市場が大好き 2001,9,16; U% s" P, r0 }! Y- A* D- I; W
私は中国の市場(いちば={菜場})が大好きである。4 f1 A9 r# {7 j5 T: h5 A) x x1 j( u
あの熱気、みずみずしさ、喧騒、ずうずうしさ、そうその生命力!!
' I6 s1 M2 L0 i- F' u& ]あの生活感が私の大のお気に入りである。
" }$ N& n# l4 v1 m) i7 k, E4 O& _( t他の客の様にずうずうしく1角2角を値切るのが夢であるが、今のところまだ恥ずかしさが残り、できないでいる。自分でも非常にもどかしい。いつだったか、あるおばちゃんが秤(はかり)に載せる前にこっそりピーマン{青椒}のへた{蒂}をとっているのを見た時は、尊敬の念さえ抱いた。% c2 c6 ^. E6 B6 D9 [4 |" o
買う方も売る方も商売根性が入っている。また、市場は不思議なことや面白いことがたくさんある。
$ y4 w7 D. r- g/ q
3 H; m1 S+ z& h- h! a今日いつものように市場の肉屋で豚肉を買っていると、隣の肉屋から「歓迎光臨、歓迎光臨」という声が聞こえる。「あれぇ、市場でこんなスマート{xiao洒}な客引きする肉屋珍しいなぁ」と思って見ると、肉屋のおっちゃんが必死に鳥かごの中の鳥に話し掛けている。どうやら、言葉を教えようとしているらしい。その鳥は黙りこくったまま無視。しかも、私が見る限りオウムではないようだ。それでも、おっちゃんはハエ{蒼蝿}除けの布棒を肉の上で振りながら、「歓迎光臨、歓迎光臨」を繰り返している。私はおかしくて吹き出してしまった。日本ならありえない風景である。肉屋がハエを除けながら、そのすぐ横の鳥を調教?ふっふ。中国の人にとっては何でもない風景だが、私にとっては今日一番のネタ{話題材料}となった。8 F! Y2 d1 k* t4 u s o
& |( \1 R7 M5 B. @- w: Z6 ]: }中国の市場は生活感と生命力にあふれている。いつも生きるパワーをもらう気がするのは
6 R- K& E+ w6 U2 o7 z9 u私が外国人だからなのかなぁ。
; I, ]2 B# e9 Q, d# B
8 G7 f. @4 m* N! P; X6 j9 M" f単語帳2 {* B& x+ {: B1 a3 u' P
3 z2 l2 k9 }& eもどかし・い
, k* A1 {7 R9 w, F# Q6 F) `5 c0 T 形 もどか・し(シク)
# D5 u: L, q) |! k* w* X ぶつくさと非難したい気がする。様子や行為が不愉快である。源氏物語夕顔「尼君を―・しと見つる子ども」0 F$ R+ s, q @
思うようにならないで、気がもめる。はがゆく思う。じれったい。「時間のたつのが―・い」「―・い手つき」「靴をはくのも―・く飛び出% O" ?8 a0 M5 U
す」
. { H, s- ]& O7 a
3 f: t5 x: X4 p5 }2 Bおう─唷钧W鵡】アウ
' c; Y) V5 C7 v5 O" W- f/ O オウム目オウム科の、インコ類を除く鳥の総称。大形で、嘴クチバシが太く厚く、著しく湾曲し、脚は前後にそれぞれ2趾ずつ。頭に羽冠があり、尾は短く、白色の種類が多い。主に森林にすみ、樹の洞や岩の隙間に産卵。南アメリカ・アフリカ・南アジア・オーストラリアに分布。口まねが巧みで、飼鳥とされる。オオバタン・タイハクオウム・クロオウムなど。孝徳紀「―一隻ヒトツを献る」
: L' r2 G2 r: {. b' Q/ [
* d& M# ]2 @( v: V8 t4 G- i) c$ y
- {8 R0 y, y, r- k$ p( cほろ苦い(にがい)日記の思い出 2001,9,17
6 X' O; y1 }8 z' Z0 \% K1 x& N
! _! i+ U' \4 `私と兄が小学校に上がった時、私の両親は毎日私たちに日記をつけさせた。
9 U8 i' |9 t) [, R) J) mそれも「絵日記」である。ページの上半分にクレヨン{蝋粉筆}で絵を、下半分に今日の感想を書く。この毎日の義務が遊び盛り(あそびざかり)5 z$ g7 D/ O c# v+ G& e
である私たち兄妹にどれだけの苦痛を与えたことか。夕方、友達や兄と外で遊んでくたくたになって帰ってから、「さぁ、今日の日記を書きましょう」と言われても脳みそが動かない。それに学校の宿題もある。そう両親に言うと「それならもっと早く帰ってきて書きなさい」と言われる。そのため、あの頃はしょっちゅう2、3日に一度いっきに書き上げたりしていた。この子供ながらの苦心の策に親は気づいていたが、一週間空白が続くと、さすがにガミガミ怒られた。最も子供心に「私の苦労も知らずに」と思ったのは、夜私たちが布団(ふとん)に入った後、親がこっそり私たちの日記を読んでクスクス笑っていた時。まったく冗談じゃないよ、笑ってる場合じゃないよ、と思った。) e# n& n, b; j7 o
/ C0 u7 f' [/ ]$ E, S/ ~( eそもそもどうして両親が私たちに小学校一年生から日記を書かせたかという理由は中学校に上がった頃にようやく知った。日記は「毎日書く」という持続性、文章や表現能力の向上、自己分析などに大い(おおい
" B5 ] Q& T W+ u" n$ t+ \)に役に立つ、おまけに子供が今何を考えているかがわかって一挙両得(いっきょ─辘绀Δ趣 |