外国語としての日本語の練習法（1） 由于字数限制分两贴发

浅月22

一、
  p$ T, m' Z" k3 {" x日本語は難しいと思いますか。
& g7 ]- L4 T5 \+ T, B  j日本語は難しくありません。
8 o- P" Q9 h0 p# L0 U# C2 i日本では三歳の子供でも日本語を話しています。
「が」「は」「で」「に」などの助詞も間違えないで、
7 B7 u2 D6 }/ J「ます」「ない」「で」など、動詞や形容詞の活用も間違えないで話せます。
日本語だけではありません。
  A/ d4 R# X1 z8 W, G, }* v+ H& A+ }外国語は、水泳やピアノと同じで、
練習しなければ、できるようにはなりませんし、
0 R& N; L( c& r4 \4 j/ b) n5 [練習すればするほど、上手になります。
「本を読む」だけでは、駄目です。
水泳の本、ピアノの本を読むだけで、水泳やピアノが上手になるでしょうか。
水に入って体を動かす、ピアノの前に座って弾く……
2 W. y0 ]& R4 A* Eそうしなければ、水泳もピアノも上手にはなりません。
では、日本語ができるようになるには、どうしたらいいでしょうか。
2 v2 Y: ~' T3 n9 Z* w3 E) G$ Dやはり本を読むだけでは駄目です。
水泳やピアノのように、練習しなければできるようにはなりません。
日本語は難しくありません。
毎日練習すれば、日本語は必ずできるようになります。
練習しないで、本を読むだけで、
! J# a5 [+ G9 m. H9 N; Q$ b) q日本語ができるようになる方法はあるでしょうか。
……ありません。
$ |" B7 v: h2 P二、
では、どんな練習が必要なのでしょうか。
6 \9 B2 R; c: }; x6 h' A2 s図書館や自習室で、学生の皆さんが「勉強」しているのを見ますと、
1 i: `2 Z% o, e& Y' o* d8 Dみんな「一所懸命」に教科書を読み、単語や本文をノートに書いています。
* ^  A" a9 c. l; E( ?また、テープも聞かないで教科書を朗読したり、
暗誦したりしている学生さんもいます。
$ v/ ~0 k/ n. a7 J9 i1 }% X- hでも、これだけでは、「字を見れば分かる」程度にしかなりません。
9 t9 M4 E/ M( E2 H- p) C$ m0 Y字を見れば分かる……
皆さんのお父さんやお母さんでも、
字（漢字）を見れば、半分以上意味は分かるでしょう。
& I( v+ Q- W, T; H4 E2 M0 S( Kでは、聞いて分かるでしょうか、話せるでしょうか。
日本語が分かるかどうか……
聞いて分かる、話せるのでなければ、
2 o4 X  M' |7 q6 A# d! j6 U日本語が分かる、できるとは、言えません。
3 g, T) P' J8 o9 k7 ^) w" I「勉強」（学習）と言うと、すぐ「本を読む」（看書、読書、念書）……
4 N) n9 K8 V0 i& n  J, {( J; U! Z6 aそれだけでは、
日本語を聞いて分かる、話せる、日本語ができるようにはなりません。
9 u- S" F4 W6 e3 V( a6 q' H字を見れば分かると言うのは、
字を見なければ分からないのと同じです。
% ^- X* u4 e2 h. u' rまた、せっかく「一所懸命」朗読したり、暗誦したりしても、
発音や、アクセントや、イントネーションが間違っていては、
日本人に口で正しく意味を伝えることはできません。
発音　　　　　　  「はし」
6 ?1 Q5 [8 Y5 A9 Y  U  W) f, jアクセント　　　  「橋」②の「端」⓪　に「箸」①がある
                         　「橋の端」「端の橋」「箸の橋」「箸の端」
( s% c$ w* a' J. oイントネーション        「黒い目の可愛い女の子」
日本語ができるようになるためには、母語の学習順序と同じで、
先ず「聞く練習」、次いで「話す練習」、
それから文章を「読む練習」、最後に文章を「書く練習」が必要で、
必ずこの順序でなければなりません。
誤解を恐れずに言えば、「勉強しなくてもいい」です。
