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发表于 2008-9-1 12:33:22
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2008年8月31日(日)付- p% `; I8 q- t1 p* a
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北京での「平和の祭典」にわいた夏、戦争を語り、平和の重みを訴える人々の姿が日本の各地にあった。忘却を拒み、風化にあらがって、未来を見つめる8月の言葉から▼広島の原爆の日、山口県下松市の集会に野坂清子さん(79)は姿を見せた。市原爆被害者の会の会長を務め、毎回参加している。「私たちにはもう何もできません。ただ体の続く限り、こうやって集会に出るだけ。あの日を風化させないように」▼横浜市に住む成田富男さん(78)は、自作の紙芝居でシベリア抑留の苦難を伝えている。40枚の絵をめくった後、「日本に帰ってうれしかったのは、戦争をしない国になっていたことだった」と話を結んだ▼細菌戦で知られる731部隊の隊員だった千葉県の篠塚良雄さん(84)は各地で証言集会を開いてきた。「部隊にいたころ、考えることをやめていた。自分の行動の意味を考えれば気が狂ってしまう」。自分たちがしたことを闇に葬るわけにはいかない。そんな一心で全国に足を運ぶ▼盛岡市の駒井修さん(70)の父親は、捕虜虐待の罪で戦犯として処刑された。息子として謝りたいと昨夏、被害者の元英兵に会い、手書きのカードを渡された。「過去を悔やみながら振り返らないでください。二度と帰ってこないのだから。現在を賢く改善してください。未来に向かって恐れず進んでください」とあった。重い言葉を胸にこの夏、戦争を語る活動にいそしんだ▼世代を超えて悲劇を受け継ぎ、平和を守り継いでいく。戦後生まれの責任を、夏逝く空にあらためて思う。 |
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