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发表于 2004-10-25 04:24:02
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10月25日付
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山間の豪雪地帯で、冬には4メートルも積もる雪に孤絶の状態に置かれてきた。村人は戦争を挟んで16年かけてトンネルを掘り、1949年、隣村への道が通じた。新潟県の山古志村の中山隧道(ずいどう)は全長約900メートル、人力だけで掘られたトンネルとしては日本最長という。
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戦後、この村を変えたのは田中角栄元首相だった。選挙区である豪雪地帯の地方道を国道にし、拡充整備した。その威光の足跡もこんどの地震で大きく破壊された。上空から写されるその村は、山肌が荒々しく削られ、道路は至る所で寸断されている。以前のように孤絶に追い込まれた村民の安否が気がかりだ。 & z, z9 L' n, y' f
7 {1 w/ r& W" u3 {) A6 s8 z6 x 豪雨や台風で傷だらけになったところに強震である。日本列島に住むことの過酷さをつくづく思い知らされる。美しい山河が一転して、濁流や土砂流に変じて私たちに襲いかかる。 ! `) P9 c9 A: z4 Y
* f, S S: y0 ?4 I- ] 「山あり河あり、暁と夕陽とが綴れ織る この美しき野」。モダニズムの詩人西脇順三郎はかつて故郷、小千谷市を、そううたった。『旅人かへらず』の詩集が有名な彼だが、死を前にして故郷に帰った。越後三山を背景に、山本山と信濃川を一望する美しい風景を見ながら逝った(『回想の西脇順三郎』三田文学ライブラリー)。 ' v2 I& u; i$ e; e: X8 z
* ? F; S2 [8 \" G3 c5 y) K9 R 彼の故郷も大きな被害を受けた。山は崩れ、道路が埋まり、家々が倒壊した。77歳の女性や12歳、11歳の小学生らが犠牲になった。多くの人が避難所生活を強いられている。 , m; _, w: X: L
% s) C- z. X$ t2 o 「挙頭望山月 低頭思故郷」。西脇が好んで色紙にしたのが、李白の詩だという。美しい故郷の人々の救助と復興とが急がれる。 |
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