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发表于 2004-12-7 08:27:16
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12月07日
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9 q( ]' e+ Y- m7 ~& a2 Y4 t3 u ソウル市内の中学校を訪ねた時のことだ。校長室で、もちを勧められた。校内模擬試験で、平均点が71点で学年トップになったクラスの父母が、お祝いに搗(つ)いて持ってきたという。十数年前で味は忘れたが、教育ママをチマパラムと呼んでいたことは覚えている。チマは韓国風のスカートで、パラムは風だ。その風力は、相当強いようだった。
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中国の官吏登用試験・科挙の伝統を受け継いだ韓国では、大学入試は国を挙げての一大行事だ。昔からの合格祈願の必需品はアメである。くっつくと、合格するとが同じ動詞だという。入試の日には、受験会場の校門に、母親たちがアメの塊をくっつけて祈る。
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この、全国を覆うような祈りに衝撃を与えたのが、今回の入試不正事件だ。携帯メールでのカンニングは、どこにいても通信が可能という現代の技術を使ったところが新しいが、その動機は、昔ながらのものかも知れない。: l+ R7 P f' `- \$ M
4 {/ D2 V6 }1 B( r9 G2 Q 中国の科挙の時代にも、カンニングはあったという。宮崎市定著『科挙』(中公新書)には、「四書五経」や注釈、70万字以上がびっしりと毛筆で書き込まれたカンニング用の下着の写真が載っている。
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$ q, }0 Z% d4 O# k# R+ c, T; D+ _0 G 不正行為を見つけた時に答案紙に押す印もあった。無断で自席を離れるのが〈移席〉、互いに答案紙を取り換えるのが〈換巻〉、〈説話〉が話し合いである。1 I; [# o% {% y$ j' ~( j
& S5 ~1 s) i1 `4 \8 z 今回多くの逮捕者を出している「メール・カンニング事件」の罪名は、「偽計による公務執行妨害」だという。科挙の印からの勝手な連想で、こんなハンコを想像した。「不移席不説話的瞬時大換巻」。 |
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