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楼主: 呼唤十字星

《南十字星》原文及汉语翻译

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发表于 2012-1-6 14:10:36 | 显示全部楼层
ドライバー   ドライバー
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发表于 2012-1-6 14:11:21 | 显示全部楼层
驾驶员或ドライバー
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发表于 2012-1-6 14:13:31 | 显示全部楼层
驾驶员,开车的 siji    汉字打出来了就变成日文了好奇怪!
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 楼主| 发表于 2012-1-6 15:55:14 | 显示全部楼层
回复 zhanghongmei 的帖子

额,我没找到。。。。
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 楼主| 发表于 2012-1-7 11:38:52 | 显示全部楼层
本帖最后由 呼唤十字星 于 2012-1-7 11:39 编辑

と、ペーターが言った。「何しろ、滑走路ったって、ただ真直ぐな、舗装した道路がありゃいいんだ。何もジャンボが着陸するわけじゃないんだからね」
ルミ子は、スイスを旅した時、自動車道路がいやに長く、真直ぐになった場所があったので、不思議に思ったことがある。後で訊いたら、非常時には、その道路が滑走路の役目を果すのだということだった。
「じゃ、秘密の飛行場?」
「そうらしい。-たぶん、密輸の小型機が使うんじゃないかな」
「へえ!凄い発見!」
と、ルミ子は興奮している。
「呑気だなあ」
と、ペーターは苦笑して、「見付かったら生きちゃ帰れないよ」
「でも、森の中へ逃げ込めば」
「そううまく行くといいけどね…。出て来るようだ」
格納庫の扉が、ガラガラと音をたてて、左右に開いた。中は明るいので、双発の小型ジェットの姿が、よく見える。
「ジェット機!-自家用機かしら?」
「だろうね。ヨーロッパじゃ、珍しくない」
と、ペーターが肯く。
すると―キーンという、耳を刺す金属的なおと共に、その小型ジェット機が、ゆっくりと外へ出て来た。
「飛んでっちゃう!」
「いや…。誰かを持ってるんだろう」
と、ペーターは言った。「こりゃ、意外に大物が見られるかもしれないよ」
ルミ子はドキドキした。-もちろん、怖さもあるが、好奇心の方が強烈である。
美貴たちに知らせる方法があれば…。
しかし、ともかくの場所を見付けただけでも大したもんだ。-自分で言ってりゃ、世話はないが。
「車の音だ」
と、ペーターが言った。「頭を低くして!」
二人は、地面にほとんど這いつくばるようにして、息を殺した。
黒い森の木立の間に、車のヘッドライトがちらちらと見えて来る。一台じゃない。
一台、二台…。四台いる。
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皮特说到。“毕竟跑道的话,只要铺得笔直就行了。也并不是什么大型的掘进机着陆用。”
“说的也是。”
留美子去瑞士的时候,有时候觉得机动车道太长而且笔直还挺不可思议呢。问后才知道是非常时期用来做飞机跑道的。
“那,是秘密的飞机场?”
“好像是的,——大概,不是走私用的小型飞机吧。”
“噢!惊人的发现啊。”
留美子兴奋的说。
“你还真悠闲啊。”
皮特苦笑着说,“让人发现了可就不能活着回去了。”
“但是,可以往森林里逃啊。”
“要是那么顺利就好了。出来了。”
格纳库的门卡啦卡啦的左右打开。中间很亮,可以看到双引擎的小型喷气机的形状了。
“喷气机!——私人用的吗?”
“是吧。在欧洲这也不新鲜。”
皮特点头。
伴随着一声尖锐的金属音,这架小型喷气机缓缓出来了。
“要起飞了!”
“不,是要等着谁来吧。”
皮特说。“这可能是能看见的最大意外了。”
留美子很忐忑。——当然,有恐惧,但还是好奇心更强烈些。
如果有办法通知美贵他们的话....
但是,目前即使只发现这个地方还是很惊人的。——自言自语也没啥用。
“汽车的声音.”
皮特说。“低头!”
俩个人几乎匍匐在地上,屏住呼吸。
黑黝黝的森林茂密树木之间,可以看到汽车前大灯一闪一闪的。不是一辆。
不久,汽车开进了飞机场。
一辆,两辆、、、、一共四辆。
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 楼主| 发表于 2012-1-8 10:13:23 | 显示全部楼层
本帖最后由 呼唤十字星 于 2012-1-8 11:15 编辑

