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发表于 2008-10-8 12:25:07
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2008年10月8日(水)付 v$ L6 e, w7 L. Y0 z6 h. C
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相場の格言に「見切り千両」がある。下げの局面では早めに手放すべし、それで大損を避けられるなら目先の損は値千金、といった意味だ。昨日の朝方、東証株価が約5年ぶりに1万円を割った。泣く泣く格言を唱えた向きが多かったとみえる。終値は戻すも、しばらくは見切る勇気を問われよう▼米国発の金融危機が、雇う、作る、売る、買うといった実体経済のサイクルを冷やし始めた。経済の血流が滞り、症状が全身に及びかねない事態に、産業界や投資家、消費者は弱気を持て余す▼国会審議も、株価を横目で見ながらとなった。麻生首相に対する野党は、党首級を立てた。急を告げる経済情勢を受けて、質(ただ)す方、答える側とも「暮らし」を軸に、有権者を意識した物言いだ。ここは危機感ほとばしる論戦を期待したい▼長らく「下げ局面」にある政治とはいえ、日本に住み続ける限り「見切り千両」とはいかない。世界の大乱から暮らしを守れるのは誰なのか、いま少し我慢し、与野党の攻防を見極めよう▼ところが、解散・総選挙の日程は逃げ水のごとし。来るべき選挙を草野球に例えれば、調子の上がらぬホームチームが試合開始に二の足を踏んでいるところに、金融不安の雨粒が落ち始めた図である。いつまで待たされるのか、とんと見通しが立たない▼国際経済と、次の総選挙。あすの日本を左右する二つであろう。前者に私たちの意思は届かない。後者については、時期はともかく、結果は国民の手中にある。経済の空模様を気にかけつつ、その日を待つとする。 |
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