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发表于 2008-5-26 12:30:21
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天声人語
, m# ~% x5 f5 j$ {2008年05月23日(金曜日)付" X& V/ }0 [4 y$ j" R, t, f
/ X, b7 r m l" P' y2 W 人類初の動力飛行に成功したライト兄弟の兄は、なかなか機知に富んでいた。成功後にスピーチを求められると、立ち上がって「みなさん、おしゃべりな鳥オウムは、上手に飛ぶことができません」。そう言って話を短く切り上げたそうだ▼その兄も、「おしゃべりな鳥」の雄弁に脱帽かもしれない。千葉県流山市で、オウムの仲間のヨウムが迷子になった。警察に保護されると、自分の名前や住所をしゃべり、無事に飼い主のもとへ戻った▼名前は「ナカムラヨウスケ」、住所は「ナガレヤマシ……」と地番まで正確に話したそうだ。あいさつばかりか、「はとぽっぽ」と童謡も歌う達者ぶり。ヨウスケくんは上手に飛ぶ必要もなく、車で悠々と帰って行った▼飛び上がるのが下手な鳥に、絶滅危惧(きぐ)種のアホウドリもいる。よたよたと不細工である。そのヒナ4羽が、小笠原諸島の聟島(むこじま)から巣立ったと知らせが届いた。火山活動が心配な鳥島で生まれ、2月に人の手で移住したヒナたちだ▼こちらは、迷子にならぬよう、人工衛星に手厚く追跡されている。成長すると広げた翼は2メートルを超す。いったん飛び上がれば、舞い姿は雄大だ。数年後には聟島に戻り、子孫を増やす期待をになう▼アホウドリはかつて乱獲で激減した。時代は変わったが鳥たちの受難は続く。国際自然保護連合は先ごろ、世界の約1万種のうち1226種に絶滅の恐れがあると公表した。生息環境を失い、温暖化に追われ、多くの鳥があえいでいる。心なごむニュースに微笑しつつ、わが日常の責任を省みる。 |
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