車は、ジェット機の傍へと寄せて停った。
「-誰だろう?」
と、ルミ子が低い声で言うと、
「見えないな」
と、ペーターは舌打ちした。「-みんな一旦、格納庫の方へ入るらしい。よし、もっと近付いてみる」
「ええ?危うくない?」
「君にそんなとこを言う資格はあるか?」
そう言われると、ルミ子も反論できない。
ペーターは、ちょっと笑って、
「ここでおとなしくしろよ」
と言うと、
「気を付けて!」
というルミ子の声が耳に入ったかどうか…。
タタタッと足音が遠ざかって行く。-ルミ子も少々心細くなって来た。
「私のこと放っといて、何も一人で行かなくたって…。全く、無責任なんだから!」
と、ブツブツ文句を言っている。
しかし―もし、ペーターが戻って来なかったら?
あの連中に捕まっちゃったら、どうしよう?いくら何でも、一人じゃ助けに行くわけにはいかないし。
森の中にで隠れて、夜が明けるのを待ち、家のある所まで歩くしかないだろう。どれくらいあるか知らないけれども。
―ま、ともかく、今はペーターの戻るのを、待つしかない。
ルミ子は、箱もたれて腰を下ろすと、息をついた。-夜になると寒くなる。
一人で、やっぱり少々後悔していた。勝手にこんなことして、美貴姉さんたら、心配してるだろうな。
奈々子さんだけでなく、ルミ子まで行方不明ってことになると…。
あの探偵の森田は、てんで頼りにならないし。ハンスも、こんな所へ助けに来ちゃくれないし。
早く戻って来ないかな、ペーター…。
キスの一つぐらいしてやるのにね。向うは別にしてほしくないかもしれないけど。
―どれぐらいたったろう?
長く感じたが、十分ぐらいのものだろう。
足音が聞こえた。タッタッタッ、と。

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汽车在靠近喷气机处停下了。
“是谁啊?”
留美子低声问到。
“看不到啊。”
皮特咂嘴到。“——他们要是进了格纳库,我就靠更近了看看。”
“啊?那不危险嘛?”
“你还有说这话的资格?”
被这么一说,留美子没法反驳了。
皮特笑了笑,说:
“老老实实的在这等着吧。”
“小心点!”
也不知道听没听到留美子的话。。。。
踏踏踏的脚步声远去了。——留美子有些担心。
“把我一个人放在这,用的着非一个人去嘛。真是的,不负责任!”
留美子发着牢骚。
但是——如果皮特不回来的话.....
被那帮人抓到的话,怎么办?无论如何,一个人也不能救的了吧。
只能隐匿在森林中,等待天明,徒步回家了吧。虽然不知道别的。
——唉,暂且只好先等着皮特回来了。
留美子靠在箱子上坐下,叹着气。——夜里了凉飕飕的。
一个人了,果然也开始后悔了。擅自做这种事,美贵姐他们该担心了吧。
不仅是奈奈子姐,留美子都失踪了。
那个叫森田的侦探又没有一点用。汉斯在那个地方也帮不上忙。
还不回来啊,皮特、、、、
毕竟只是一个吻啊。也许该祈祷他别有别的什么目的吗?。
——有这种可能吗?
虽然感觉过了很久,但大概也就十分钟吧。
听到了踏踏踏的脚步声。
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 楼主| 发表于 2012-1-8 11:07:16 | 显示全部楼层
呵呵。留个小悬念吧。
一不小心把辛辛苦苦打的日文弄没了。重新打的比较急促。有错的地方望指正。
翻译的地方也难免有不准确的地方。如果有不足之处,希望不吝赐教。
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发表于 2012-1-9 11:06:59 | 显示全部楼层
ジャンボ   大型的,
ジャンボ  ジェット大型喷气式客机
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 楼主| 发表于 2012-1-9 14:07:02 | 显示全部楼层
回复 zhanghongmei 的帖子

恩,对的。
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 楼主| 发表于 2012-1-10 14:59:10 | 显示全部楼层
本帖最后由 呼唤十字星 于 2012-1-11 10:20 编辑

