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发表于 2008-4-18 13:42:07
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我找到了几篇,但是中间的没找到。谁找到了再加上吧。
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2008年04月12日(土曜日)付
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4 Y3 @- r+ K- z' ?' x, y 日本で初めて、まとまった数の蛍光灯がついたのは1940(昭和15)年、法隆寺の金堂だったとされる。壁画の模写を国に頼まれた大画家たちは、何より明るさを求めた。当時、米国で出回り始めた白い光は、堂内の暗がりに「昼の戸外」を連れてきた▼それから約70年、蛍光灯は高度成長期に広まり、今では日本の照明器具の65%。白熱灯が7割に近い欧州とは逆だ。白熱灯より高価だが、消費電力は5分の1で、6倍長持ちする▼甘利経産相が、家庭の白熱灯を12年までに蛍光灯に入れ替えたいと表明した。強制はせず、メーカーにコスト減や新製品の開発を求め、販売店にも協力してもらうという。白熱灯を減らす動きは欧米にもある▼だが、照明デザイナーの石井幹子(もとこ)さんは疑問を投げかける。「白熱灯でなければ出せない輝きや陰影がある。『適光適所』で使い分けるのが豊かな暮らしだ。日本の電球型蛍光灯は素晴らしいが、白熱灯でも効率の良いものがあるので、選択肢は残してほしい」▼割安で、あまねく光が及ぶ蛍光灯は、公共施設やオフィスに向く。初の用途も作業灯だった。片や、光に温かみのある白熱灯は、明暗の調節がしやすく、生活の場面を自在に演出できる。「赤ワインの色味(いろみ)もグラスの輝きも違う」(石井さん)そうだ▼節電もせず大きなことは言えないが、環境対策で「適光」の一つが消えるのは寂しい。照明は家庭の消費電力の2割に満たない。あふれる自販機、明るすぎる店や事務所、だらだらと続く残業。先に「消灯」すべきものは多い。 |
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