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发表于 2008-8-11 12:34:51
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2008年8月8日(金)付
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ブウタとけんかした子豚のブブコが、怒りを火力にする不思議なフライパンを拾う。ギョーザを焼いたらおいしくて、まだプリプリしているブウタにも焼かせて仲直り。いろんなことで怒っている友だちにも次々と焼いてもらい、みんなニコニコになったとさ。絵本『いかりのギョーザ』(苅田澄子作、大島妙子絵)だ▼ギョーザは動物たちに笑顔を、日中には相互不信をもたらした。その中国製冷凍ギョーザの中毒事件で、新たな展開である。現地で回収された製品を食べた人たちに、同じ中毒が起きていた▼「国内での毒物混入はない」という先方の主張はほぼ崩れた。ああ、やっぱり。回収品が出回るのも論外だが、そもそもの調査がおざなりだったのだろう▼意外にも、中国側はこの「不都合な真実」をひと月前に日本に伝えていた。表に出たら捜査に差し障ると言われたらしく、政府は公表しなかった。せめて五輪が終わるまでと頼まれたのか。慶事を控えた国への配慮がのぞく▼だが命にかかわる国民の関心事を伏せては、強権国家を非難できない。日本に非がないならなおのこと、訪中する福田首相に、言うべきことを言う覚悟はあろうか。妙な遠慮は捨てないと、ブブコとブウタの関係にはなれまい▼絵本では、最後に怒ったフライパンが「あんたら、いくらなんでもこきつかいすぎやで」と自ら熱くなり、全員集合のギョーザ祭りとなる。食の安全、貧富の差、大気汚染、人権、チベット。あらゆる怒りの火種をフライパンから遠ざけて、いよいよ祝宴の幕が開く。 |
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