良かった!戻って来た!
「ペーター、どうだった?」
と、顔を出すと…。
目の前にぐいと突きつけられたのは、黒い銃口だった。
目をパチクリさせて、視線を上げて行くと、大きなドイツ人らしい男がニヤリと笑った。
「あ―どうも。グーテン、アーベント」
「来い」
と、男は、日本で言った。
「あ、そう…」
ルミ子は、ここでは選択の余地はない、と悟った。逃げようにも、相手がこの男じゃ、あっという間に首をつかんでつまみ上げられてしまうだろう…。
「分ったわよ。行くわよ」
と、ルミ子は精一杯、強がって見せ、促されるままに、格納庫の方へ歩き出した。
すると―その格納庫方から、誰かが歩いて来る。
え?あれは?
ルミ子は、目を疑ってしまった。-てっきり、見付かって、とっ捕まったと思った、ペーターその人…。
「ペーター!」
と、ルミ子が呼びかけると、ペーターは答えずに、男の方へ、
「その娘は飛行機へ乗せろ」
と、ドイツ語で言ったのである。
「ヤア」
と、男が言って、ルミ子の腕をつかむ。
「ペーター、あなた…」
「悪いね。君自身のせいだよ」
と、ペーターは首を振って言った。
じゃあ…。ペーターは、この連中の仲間?
ルミ子は唖然としている内に、ジェット機の方へ引っ張って行かれ、中へ押し込まれた。
「ペーター!この―人でなし!」
と、ルミ子は思い切り叫んだが、聞こえるわけもない。「ちょっと―やめてよ!触るな。エッチ!」
と、大男の手を振り払おうとしたが、とてもじゃないが―。
あっという間に、ロープで手足を縛り上げられ、猿ぐつわをかまされて、ルミ子は荷物室の中へと放り込まれた。
扉が閉り、真暗になる。-二度と、日の目を見ることはないのかしら?
ルミ子は、初めて芯から恐怖に震えたのだった。
少々手遅れではあったけど…

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太好了,回来了!
“皮特,怎么样?”
说着探出了头。。。
突然摆在眼前的是黑洞洞的枪口。
留美子眨了眨眼睛,视线向上移走,一个大个德国人样的男人正冲着她笑。
“啊——下午好。”
“来吧。”
男人用日语说着。
“啊,这样啊。”
留美子此时明白没有选择的余地。即使想逃跑,对手是这样的男人,一眨眼间就得被抓住脑袋拎起来吧。
“我知道了,走吧。”
留美子竭尽全力佯装镇定,就这样被催促着朝格纳库方向走去。
在格纳库的方向,有个人走了过来。
诶?那是?
留美子目光疑惑了。—— 那个人肯定是被发现抓获的皮特。
“皮特!”
留美子喊到,但皮特没有回答。他冲男人用德语说:“送这个小姑娘到飞机里去。”
“呀。”
男人说到。抓住留美子的胳膊。
“皮特。你。。。。”
“不好意思。是你自己的错。”
皮特摇了摇头说到。
那,,,皮特是他们的同伙?
正当留美子无语的时候,已经被拉了过去,硬塞在喷气机中了。
“皮特!不是人!”
留美子歇斯底里的喊,但皮特不可能听得到。“等等,——住手!别碰我,你这流氓!”
留美子欲抖去大汉的手,但是实在是办不到。
一眨眼的功夫,就被绳子捆住手脚,嘴里还塞进了东西,留美子被放进行李室中。
门一关上,变得漆黑一片。——是不是看不到明天的太阳了啊?
留美子开始从内心里变得恐惧而颤抖了。
只是稍微晚了一点。。。。
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 楼主| 发表于 2012-1-11 11:02:12 | 显示全部楼层
33.集合
「どうなってるの?」
と、美貴は言った。
「知りませんよ」
と、森田もふくれっつらである。
「あなた、ボディガードとして、ついて来たのよ」
「分ってます」
「それなのに…。奈々子さんだけでなく、ルミ子まで、どこへ行ったか分からないんて!」
美貴にしては珍しく怒っている。いや、野田が来た時も怒ったが、今の怒りは、正当なものだった。
「しかも、ペーターもなくなって」
「いや、あの男については、私の仕事の範囲外です」
と、森田主張して、美貴からジロットにらまれてしまった。
森田の言い分も一理あるのだが、今はともかく分が悪い。
「-やあ」
と、野田が部屋へ入って来た。「ルミ子君から連絡は?」
「ないわ」
と、美貴は首を振った。「本当にもう―どうしていいかわからない!」
「私としても、精一杯…」
と、森田は言いかけたが、全く無視されてしまった。
「困ったな」
と、野田はため息をついて、「あの奈々子君はともかく、ルミ子君は―」
「ちょっと。奈々子さんともかく、って、どういうこと?」
「いや、どうでもいいってことじゃないよ。しかし、志村さんとしては―。まあ、とてもじゃないけど、知らせられないね」
「その点は同感よ」
と、美貴も肯く。「主人を見付けるどころか、次々に行方不明がふえるばかりじゃないの」
すると、電話が鳴った。美貴は飛び上がって、
「ルミ子だわ、きっと!どこかのディスコにでもいる、なんて言ったら、許さないから!」