( q' F# h/ Q3 \6 X「勉強」と言うと、すぐ本を読もうとします。
勉強しなくてもいいですから、
0 c5 r$ `  x+ e- l毎日休まないで必ず練習しましょう。
三、
では、具体的に、
どんな方法で「聞く」「話す」「読む」「書く」練習をしたらいいのでしょうか。
特に一、二年生は、「聞く」「話す」練習を毎日行なわなければ、
水泳やピアノと同じで、進歩しません。
& T- ?) E8 U8 z. z0 a0 G5 A（Ⅰ）「聞く」練習
まず教科書のテープを利用しますが、
教科書を見ながら、ＢＧＭのようにテープを聞いていても、
, T) n2 Z% N8 N& u& Y7 Q# u2 K聞き取る能力の向上のためには効果はありません。
4 _( q3 |% C! K% @/ S3 `5 ], Z①新しい課に入る前に、
いま授業でやっている次の課の本文のテープを聞きます。
, l3 x1 f% i' w! j/ d  @! N教科書は見ないで、先ず一回聞きます。
" w  ~5 \( J! d: x" qそして、大体どんな内容だったか、
) \) W" L4 [. f: x2 ~見ないで、どのぐらい分かったか、確認します。
) }, I  ?% {2 S8 S  V; H& j9 d2 H1 Z②次に、センテンス毎にテープを止めて聞きます。
3 t" S  g- D% x+ o2 o: H* [センテンスは、教科書の本文では、「。」（句点）が付いていますが、
# Y) _, s" m$ `6 `見ないで聞き取る場合、
1 M! }- p# R7 n「～です」とか「～でした」とか、「～ます」とか「～ました」が
センテンスの切れ目です。
センテンス毎に、
( I1 S- d2 J9 e9 uただ耳で聞くだけではなく、シャドーイング、
そしてリプロダクションという方法で練習します。
8 x! W# ]! ~9 u1 k9 W) o　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ビデオ『シャドーイングとは』（１）～（２）
0 Y! R7 x8 ^/ B$ p7 ]リプロダクションしながら、ノートに書いてください。
漢字が分からなければ、平仮名でいいですから書いてください。
" |5 V' c0 H4 H$ X; }  A4 N書くのは、一回だけでいいです。
分からなければ、何度も何度も聞いて、
3 ~) b  W7 I7 F5 `0 N. l, e$ w$ g3 f/ m一回だけ書いてください。
目で教科書の字を見て、何度も字を書くのではなく、
7 V2 h4 M- I3 p, M# w3 Q# M目で字を見ないで、耳で何度も何度も聞いて、
一回だけ書いてください。
9 A2 ]/ M: f+ m1 m/ kこうして、本文を全部書き取ってください。
; n5 e3 I( w$ g$ @③書いた後、意味を自分の頭で考え、
* C* z0 s8 B3 t+ oどうしても分からない言葉や漢字は、辞書で調べてください。
& m' B; N) T5 n% H- @7 p: ~④最後に、教科書本文を開いて、
1 a6 u/ ^; a% C' L3 f7 ?* O: n* `自分が書いたものが正しいかどうか、比べて見てください。
/ ]0 y: V: n. y' |& E* T
! P0 T0 p# n" [/ m* r1 Dこの練習を毎日行なうことで、
        先ず、正確に聞き取る訓練、
        発音・アクセント・イントネーションを正しく覚え、発声する訓練、
' x, W8 @  s. a, W7 @8 b3 v4 k        記憶力を高める訓練、
. O9 o& a$ a4 g$ p! S3 Y; ^  ~8 h        考える、自分の頭で反射的に考える訓練
……反応速度を高めることができます。
この練習は、毎日必ず９０分程度行なってください。
毎日とは、一日も休まないで、ということです。
3 ], s, G$ }8 a, d日曜日も、誕生日も、お正月も休まないで、毎日やってください。
特に、夏休みや冬休みのような長い休みの時、
# P( |5 `1 q6 q3 J7 P. iもし練習しなければ、能力はどんどん落ちてしまいます。

" e0 p# {9 @  x4 Z. T" v$ I1 v) mある時、私は列車の中で、
