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发表于 2011-3-7 09:31:20
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「なんでも知っている馬鹿もいる」の寸言は作家の内田百ケン(ケンは門がまえに月)だったと記憶する。モノばかり知っていても仕方ないさ――と空っぽの我が頭をかばうのに重宝してきた。その百ケン先生に慰めてもらいたくなるニュースが、先ごろ米国から届いた。% q9 ]- _/ ?1 t! N* h
“这世上也有什么都懂的傻瓜”,我记得这是作家内田百间所说过的话。懂那么多其实也没什么用――尽管有包庇自己空空如也的脑瓜之嫌,我还是将这句话珍藏至今。然而,最近一则来自美国的新闻让我彻底颓了。真想让百间先生出来安抚一下。2 f! \" s5 f# C3 Q( x* l1 p
IBMのスーパーコンピューター「ワトソン」が、クイズの王者2人に圧勝したそうだ。本100万冊分の知識を詰め込み、質問を理解し、人に負けない速さでボタンを押す。なーんだそれぐらい、と思ってはいけないらしい。
/ u% W7 |3 p! A4 F0 P7 M, y$ K+ V 据该新闻报道,IBM的超级计算机“沃森”打败了两名智力问答的常胜将军。沃森脑子里装有100万册书的知识,他能理解提问,并以不亚于人的速度按下按钮。其速度之快简直像是完全用不着思考似的。
0 F8 z- Y: }1 v# O スパコンは14年前にチェスの世界王者を負かしている。今回はずっと偉業なのだという。「計算ずく」で指せるチェスに比べて、あいまいさを含む問いを解し、記憶の海から正答を拾い出すのははるかに難しい。つまり機械がいっそう人知に近づいたことになる。1 V) l5 `" l U) x
超级计算机在14年前曾击败国际象棋世界冠军。但这次据说是远超上一次的壮举。与“光凭计算”就能下的国际象棋相比,要理解包含暧昧意思的提问,并在记忆的汪洋中找出正确答案要难多了。也就是说,机器又向人类智能迈进了一步。
4 ?: d+ a& J. v* O 機械の勝利を機に、米メディアは人工知能の話題で大騒ぎらしい。かつて記事にしたマサチューセッツ工科大の教授を思い出す。人の「心」を持つ人工知能を研究し、「人間を超えるものを!」をスローガンにしていた。
) |1 L$ X6 V7 k \" u* \ 因为这次机器的得胜,美国媒体围绕着人工智能的话题闹得沸沸扬扬。我想起曾经报道过的马萨诸塞工科大学的教授。他们正在研究拥有人的“心”的机器人,还打出了“造出超越人类的机器人!”的口号。
& I- C4 [1 r( K: b& ~ g. R ワトソンは毎秒80兆回の計算をする。目もくらむ能力に「心」が結びつくとき、一体何が起きるのだろう。百ケンさんの師、夏目漱石が古く「人間の不安は科学の発展から来る」と書いたのは、さすがの洞察と言うべきか。( N3 E7 a( D2 L. q
沃森每秒能运算80兆次。让人瞠目结舌的能力再加上心的话,到底会有怎么样的情形发生呢?百间先生的导师,夏目漱石很早就写道:“人类的不安来自科学的发展”,真不愧是洞察啊。
7 d1 ~# O2 }+ H/ m8 m) X/ N8 c 「進んで止(とど)まる事を知らない科学は、かつて我々に止まる事を許して呉(く)れた事がない」と漱石の筆は続く。今世紀半ばには人工知能が人に代わって知的労働をこなす予測もある。面白さの後を、怖さがついてくる。 ' C3 s2 \: \; F8 I8 r( w" \
“一直前行永不停歇的科学,从来没有允许我们停下来过。”漱石接下来这样写道。甚至有人预测,到本世纪中叶,机器人将会代替人类从事脑力劳动。有趣之处背面,潜伏着恐怖。 |
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