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33.集合
“怎么回事?”
美贵说。
“不知道啊。”
森田也绷着脸说到。
“你是作为贴身保镖跟来的啊。”
“我知道。”
“既然知道。。。不仅是奈奈子,连留美子也丢了!”
美贵罕见的发怒了。不对,野田来的时候也发过怒,但现在的愤怒是理所应当的。
“而且,皮特也不见了。”
“不,跟着那个男人可不是我的工作。”
森田辩解着,美贵投来可怕的目光。
森田虽说说的也有一定道理,但现在的确也是可恶的了。
“——呀。”
野田进到了屋里。“留美子来信儿了没?”
“没有。”
美贵摇了摇头。“真是,我真不知道怎么好了。”
“我一定竭尽全力。。。”
森田话没说完,已被无视了。
“愁人啊。”
野田叹息着,“那个奈奈子暂且不论,留美子又。。。”
“等等,你说奈奈子暂且不论是什么意思?”
“不是 ,不是说无所谓。但是作为志村先生的话——。算了,无论如何也不能让他老人家知道。”
“这点我同意.”
美贵点头。“非但没找到我丈夫,还一次次的总有人失踪。”
突然,电话响了。美贵跳了起来,
“肯定是留美子。她要说在哪个迪厅跳舞呢,我肯定不能惯着她!”
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 楼主| 发表于 2012-1-12 10:11:53 | 显示全部楼层
本帖最后由 呼唤十字星 于 2012-1-12 10:13 编辑

と、受話器を取る。「-はい。-え?」
美貴が目を丸くして、向うの話に聞き入っている。
「-はい」
美貴は、電話を切った。
「どうしたんだ?」
「日本人よ。知らない声だわ」
「で、何だって?」
美貴はソファにドサッと身を沈めて、
「ルミ子を預かった、って」
「ルミ子君を?」
「夜中の十二時に、ここへ迎えに来るから、私一人で来い、って」
「じゃあ…」
「ルミ子まで捕まっちゃったんだわ!」
美貴は、改めて、森田をにらむと、「あんたはクビよ!」
と、宣言した。
「そんなこと言っても…。ずっとくっついてるわけにゃいかないんですから」
と、森田はぶつぶつ言ったが、「責任は取ります」
「どうやって?」
「腹を切ります」
「馬鹿らしい。やるなら、見えない所でね」
止める気はないらしい。
「-じゃ、こうします」
と、少し考えて、森田は言った。
「何を?」
「あなたのことです。せめて、あなたぐらいは守ってげないと」
「どうやるの?」
「女装して、身替りになります」
美貴は、絶望的なため息をついて、顔を手で覆ったのだった…。

ルミ子は、真暗な中で、何とか手足のロープをゆるめようとしたが、こすれて痛いだけなので、諦めてしまった。
―もうここへ放り込まれて、どれくらいたつだろう?
三日、四日?-まさか!

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美贵说着拿起了话筒,“——喂,——啊?”
美贵瞪圆了眼睛,听着对方说的话。
“-——好的。”
美贵挂了电话。
“怎么样?”
“日本人。没听过的声音。”
“那,他说啥了?”
美贵咚的下坐在了沙发上,
“说留留美子住一段。”
“留美子住一段?”
“说晚上十二点,到这来接我一个人走。”
“那........”
“留美子也被绑架了。”
美贵变了脸色,冲森田瞪了一眼,“你被解雇了。”说到。
“虽然你那么说。但我也不能一直跟着她啊。”
虽然森田抱怨的这么说,“我会负责。”
“你怎么负责?"
“切腹自尽。”
“混蛋!那样的话,找个没人地方去。”
美贵好像并没有要完的意思。
“那,这样吧。”
稍微考虑了一下,森田说。
“咋样?”
“你的事,哪怕是不再保护你了。”
“怎么做?”
“我穿上你的衣服,替你去。”
美贵绝望的叹息一声,用手捂住自己的脸、、、