指に包帯を巻いた人に会いました。
5 D5 ?# c/ [+ ]+ Iその人は胡弓の演奏の仕事をしている人でしたが、
指を骨折してしまい、
もう二週間も練習をしていないと言っていました。
もうすぐ演奏会なのですが、
指が治っても、
3 X6 H1 a# x; A  G, p0 g上手に演奏できるかどうか心配だと言っていました。
3 g, h* y+ t" O8 V- |" z. L+ c& X
また、以前、
毎年、最優秀賞を取って、奨学金をもらっていた学生がいました。
高校の時から日本語を始め、
# B5 S3 b7 j. ~5 e/ t日本語を六年間勉強しました。
この学生は、卒業後
日本語とは関係がない仕事を一年間していました。
一年後、ウチの学校の外事処で、
9 }% R! R1 f' k* M  b, X, ~8 c日本語ができる人が必要になったので、
. h2 D' w$ ?7 U) n7 _* sその学生を呼び戻しましたところ、
- E1 l; D& m- W3 B; O2 o3 F+ b' w; wもう何も話せなくなっていました。
5 W% w3 V3 U8 M% F6 V3 m8 ]& u字を読めば分かりますが、
2 y& S6 P. }: Q. R聞き取れないし、話せなくなっていました。
6 E1 h; Z) n6 s. B2 u, S
私も大学一年生の時、
毎日、中国語を聞く練習や発音する練習をやりました。
! P% H' U% [- C& J! c私が中国語の聞く練習をした時は、
4 ?4 f5 q; i1 B' v3 {教科書などのテープやラジオしかありませんでした。
' }( q; e7 s) ?$ }& Jラジオのニュースや中国人の先生の声を録音して、
それを聞き、
5 x' B5 D- A, ]8 R4 ^聞きながらローマ字で書き取りました。
私の時も、
* b$ G( j0 C3 q/ c" z, N皆さんの先輩が日本語を練習した時も、
ラジオやテープレコーダーしかありませんでした。

3 U' n) A' |6 W2 S7 B. v皆さんは、今では、
7 ?& s+ v  [- d  ]' i. zテープだけでなく、ＤＶＤ、ＶＣＤ、ＭＰ３、
1 g  e, `5 D& b. l" c3 v6 [! y4 y衛星放送、パソコン……
練習に利用できるものがたくさんあります。
. m* E+ H9 L/ r- \) ]7 Y/ Aとても幸せです。
教科書の本文のテープの他に、
ニュースを使って練習するのもいいでしょう。
ニュースは、「です」「ます」という敬体を使い、
" {! ~& z; _; s+ v( B/ vいつ、どこで、誰が、何を、どうしたか、とか
4 M  Q$ s( o8 t何が、どうなったかという完全な文になっています。
1 ]$ V+ A$ R* y- ?) J( Aドラマは、相手によって、
; J1 Z- T0 G. X) Q& yまた男の人か女の人かによって、
表現も変わりますし、
8 _) s* q) c: X2 W3 O完全な文ではありませんから、
( W3 d: ^, X) {' r: d; I/ G4 h少し難しいかも知れません。
( [; n, F2 ]: w9 m1 b9 A0 d6 A& t
時々、三年生の学生と
部屋で映画のビデオを見て、
リプロダクションしてもらっているんですが、
一年生でも習っている簡単な言葉でも、
聞き取れない人がいます。
また、聞き取り練習をした後、
「頭が痛くなった」と言っています。
) b0 ?0 u+ J8 r0 L3 y9 L毎日、走っていない人が、
急に８００メートル走ると、
* c1 {$ {- e- V& x5 ?; K次の日、足が痛くなります。
# y& v5 @$ M/ ^% vでも、毎日走っている人は、
% W+ o5 h9 Y+ P) C; i' Z4 g８００メートル走っても
足は痛くなりません。
それと同じで、
: d( _3 M& ?# ?: q' J$ z毎日聞き取る練習をしている人は、
頭は痛くなりません。
; T0 v) H0 X. I6 n9 m) B% u' s0 q頭が痛くなるのは、
毎日聞き取る練習をしていないからです。
（Ⅱ）「話す」練習
