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发表于 2008-9-17 07:50:24
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2008年9月13日(土)付
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. m, t( h1 S0 ?. ] たしか落語の、先代の林家正蔵だったと記憶する。「カビってどうして生えてくるんでしょう」と聞かれて、「早く食わねえからだ」と答えたそうだ。単純にして愉快。だが、はなからカビたものや、農薬の残ったものを知らずに食わされては、消費者は身の守りようがない▼カビや農薬に汚染された事故米の広がりが、深刻さを増している。焼酎や日本酒にとどまらない。病院や老人施設の給食にも使われていたと明らかになった。学校給食は大丈夫か、社員食堂はどうかと、不安はいや増す▼なにしろ「瑞穂(みずほ)の国」である。米を中心にした食の文化を古来育んできた。主食としてはむろん、餅や菓子から発酵食品まで、多彩に暮らしに入り込んでいる。被害のおよぶ下地は相当に広い▼事故米は、工業用糊(のり)の原料などにしか使えない。だから安く仕入れられる。食用と偽って販売した業者は、罪を承知で利ざやを狙っていた。経営が苦しかったというが、糊口(ここう)をしのぐために、消費者が「糊」を食わされてはたまらない▼業者には、農水省が米を売った。だが工業用の米を食品会社に売ること自体、そもそもおかしくはないか。そして用途の検査は馴(な)れ合いだった。この役所の、消費者ではなく業界を向いている正体が、垣間見える▼舞台やドラマ撮影で、食べ物を「消え物」と呼ぶ。なるほど、腹に収まれば消えてなくなる。後を絶たない食品不祥事は、「しょせん消え物」だと業者が高をくくっているためか。やせ細った食への信頼はさらに細って、食欲の秋が色あせていく。 |
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