留美子在黑暗中,想办法松开绑住手脚的绳子,但因为磨的很疼,所以作罢了。
——已经被晾在这里多久了?
难道三四天了?
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发表于 2012-1-12 10:44:42 | 显示全部楼层
お疲れ様です。
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发表于 2012-1-12 11:03:54 | 显示全部楼层
奈々子の出番がないと何にか足らないような気がしますわ!
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 楼主| 发表于 2012-1-13 11:08:55 | 显示全部楼层
せいぜい一時間かそこいらだろう。
しかし、途方もなく長く感じたことは事実である。
その間、ルミ子の感情は、ペーターへの怒り、我が身を待つ運命への候恐怖、とんでもないことになった、という後悔、の三つの間を、揺れ動いていた。
ペーターが麻薬捜査官というのは、でたらめだったのだろうか。
いや、もし本当だとしても、悪い奴らの仲間になって、おかしくはない。金で買収されたのかもしれない。
ともかく、ルミ子がここにいることは、他の誰も知らないのだから、助けが来ることは期待できないのである。
どこへ連れて行かれるんだろう?どこかのハレムにでも入れられるのかしら、可愛いから…。
自分のことを可愛いと思っていられる内は大丈夫かもしれない。
―足音?
空耳かしら?いえ・・・。確かに、誰かが入って来ている。
誰だろう?
足音は、荷物室の扉の前で止った。扉が開くと、やはり大柄なドイツ人らしい男。さっきとは別の男だ。
ルミ子は、目を光になれないので、まぶしくて目を細くした。
すると、その男は中へ入って来て、ルミ子をヒョイとかかえ上げた。
何するんだろ?入れたり出したり。-手荷物じゃないんだからね!
男は、何だかけがをしているようで、お腹に包帯を巻いている。
そして、ルミ子を抱いてジェット機を出ると、真直ぐに、森の方へ駆け出したのである。
ルミ子は面食らった。-何してんの、この人?
ともかく、ルミ子は、森の中へとかつぎ込まれ、地面へおろされた。ナイフを出すと男は、ルミ子の手足のロープを切ってくれたのだ。
―助けてくれた?
ルミ子は、しびれた手を振って、猿ぐつわを取って、息をついた。
「ルミ子さん」
突然、呼ばれて、ルミ子は、
「キャッ!」
と、飛び上った。
「しっ!」
と、身を寄せて来たのは。「大丈夫。-私よ」

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
顶多一个小时吧。
但是感觉过的时间长也是没办法的事实啊。
这期间,留美子的感情一直在对皮特的愤怒,等待自身命运的恐惧中,后悔遇到种意外这三件事间不断徘徊。
皮特是毒品搜查官这件事也是无稽之谈吧。
不,如果真是的话,和那帮恶人是一伙的也不奇怪。也许是被金钱收买的呢。
留美子在这的事情暂且谁也不知道,也不能期待谁来营救了。
会被带到哪里呢?也许会被带到哪的闺房里,因为自己很漂亮,。。。
要是别人也认为自己很漂亮大概就没事了。
——脚步声?
听错了?没,确实是有人来了。
谁呢?
脚步声在行李室门前停止了。门一开,果然是一个大块头的德国人模样的男人。不是刚才那个男人。
留美子眼睛由于不适应耀眼光线而眯成一条缝。
男人走了进来,突然把留美子抱了起来。
干什么?搬过来倒过去的。——把我当行李了是吧。
男人好像手了什么伤,肚子上裹着绷带。
而且,抱着留美子出了飞机,径直的朝森林那边狂奔而去。
留美子不知所措。——这个人要干什么?
总算留美子被抬到森林中,放在了地面上。男人掏出小刀,把绑在她手脚上的绳子割断了。
——得救了?
留美子晃了晃发麻的手,取出塞口物,喘了几口气。
“留美子。”
突然一声喊,留美子“啊!”的下跳了起来。
“嘘!”
一个人靠了过来。“别紧张,是我!”
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