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发表于 2008-9-22 09:12:25
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2008年9月22日(月)付
# k/ U# ]6 o& O1 [% z, t6 J9 H" j% S3 P
% T# R. p8 M* g7 D, s 小沢一郎氏の名は「一」になるはずだった。東京府会議員をしていた父佐重喜(さえき)さんが、正しく読ませる苦労は親限りにしたいと考えた。ところが、母親が一だけではあんまりだと、役所に届ける道で「郎」をつけたという(大下英治『一を以(も)って貫く』)▼民主党の臨時党大会で、小沢代表の続投が決まった。きょう自民党が選ぶ、おそらくは同じ「長男の名前」を持つ新総裁と、総選挙に向けて「党首力」を競うことになる▼指導者の必須は、説いて聞かせる力だろう。とりわけ難局では、打開のための「苦」と、先に待つ「楽」を、情と理を総動員して語り尽くさねばならない。人前でしゃべるのが嫌いという小沢氏は、党大会の演説で「変わろうと努力を続けている」と照れた。さて間に合うか▼その演説には、情も理もそこそこあった。ただ声はかれ、原稿に目を落とす時間が長い。「努力」も道半ばの印象だ。むしろ、記者会見で見せた正直なこわもてぶりに味があった▼小沢氏は、田中角栄、金丸信、竹下登といった自民党の本丸に仕えた。「だから、僕はいわば『日本的コンセンサス』の免許皆伝です」と語ったことがある。その免許をぬるま湯に捨て、自民党の外側から政治改革に挑んで早15年が過ぎた▼66歳。心臓に治療歴がある。「最後の闘い」を目前に控え、政治家としての型は変わるまい。道すがら「郎」が加わるような変身が望めないなら、ごつい素をさらし、政権交代を望む世論に訴えるほかない。ちなみに一郎も太郎も、歴代の首相に一人ずつである。 |
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