消極姿勢一転、中国「ハンニチの聖地」へ攻勢 韓国とは温度差も

四海縦横

2014.1.20 08:12 （1/2ページ）［中国］



中国黒竜江省のハルビン駅で１９日に行われた安重根の記念館の開館式（共同）

　【北京＝川越一、ソウル＝名村隆寛】中国黒竜江省のハルビン駅に初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した安重根（アン・ジュングン）をたたえる「安重根義士記念館」が開館し、石碑建立を求めた韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領の直訴に中国の習近平国家主席が応えた形となった。韓国政府が記念館を「反日の聖地」とし、慰安婦問題を含む歴史認識問題で対日攻勢をさらに強めるのは確実だが、中国外務省は開館を大々的に発表しておらず、中韓の温度差をうかがわせた。

　韓国外務省が開館を発表すると、韓国メディアは１９日夕のニュースで一斉に報じた。一方、中国側は国営新華社通信が「外交ニュース」として淡々と伝えるにとどめた。

　同通信は、安重根を「朝鮮半島の近代史上、著名な独立運動家」「反日運動に身を投じた」と紹介している。開館式であいさつした黒竜江省の孫堯副省長は「歴史を心に刻み、過去を反省し、未来を展望することが目的だ」と述べて直接の日本批判は避けた。

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観覧者の８割が韓国人。漢族の中国人は興味示さず…



もともと中国側は記念碑などの設立に消極的だったとされる。北東アジア史を専門とする中国人学者は、異民族の要人暗殺をたたえることで、チベットや新疆ウイグル自治区の治安に悪影響を及ぼす恐れを指摘。抗日戦争で戦死した中国の“英雄”を差し置いて、外国人の記念碑を設置することへの軍人や保守派の反発も懸念されていた。

　ハルビン市内の朝鮮民族芸術館内にはすでに２００６年７月、「安重根義士記念館」が設置されているが、観覧者の８割が韓国人。漢族の中国人はほとんど興味を持っていないというのが現実だ。

　ただ、靖国神社を参拝した安倍晋三首相による一連の歴史問題をめぐる発言などで中国側が日本への反感を強め、消極姿勢から一転してゴーサインを出した可能性も否定できない。

　韓国側は、記念館設立を朴氏が求めた石碑からの「格上げ」と宣伝。記念館の開館で中国を味方に付けたと判断し、歴史認識問題で対日共闘に自信を強めているとみられ、今後、中韓が連携して対日包囲網を形成することも予想される。

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安重根（朝鮮語：안중근，1879年9月2日－1910年3月26日），字應七（응칠），是朝鮮民族的民族英雄，也是朝鮮民族的愛國主義者。他是已受洗的天主教教徒，教名多默，[1]生於朝鮮王朝高宗16年的黄海道海州。他在1909年因為在哈尔滨火车站擊斃日本首任首相伊藤博文而留名於世上。


安重根的弟弟名安明根，亦是朝鮮民族主義者，因為計劃暗殺當時的總督寺內正毅而被捕。另外，安重根父親安泰勳與朝鲜独立运动人物金九頗有交情，也曾收留金九避過官兵追捕。

1904年日俄战争爆发，安重根流亡上海。同年回到朝鲜办学。1905年，在日本武力脅逼下，日韓簽訂乙巳條約，朝鲜丧失主权。1907年，朝鮮高宗李熙在日本逼迫下让位于太子。安重根逃亡到俄罗斯远东滨海州，投身朝鲜的义兵运动，官至中将。次年，率百餘人返回朝鲜对日作战，失败后再次出逃。

1909年，在获知日本前首相、第一任日本朝鲜统监伊藤博文将赴哈尔滨与俄罗斯财政大臣戈果甫佐夫会谈之后，安重根潜往哈尔滨。10月26日9时，伊藤博文在哈尔滨火车站刚下车，就被从人群中冲出的安重根以被锉去尖端做成了十字状的凸凹形达姆弹连续打中三枪，当日不治身亡。安重根另外3枪打中了伊藤博文的随行人员。安重根当场被俄国宪兵逮捕，后被移送日方。


安重根墨寶(庚戌年、1909於旅順監獄中)日本设於旅顺的关东都督府高等法院法庭上，安重根宣布伊藤博文15条罪状，包括：

1.杀死明成皇后
2.廢黜高宗皇帝
3.逼签乙巳条约
4.屠殺無辜的韓國人
5.以武力篡奪韓國政府權力
6.掠奪朝鮮鐵路、礦山、森林和河流資源
7.強制使用日本紙幣
8.解散韓國軍隊
9.阻礙韓國教育
10.禁止韓國留學國外
11.沒收和燒毀韓國教科書
12.向世界各地傳播韓國希望日本保護的謠言
13.欺騙日本天皇，說韓國和日本之間的關係是和平的，實際上它是充滿敵意和衝突
14.破壞亞洲和平
15.暗殺孝明天皇
安重根说：“我是为了具有四千年历史的祖国和两千万同胞，而一举处决蹂躏朝鲜主权、扰乱东洋和平的奸贼。正因如此，我的目的是正大光明的。我是作为一个国家的人民，尽了自己应尽的义务。”11月3日，安重根被关进旅顺监狱。旅顺狱中他写下了《安应七历史》、《狱中记》和《东洋和平论》等著作。日本法院拒绝安重根的外国律师的辩护，安重根的日本辩护律师为水野吉太郎和镰田正治。1910年2月10日安重根被判处死刑。1910年3月26日9时4分，安重根在旅顺监狱内身着纯白传统朝鲜服装被绞，死後留下遗言说：“国权恢复后将我埋葬在祖国。”[2]。举事前作汉诗：