次は、話す練習ですが、
& B9 e% ]0 Z$ \" Dその前に必要なのは、
日本語で考える習慣をつけることです。
いつも、何か見たら、
* s' o* K- y% \「これは何ですか」と、自分で自分に聞いてみるようにしてください。
もし分からなければ、辞書で調べてください。
このようにして、
語彙（知っている単語）の数をどんどん増やしてください。
聞く練習９０分以外は、何をやってもいいです。
3 d4 [0 J7 ?% S' y; J5 w何をやってもいいですが、
- w/ E9 f, |  y7 w6 h頭の中ではいつも日本語で考えるようにすること。
, R; D+ `! G4 ?  h) m, B! Z4 Q: \" D& S' Q中国語や朝鮮語で考えないようにすること。
2 `' x( l! c' B$ ^, |; tすると、分からない単語がたくさんあることに気がつくでしょう。
& U' C7 Q/ @" P1 ~例えば、毎日使うものでも、
「これは（あれは）何ですか」……【筷子】箸
分からない、
4 u) B" [7 J# g! p) n% j' i9 o7 N習っていない、
教室で先生は教えてくれなかった、
教科書には、まだ出てこない……
$ K& u8 I& S7 j2 E+ \だから覚えないのですか？
毎日三度三度ご飯を食べる時、
「これは何ですか」と考えます……
「これは何ですか」【勺子、调羹】スプーン
% a4 C" j9 u6 w「これは何ですか」【饭碗】ご飯茶碗
0 |" c5 O+ Z+ b4 F: J9 ~「これは……」【米饭】ご飯
「これは……」【菜】おかず
+ Q$ U$ V! s+ [; @9 r: ~+ j「これは……」【土豆】ジャガイモ、馬鈴薯
「これは……」【香菇】シイタケ、椎茸
( v- w2 W8 w! y( F% Z「これは何ですか」【菠萝、凤梨】パイナップル、パイン
& }. o" V( \- B$ i5 j- T& e. }9 h5 Aご飯を食べている時に、いま何を食べている（の）か考えます。
分からなかったら、
& X0 a9 `& j3 L& Jメモしておいて、後で辞書で調べます。
日常生活をしながら、知らない単語を知っている単語にします。
【照镜子】鏡を見る
【玩扑克】トランプをやる、トランプで遊ぶ
【扫雪】雪掻き
. c5 K# r! S" t【晾衣服】洗濯物を干す
【刮脸】髭を剃る
【打吊瓶】点滴を打つ
7 z. m- j% A$ [% l/ s+ H名詞だけではなく、形容詞も動詞も。
見たもの、見たこと、聞いたこと……
日本語では何と言うか考え、
3 N; h% T5 O  U- W8 q1 `8 c" `分からないものは調べ、どんどん単語を増やしていきます。
小さい子供が、
& f) ^0 |* [* f: `  [" m$ d「妈，这叫什么呀」と、
毎日、新しい単語を覚えていくように。
' y, _$ q2 A1 i* Y単語が少なすぎては、会話はできません。
  i; x1 [' s1 P8 O一年生の間は、
文型は授業で習ったものを順々に使えるようにすればいいです。
2 @& P4 i/ ?( T. [& i授業で習っていない、知らない文型は覚えなくてもいいです。
でも、単語はどんどん覚えていきましょう。
「～は～です」を習ったら、
9 G1 `% r& y# Y# ]- n, r/ A身の回りの物の名前を全部調べて、
毎日使って、覚えましょう。
9 h4 A" C+ ?* V. r$ s& ^「～します」「～しました」を習ったら、
: T4 L/ P0 w% y今日、何をしますか、
: o" @/ P0 F# q( r3 @. y8 p; m+ @今日、何をしましたか……
いつも必ず日本語で考えるようにしましょう。
. @- [, C8 L( M; O; a0 r忘れないための一番いい方法は、使うことです。
一度習っても、覚えても、
4 [& r" ]) d0 i5 ~% ?& i3 n0 W使わなければ忘れてしまいます。
もし忘れたら、また調べてください。
よく使う言葉は、忘れなくなります。
7 x4 s' I' d0 p  Wそして、チャンスがあったら、
先生や友達と、
日本語だけで話してみましょう。

尖叫的收音机

ははは、ソファーだ。