や将来の進路などについての質問と応答が35分程度であった。緊張したが、あまりあれこれ考えずに率直に自分の意見を言うように心がけた。実際の所質問に対してあれこれ考える余裕はなかった。
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